中学校スピーキングテスト(ESAT-J)について
こんにちは!
「学研の家庭教師」東京エリア担当の渕上です!
東京都の都立高校入試において、今年度から「中学校スピーキングテスト(ESAT-J)」が導入されます。このテストは採点の公平さなどから、まだまだ反対意見もあったりしますが、英語4技能のうち、「話すこと」の能力を明らかにすることを目的としたテストです。
具体的にESAT-Jがどんなものか、また都立入試においてどのような影響があるかというと
- ・都内の公立中学校3年の全生徒対象
- ・今年度は11月27日を実施日、12月18日を予備日として設定
- ・テスト結果は、中学校がA~Fの6段階評価をつけ、調査書に記載
- ・「A」20点、「B」16点、「C」12点、「D」8点、「E」4点、「F」0点の得点を、例えば、第一次募集及び分割前期募集において、今までの学力検査700点+調査書300点の合計1,000点に加え、総得点1020点で合否を判定
どうでしょうか。
1020点中20点となると、影響があるような無いような…
様々な意見があると思いますが、個人的な意見としては、良い試みだと思っています。
その理由の1つは、スピーキングテストの内容です。
現時点でのテスト形式は以下の様になっています。
- パートA:英文読解
- パートB:質疑応答
- パートC:ストーリー説明
- パートD:意見発表
これを見て、気付いた人も居るかと思います。
そう、英検3級以上の2次面接にとても似ているのではないでしょうか。
とすると、今まで英語検定という外部テストを受け、検定に合格した人のみ一部の入試に加点されていたりしたことが、ほぼ全員必須で得点化されるので、英検を様々な理由によって受けられなかった人も、このテストで良い成績が残せれば、都立入試において有利になる可能性があることになります。今までの勉強の成果を出すチャンスが増える、という考え方もできますよね!
この様な取り組みは、まだまだ精査は必要かもしれませんが、全国的にもこの動きは広がっていくのではないでしょうか。
ということで、現時点でのESAT-Jの対策としては、英検2次面接の過去問や教材を使用して勉強することをお勧めします!
また、新しい情報が発表されましたら、皆さんにお知らせいたします!
キャンペーン情報
お問合せ・資料請求はこちら
御見積、資料のご送付、家庭教師に関する
ご相談やご質問をご希望の方
お急ぎの方はお電話でご相談いただけますと、その場で疑問やご相談にお答えし、体験授業・カウンセリングの申し込みも可能です。
お電話でお子様に合わせた学習プランの料金を無料でお見積りしております。お気軽にお問合せください。