共同担任制という独自の制度を用いて、年齢、性別、担当科目の違う6人の教諭が受け持つことで生徒を多角的にサポートすることを実現している学校です。
今回は、光塩女子学院中等科の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
光塩女子学院中等科の特徴

名称 | 光塩女子学院中等科 |
旧名称 | 光塩高等女学校 |
所在地 | 〒166-0003 東京都杉並区高円寺2丁目33-28 |
最寄り駅 | JR高円寺駅南口より徒歩12分東京メトロ東高円寺駅より徒歩7分東京メトロ新高円寺駅より10分 |
設立 | 1931年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 無し |
上履き | 必要なし |
出身有名人 | 菊間千乃(弁護士・元アナウンサー)大杉君枝(元アナウンサー) |
夏に山荘生活という独自カリキュラムがある光塩女子学院中等科。ここで生徒たちは共同生活の基礎を学び、助け合いの精神を育てます。この他にも合唱コンクールや体育祭など協調性を重視する行事が多い印象があります。
参照:https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/access/
光塩女子学院中等科のその他の特徴について
「友のために命を捨てること これ以上に大きな愛はない」という言葉を重視した教育を行っています。そのため、学校行事は学友と協力して取り組むものが多く、協調性や集団行動の精神が大いに育まれるでしょう。
参照:https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/about/philosophy/
光塩女子学院中等科の偏差値レベル

光塩女子学院中等科の偏差値 | |
光塩女子学院中等科 | 46 |
偏差値が近い学校 | |
宝仙学園中学校共学部理数インター | 46 |
明治学院中学校 | 46 |
光塩女子学院中等科は中堅校に位置づけられる学校です。 偏差値の近い学校は宝仙学園中学校共学部理数インターと明治学院中学校が挙げられます。
参照:https://www.study1.jp/kanto/list/deviation.html
光塩女子学院中等科の入試対策

国語の傾向と対策について
光塩女子学院中等科の国語は、試験時間50分で大問2題が出題され、満点は100点です。出題内容としては、説明文や物語文などの長文読解が中心です。文章を正確に読み取る力が求められ、それを基にした表現力が重要です。特に、選択式の問題だけでなく、100字程度で自分の意見を述べる記述問題や作文形式の問題も多く見られるため、要点を簡潔にまとめる練習が必要です。
長文読解では、文章をしっかり読み込み、要点をつかむ力を養いましょう。記述問題に対しては、簡潔に自分の考えを伝える練習を繰り返し行い、言いたいことを無駄なく表現できるようにしておくことが大切です。また、作文問題では、意見を論理的に組み立てる力を高めるために、過去問や問題集を使って実践的に練習することが効果的です。
算数の傾向と対策について
光塩女子学院中等科の算数は、試験時間50分で大問5題が出題され、満点は100点です。大問1では基本的な四則演算が出題されるため、計算ミスを避けるために慎重に解き、確実に得点を積み上げることが求められます。1行の文章問題では、解法を整理しながら正確に計算する力が試されます。後半では、図形の面積などを求める問題が多く出題されるため、類似問題を繰り返し解き、どんな問題にも対応できるようにしておきましょう。また、速さの問題のような複雑な問題では、問題文をしっかり読み、状況を理解して落ち着いて解くことが大切です。
計算問題が確実に解けるように日々の練習を重ね、計算ミスを防ぐために見直しを習慣化しましょう。1行問題では、解法の手順を頭の中で整理し、必要な情報を逃さずに計算する力を養います。図形問題や速さの問題に対しては、同じタイプの問題を繰り返し解いて慣れ、問題の理解力を深めることが重要です。
理科の傾向と対策について
光塩女子学院中等科の理科は、試験時間50分で大問3題が出題され、満点は50点です。生物、物理、化学の3分野から均等に問題が出題されるため、各分野の基礎知識をしっかりと身につけておくことが重要です。中には、特定の分野でより詳細な知識が必要となる問題もあります。細かい部分の理由や仕組みを理解し、練習問題を繰り返し解くことで、知識を深めておきましょう。選択問題に加えて記述問題も出題されるため、過去問をしっかり振り返り、時間配分を考えながら解答することが求められます。
理科の全分野にわたって基礎的な知識を確実に理解し、特に細かい部分の理由や仕組みを把握することが大切です。練習問題を多くこなし、各分野に対する知識を深めていきましょう。過去問を使って記述問題にも慣れ、時間配分を意識しながら解くことが合格へのポイントとなります。
社会の傾向と対策について
光塩女子学院中等科の社会は、試験時間50分で総合問題が出題され、満点は50点です。試験では幅広い分野から総合的に出題されるため、各分野の知識を広くカバーすることが必要です。特に、歴史と地理の分野からの出題が多いため、これらの分野に関する詳細な知識をしっかり覚えておくことが求められます。歴史上の人物や出来事の名称を漢字で答える問題や、自分の言葉で説明する記述問題もあるため、内容を深く理解し、練習問題を解くことが効果的です。
社会の試験では、歴史と地理に関する知識を確実に身につけることが大切です。特に、重要な人物や出来事の名称、そしてその背景を理解しておくことが重要です。また、記述問題に対応するため、自分の言葉で要点を簡潔にまとめる練習をしておきましょう。練習問題を繰り返し解くことで、自信のない部分を補い、試験に備えることができます。
参照:https://www.tomonokai.net/chuju/koen/
光塩女子学院中等科の入学後にかかる費用について

入学手続時納入金 350,000円(うち入学金:300,000円)
授業料(年額) 480,000円
施設設備費(年額) 50,000円
上記以外の学則による納入金(年額) 146,000円
その他(年額) 239,300円
※ 初年度納入金合計は参考です。
※ その他は、積立金、制服などの金額です。
参照:https://www.nichinoken.co.jp/np5/schoolinfo/sw/exam.php?shl_code=215
光塩女子学院中等科の良い口コミと悪い口コミ

良い口コミ
まずは、光塩女子学院中等科の良い口コミを紹介します。
共同担任制が私にはすごく合っていて、毎日がとても楽しいです!私みたいに合う人にはほんとに大好きになれる学校です!ただ普通の中高生活(部活や行事)がしたい人は他の学校に行ってください、、担任が1学年6人ほどいるので推しの先生がいるひともいます!ちなみに私もいます!
対外的なアピールが苦手な学校なので目立ちませんし、今風の自由・自主性重視型でもないので人気も下落傾向。だからこそ、長い歴史を通じて、芯の通った教育をしてくださる、この学校の地味な美しさに惹かれる親子には本当にお勧めです。
悪い口コミ
次に、光塩女子学院中等科の悪い口コミを紹介します。
青春に憧れているなら来ないほうがいいです。部活も適当だし、文化祭や親睦会も適当。おまけに制服もださいのでおすすめはしない。楽しい学校生活を送りたいならぜっっっっっったいに別の学校に行ったほうが得!
制服も可愛くない。校則はこの時代に合わないぐらい厳しいし結局破っているから意味が無いと思う。
前髪の長さが決められていないだけマシだと思って生活している。
良いコメントの半面、制服や校則に関する不満がいくつか見受けられました。ただし、生活面や精神面での先生方のサポートは手厚い環境だと思いますので、「学校行事に行く」「学校見学に行く」など、実際に自分の目で見て感じることが大切です。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/7776/
まとめ
今回は光塩女子学院中等科についてのご紹介となりましたがいかがでしたでしょうか。入試難易度は中堅レベルですので、しっかり対策して挑戦してみてください。先生からの生活面や学習面でのサポートも手厚いので大学受験にむけてしっかり頑張って行きたい生徒にもお勧めです。