女子校であり一般的な中高一貫校と同じく、5年間で中高の全課程を履修するが、最後の1年間については昭和女子大学の授業を受けることができる五修生の制度が存在する昭和女子大学附属昭和中学校。
今回は、昭和女子大学附属昭和中学校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
昭和女子大学附属昭和中学校の特徴

名称 | 昭和女子大学附属昭和中学校 |
旧名称 | 日本女子高等学院 |
所在地 | 〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57 |
最寄り駅 | 東急田園都市線(半蔵門線直通)「三軒茶屋」駅下車 徒歩7分 |
設立 | 1920年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | あり |
上履き | 無し |
出身有名人 | 壇蜜(タレント)音くり寿(俳優) |
世界とつながる、社会とつながる昭和のグローバル教育「TheBoston Mission」という3年間の⻑期グローバル体験プログラムをはじめ、世界各国に22 校もの提携校・協⼒校があり、全員もしくは希望者が⻑・短期の留学や海外研修、ホームステイ等を実践できます。
昭和女子大学附属昭和中学校のコースの特徴について
一人ひとりの個性と可能性を伸ばすキャリア教育と日本と世界で活躍するグローバル教育で、未来を担う女性を育成することを教育目標として掲げています。
昭和女子大学附属昭和中学校の偏差値レベル

昭和女子大学附属昭和中学校の偏差値 | |
昭和女子大学附属昭和中学校 | 52 |
偏差値が近い学校 | |
関東学院中学校 | 52 |
日本女子大学附属中学校 | 53 |
昭和女子大学附属昭和中学校は中堅校に位置づけられる学校です。 偏差値の近い学校は関東学院中学校と日本女子大学附属中学校が挙げられます。
昭和女子大学附属昭和中学校の入試対策

昭和女子大学附属昭和中学校の入試対策についてまとめます。
ここでは主要4科目の傾向・対策方法をご紹介します。
入学試験では傾向と対策も大事ですが、それ以上に考える力、それを支える幅広い知識と学力が大きな鍵となると言われています。
国語の傾向と対策について
国語は、試験時間50分で大問3題が出題され、満点は100点です。
知識問題は、独立した大問として、漢字や語彙の理解を試す問題が出題されます。また読解問題は与えられた文章の内容を正確に理解し、分析する力が必要となり、最後には100字程度の自由記述で、表現力が求められます。文章の読み取り能力と言葉の知識の両方をバランス良く出題しています。特徴的な問題も多いため過去問を解き、問題傾向や出題形式に慣れておくことが大切です。
算数の傾向と対策について
算数は、試験時間50分で大問6題が出題され、満点は100点です。
基礎的な問題から応用問題まで幅広く出題されます。途中式が必須となるので普段から過程をノートに書くようにしましょう。応用問題は解くのに工夫が必要な問題はありますが、基礎的な内容を理解していれば問題なくとけます。過去問の反復練習をおこない問題傾向や出題形式に慣れておくことが大切です。
理科の傾向と対策について
理科は、試験時間50分で大問5題が出題され、満点は50点です。
基本的な知識や思考力が問われます。出題範囲は広いものの、難易度は比較的高くないです。近年は、会話形式や小問集合題なども出題されてます。出題傾向を見ると、基礎知識に重点を置いた問題が多く出題されるため、理科の基本的な知識が求められます。繰り返し問題を解くことで、基礎知識を確実に身につけることが大切です。
社会の傾向と対策について
社会は、試験時間50分で大問5題が出題され、満点は50点です。
地理は地図や表を見ながら答える問題がよく出題されます。また世界と日本の関係についての設問もよく見られます。歴史はあるテーマの文章に沿って答える形式です。政治は、経済、国際関係から出題されることもあります。基礎知識を問う問題が多く、難易度は比較的低めですので回答する時はケアレスミスに気をつけましょう。
昭和女子大学附属昭和中学校の受験を検討中の方へ
また、こうした対策は昭和女子大学附属昭和中学校の受験指導に強い講師に教えてもらうことが、最大の近道です。詳しくはこちらをご覧ください。
昭和女子大学附属昭和中学校の入学後にかかる費用について

昭和女子大学附属昭和中学校の入学後にかかる費用についてご説明いたします。
受験料 20,000円
入学金 250,000円
授業料(年額) 517,200円
その他 (年額)524,000 円
※ その他は、教材費、施設設備金などの金額です。
昭和女子大学附属昭和中学校の良い口コミと悪い口コミ

昭和女子大学附属昭和中学校の口コミをご紹介します。
良い口コミ
まずは、昭和女子大学附属昭和中学校の良い口コミを紹介します。
娘は毎日楽しそうに登校して、笑顔で帰宅しています。幼かった娘が、逞しく育っていく姿を見ながら、この学校で良かったと思っております。生徒思いの先生と、一生付き合っていく仲間と出会い成長する姿に毎日感謝しています。
学習サポートは物凄く良いです。昭和は何よりテストと課題が異様に多いです。何か教科の小テストが3週間に1回以上はある印象ですし、校内漢検、VSTというテストが年に何回も実施されます。ですが、勉強をきちんとすれば100点取れるものがほとんどですのでみんな頑張っている印象です。
長期休みには強制の補習、また任意の特別授業も実施されます。休み時間に職員室に行って質問している生徒も多く見かけます。
また、英検漢検数検なので検定を年に1度全員必須で受けさせられますので高校2年生までには皆2級以上は取っている印象です。
悪い口コミ
次に、昭和女子大学附属昭和中学校の悪い口コミを紹介します。
校則はどちらかというと厳しめな方だと思います。例えばスカート膝下(中学生のみ)や、事あるごとに届け出を提出しなくてはならないなど。
髪が方に付いたら結ぶ、寄り道はできない、スカートは膝下(ちょっと膝上でも注意はされない)、スマホはロッカーの中、カバン靴下コート指定、キーホルダーはひとつまで、バイト禁止、自分たちだけでカラオケや繁華街に行くの禁止(休みの日)などなど……
良いコメントの半面、制服や校則に関する不満がいくつか見受けられました。ただし、生活面や勉強面での先生方のサポートは手厚い環境だと思いますので、「学校行事に行く」「学校見学に行く」など、実際に自分の目で見て感じることが大切です
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/7684/
まとめ
今回は昭和女子大学附属昭和中学校についてのご紹介となりましたがいかがでしたでしょうか。入試難易度は中堅レベルですので、しっかり対策して挑戦してみてください。先生からの生活面や学習面でのサポートも手厚いので大学受験にむけてしっかり頑張って行きたい生徒にもお勧めです。