全ての行事を生徒主体で行うなど、国際社会で活躍できる女性の輩出を目指している東京女学館中学校
今回は、東京女学館中学校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
東京女学館中学校の特徴

名称 | 東京女学館中学校 |
旧名称 | 東京女学館 |
所在地 | 東京都渋谷区広尾3-7-16 |
最寄り駅 | 渋谷駅からバス約13分 |
設立 | 1888年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 有り |
上履き | 無し |
出身有名人 | あびる優(タレント)小野塚愛美(アナウンサー) |
東京女学館中学校のインクルーシブリーダーシップ教育は、1つの課題を皆で共有し、それぞれが”主体的な視点”をもって解決する包括的な力を育成する教育です。
東京女学館中学校のその他の特徴について
東京女学館の考えるインクルーシブリーダーシップとは、1人のリーダーが牽引するのではなく、各々が主体的に課題を共有し、協働しながら課題解決に向けて集団全体を高めていく力です。それは、どこにあっても人と人との関係を豊かに結び合わせ、相互の信頼をもとにしてよりよい社会を作り上げていく基礎となります。
東京女学館中学校の偏差値レベル

東京女学館中学校の偏差値 | |
東京女学館中学校 | 58 |
偏差値が近い学校 | |
成蹊中学校 | 58 |
芝国際中学校 | 58 |
偏差値は60弱となっており、同偏差値帯には成蹊中学校や芝国際中学校などが挙げられます。
東京女学館中学校の入試対策

入試問題は時間配分が合格の肝であり、特に算数や国語などの主要科目では制限時間内に全問を解くのが非常に難しいのが現状です。また、問題の中には論理的な思考力を必要とするものも含まれているため、計画的な準備と対策が成功への鍵となります。
国語の傾向と対策について
東京女学館中学校の国語は、試験時間が50分で大問3題という形式です。(100点満点)
過去問の傾向として物語文・説明文・漢字書き取り問題が各1題ずつ出題されます。例年書き抜き問題が多く、登場人物の心情やその理由を問う問題が出題されます。答えの根拠となる箇所を、傍線部から少し離れている部分まで読み込むなど、問題文を正確に読み取ることが求められます。何について問われているのかを設問文を読んでしっかりと把握し、整理しながら読みましょう。
また、文章量はあまり多くありませんが、内容把握に少し時間がかかるため、時間に余裕がないということも東京女学館中学校の国語の特徴です。問題文ではなく、設問文から読み始めるなど工夫をしながら読むことをオススメします。問題集、過去問、テキストを活用して対策を行いましょう。
算数の傾向と対策について
東京女学館中学校の算数は、試験時間が50分で大問7題前後という形式です。(100点満点)
過去問の傾向として前半が計算問題、後半が小問・応用問題という構成になっています。計算問題は、設問数は多いですが、難易度は標準レベルの問題となっています。そのため、速く正確に解く能力が求められます。時間配分を考えると、後半の応用問題に時間を残しておきたいため、可能な限り素早く解き終えたい所です。テキストや過去問の演習量を増やすなど、対策を行いましょう。
応用問題は、近年では「図形問題」が頻出です。特に相似が出題されます。相似では、難問が多く、多くのお子様が問題に一切手をつけないまま失点してしまいます。しかし、補助線を引いたり、見方を一度変えて考えてみると解くことが可能な問題がほとんどです。答え合わせの際に、別解などの解説もしっかりと読み、お子様の引き出しを増やしましょう。そのため、問題集を選ぶ際には解説の量が多いものをできるだけ買うようにしましょう。また、東京女学館中学校の算数は、例年出題傾向が変化しないため、過去問を多く解いて対策をしましょう。
理科の傾向と対策について
東京女学館中学校の理科は、試験時間が30分で大問3題前後という形式です。(50点満点)
過去問の傾向として特に「化学」「生物」分野からの出題が多く、全体の6~7割を占めています。そのため、東京女学館中学校合格に向けて「化学」「生物」を優先的に対策しましょう。問題自体は基礎知識で解くことが可能な問題がほとんどです。そのため、教科書、テキスト、過去問などで基礎知識を固めることが、合格への近道です。
また、問題は知識を単に問う問題はあまり出題されません。資料や実験から分かることを問う問題など、受験生に考えさせる問題が毎年出題されます。問題文や持っている知識からヒントを見つけると解くことが可能ですので、諦めずに解答を導きましょう。
社会の傾向と対策について
東京女学館中学校の社会は、試験時間が30分で大問4題前後という形式です。(50点満点)
過去問の傾向として試験時間30分に対し、問題数が40問前後出題されているため、問題を解き切るのにスピードが必要です。そのため、他校の受験問題と比べて一層の知識の定着が必要です。反復して教科書やテキストで対策をしましょう。東京女学館中学校の社会の特徴として、地理・歴史・公民の3分野全てから出題される総合問題が出題されます。総合問題は、資料や近年起きた出来事に絡んだ内容を中心に出題されます。
そのため、資料対策・時事問題対策が不可欠です。資料対策は、解答の根拠が問題文に載っていることが多いです。そのため、問題文からヒントを導き、そのヒントをいかに自分の知識と結び付けられるかがカギとなります。日頃から問題演習を重ね、解答を導き出すプロセスを確認しておきましょう。また、近年の傾向として、時事問題は国際関係の問題が多く出題される傾向にあります。そのため、ニュースや新聞などで、日本だけでなく世界情勢にも目を向けるようにしましょう。
東京女学館中学校の受験を検討中の方へ
また、こうした対策は東京女学館中学校の受験指導に強い講師に教えてもらうことが、最大の近道です。詳しくはこちらをご覧ください。
東京女学館中学校の入学後にかかる費用について

年間で140万前後の費用が必要となります。
費用について
初年度納入金合計(参考):1,461,000円
入学金:290,000円
施設費:160,000円
授業料:618,000円/年
給食費:131,000円/年
施設運営費:96,000円/年
宿泊旅行積立金:60,000/年
リボンの会会費:4,000円/年
文集費:3,000円/年
新聞費:3,000円/年
教材費:70,000円/年
地震対策費:1,000円/年
遠足見学費:25,000円/年
また、入学手続後、寄付募金趣意書(1口25万円、1口以上)を渡されます。
東京女学館中学校の良い口コミと悪い口コミ

施設や講座に対する評価が高く、生徒がのびのびと生活できているという旨の口コミが多い印象です。
良い口コミ
入学してとても良かったと思える学校です。小学部からの子も、とてもいい子ばかりで、すぐに仲良くなれます。中学から高校と6年間過ごす環境は、友人にも先生にも恵まれている、とても良い学校だと思います。授業料内で受講できる講座がたくさん用意されており、試験前に希望者申込の対策講座など、学校がきちんと考えてくれていると思います。クラブ活動は皆どこかに所属する決まりがあります。私はスポーツ系の部活に入っており、先輩方も優しくとても楽しいです。文化系部活も友人が楽しいと話しているのを聞きます。
色々めんどくさいとこもあるけどまあまあ緩いし学校に行きたくないと思うほど嫌なことはないです!いろんな子がいて楽しい!食堂が他の学校より遥かに美味しい。パンもいろんな種類が売っている。体育館は3つあり、理科室家庭科室は複数個あってすごい方だと思う
悪い口コミ
先生が理不尽で、たまに変なことを言ってきます。伝統大好き学校で、うざいです。あと目を閉じて黙る黙想というものを毎朝やらされます。不快です。
めっちゃ厳しい。スマホ禁止、ネイルピアス禁止、スカートの丈膝下、肩に髪の毛がついたら結ぶ、メイク禁止、寄り道禁止、バイト禁止、お菓子持ち込み禁止などです。でもこれはお嬢様学校だったら普通なのかもしれませんが、意味がわからない校則もあります。例えば、スカートの吊りをつける、キーホルダー1個まで、キーホルダーの大きさ生徒手帳のサイズまで、冬にマフラーをつける時などはコートの中にマフラーをしまうなどなどです。うまく先生の目を掻い潜って破る人もいますが目をつけられたら最後毎日先生に注意される日々です。
このような意見が寄せられていました。このような口コミを参考にすることは大切ですが、それだけに頼るのは避けるべきです。口コミは他人の意見や経験に基づいており、必ずしも自分のお子様に当てはまるとは限りません。実際のところ、学校との相性や雰囲気を確かめるためには、口コミだけでは不十分です。そこで、実際に足を運んで「学校行事を見に行く」や「学校見学に行く」ことが重要になります。
これらの活動を通して、子どもがその学校でどのように感じるか、自分の目で確かめることができます。教師や生徒の様子、授業の進め方、学校全体の雰囲気などを直接観察することで、より正確な判断ができるようになります。また、子ども自身が学校を訪れることで、自分がその環境に馴染めそうかどうかを感じ取ることができるでしょう。
結局のところ、学校選びは親の直感と子どもの感覚が最も大切です。口コミは1つの参考情報として活用しつつ、実際の体験を重視する姿勢が、最適な学校選びにつながると言えるでしょう。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/7740/
まとめ
学習環境や施設についての評価が高く、伝統ある学校です。「インクルーシブリーダーシップ」等の取り組みや、北米で応用される「Language Arts(言語技術)」を元にした独自のカリキュラムがある国際学級等が特徴です。「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」を体現している学校といえるでしょう。