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【最新版】東京都立西高等学校の特徴って?偏差値や入試情報まで徹底解説!

【最新版】東京都立西高等学校の特徴って?偏差値や入試情報まで徹底解説! 学校情報

アメリカンフットボール部が有名な都内の進学校である都立西高校。
今回は、都立西高校の校風、偏差レベル、入試情報、進学実績など詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてくださいね。

東京都立西高等学校の特徴

名称東京都立西高等学校
旧名称東京府立第十中學校
所在地東京都杉並区宮前4-21-32
最寄り駅京王井の頭線 久我山駅から徒歩10分
設立1937年
課程全日制
設置学科普通科
プール設置有り
上履き有り
出身有名人中田有紀(セントフォース)
土井敏之(TBSアナウンサー)

教育理念やその学校の歴史、校風、力を入れている授業、学校行事などの特徴について

教育理念は「文武二道」「自主自立」。
創立80年を超える伝統校、DX時代へ向けたタブレットPC授業やオンライン英会話を導入。
東京都教育委員会から、「進学指導重点校」「東京グローバル10」「理数研究校」「Society5.0研究校」の様々な評価を受ける教育体制。
50を超える部・同好会・サークル。有名なアメリカンフットボールを皮切りに様々な実績を残している部活が多いです。
また東京都内の高校、特に都立では非常に珍しく校内に食堂があります。
あらゆるタイプの生徒がいて、学校側も無理に生徒を学校の色に染めようとしない方針です。
そのため、「どんな生徒にも居場所がある」という伝統があります。

東京都立西高等学校の普通科の特徴について

「授業で勝負」を合言葉にした質の高い授業が特徴です。

・基礎、基本を重視した質の高い授業
平日7時間指導を週3回実施。文系理系問わず多くの科目を学ぶことを重視しています。
自分で考える、疑問を大切にするというコンセプトの授業です。

・教養教育主義に基づく指導
年25冊の読書を続ける指導や、卒業生による訪問講座、各種講演会の実施があります。

・学習支援
土曜特別講座、夏期講習、日々の補習や添削の学習支援が充実しています。

・教育環境
進路室では赤本が自由に見られ、共通テストへの支援システムもあります。

東京都立西高等学校の進学実績

国立大学進学  ※()内数字はうち現役合格者数
東京大学43名(16名)
京都大学36名(13名)
一橋大学32名(13名)
北海道大学22名(7名)
参照元:東京都立西高等学校 – 進路状況
私立大学進学  ※()内数字はうち現役合格者数
早稲田大学270名(98名)
慶應義塾大学160名(56名)
明治大学243名(82名)
東京理科大学179名(57名)
参照元:東京都立西高等学校 – 進路状況

国公立なら東京大学と京都大学、私立なら早稲田大学と慶応義塾大学を筆頭に数々の名門校への進学実績がある学校です。
特に東日本における京大合格者NO.1に何度も輝いているのが西高です。
東大志向の強い日比谷高校に比べて、生徒の志望傾向が多様なのもこの高校の特徴の一つです。

東京都立西高等学校の偏差値レベル

東京都立西高等学校学校の偏差値
東京都立西高等学校73
偏差値が近い学校
日比谷高等学校74
国立高等学校73

日比谷・国立と並ぶ「都立御三家」の一角であり、私立国立を含めた偏差値ランキングで東京都10位、東京都公立だけなら2位のトップレベルの学校です。
そのため高校受験の難易度としても最難関のレベルといえます。

東京都立西高等学校の入試情報

都立西高校の入試情報についてお伝えいたします。内容としては応募者・倍率の推移から入試対策までご説明しているので、都立西高校を目指している学生さんまた保護者様はぜひ参考にしてみてください。

2023年度の入試情報

2023年度 入試情報
試験日推薦選抜:1月26日.27日 学力選抜:2月21日
合格発表日推薦選抜:2月2日 学力選抜:3月1日
募集人数推薦選抜 男子:33 女子:30
学力選抜 男子:132 女子:121
試験科目国語 数学 英語 理科 社会

推薦入試は1月26日、27日に実施され、合格発表は2月2日となります。また一般入試は2月21日に実施され、3月1日に合格発表があるスケジュールです。

応募者と倍率の推移 一般/推薦

年度201720182019202020212022
受験者408/252397/236363/227418/210353/245393/236
合格者264/63264/62264/63268/62264/62262/62
倍率1.55/4.001.50/3.811.38/3.601.56/3.391.34/3.951.50/3.81
参照:東京都立高等学校入学者選抜合格発表

年度によって多少変化はありますが、一般試験に関しては約1.5倍、推薦入試は3.5~4倍の倍率となっています。

東京都立西高等学校の入試対策

都立高校は学力テスト、内申点の合計1020点満点で合否が決定します。
換算内申の目標は60点、試験の目標点数は約65点×国数英3科目=195点、約90点×理社2科目=180点、合計375点を目指しましょう。
内申点で高いレベルが求められるため、中学1年生時の定期テストから高い点数を取り続けることが必要です。
国語・数学・英語(リスニングを除く)に関しては独自問題が出題されるため、普段から問題を解くだけではなく、理解する勉強方法が効果的になるでしょう。
また推薦入試は、内申点360点・面接点240点・作文点300点の合計900点満点で評価されます。

英語の傾向と対策について

他の独自入試を実施している学校と違い、長文問題が1問多いことが特徴です。
高い読解力で解いていく必要があるため、長文問題に慣れる対策をしておきましょう。

数学の傾向と対策について

数学は4問で応用レベルまで幅広く出題されます。各大問は難易度の高い小問が含まれているため、時間配分や問題のレベルを把握する力が必要です。対策としては普段のテストから効率を重視して解いていくことが必要です。

国語の傾向と対策について

漢字の読み書きと、物語文と論説文、古典は現代文との融合問題が出題されます。
非常に難易度が高いため、基礎から応用まで幅広くカバーできる知識が必要です。
普段の学習から常に難しい問題を解くトレーニングをすることが有効な対策と言えます。

推薦入試の対策について

・面接対策
西高校のホームページに記載のある「求める生徒像」にマッチしているかが評価の基準となります。
各個人の「過去・現在・未来」についての質問がされるかと思いますので、自己分析を踏まえ原体験のある内容で西高校に求める生徒像だとアピールすることが重要です。

・作文対策
著名人が残した言葉に対しての作文が必要です。
試験時間は50分、字数は600字以内であり、課題となる「言葉」は、学者さんなどが残したものが多いです。
課題の解釈を正しく行い、論理的な文章構成にできるように対策が必要です。

参考資料:https://kokojuken.com/blog/sc-nishi-about/

東京都立西高等学校の入学後にかかる費用について

都立西高校の入学後にかかる費用についてご説明いたします。

授業料について

年間118,800円(月額9,900円)
※ただし、世帯収入910万円未満の家庭は国から同額の助成金が支給されるため実質無料

諸費について

諸費には、積立金、生徒会費、PTA会費があります。積立金:

  • 1年次:80,000円
  • 2年次:60,000円
  • 3年次:20,000円

生徒会費:年額4,000円PTA費:年額4,000円

入学時にかかる費用について

入学考査料:2,200円入学料:5,650円体育着等:約19,000円上履き等:約6,000円教科書:約21,000円

東京都立西高等学校の良い口コミと悪い口コミ

都立西高校についての口コミの例をいくつか紹介していきます。
あくまで口コミなので、参考程度の情報として見ていただければ幸いです。

良い口コミ

生徒は皆精神的に成熟していて、面白い人が多く、男女の仲も良い。教師の指導力は高く、中学校と比べて授業は格段に面白い。毎日が忙しいが、様々な活動や出会いを通じて、学力だけでない人間力が身についたように思える。また、約300ページの西校のバイブル飛翔(毎年生徒により発行)や、運動会で制作されるハリボテのマスコット、浪漫倶楽部をはじめとした様々な団体など西校ならではの怪しさも魅力である。もちろん、運動会の応援団(ダンス)、記念祭、旅行や遠足、宿泊行事、テスト期間中の放課後の談笑などを通して普通の青春も楽しめる。何をしても、全部しても良い最高の環境である。

校庭やタータン、プール、中庭などが今年改修工事を終えたばかりでかなりきれいになっています!体育館も広く、柔道場・剣道場もあります。テニスコートは2面か3面?あります。ハンドコートもあります。特徴的なのは、ピロティという所々にある空間です。そこで有志活動や小さな部活動などが活動しています。また、図書館は蔵書がかなり多いです。特に洋書は都立高校でも屈指の多さです。西高は英語が強く、読書も推進されているので、それに見合った設備があるのでしょう。音楽室はフルオーケストラが入る大きさだそうです。また、各教科2つずつくらい特別教室があり、少人数授業に対応しています。視聴覚ホールは1学年丸々集まって集会ができる他、コンサートなども行われます。各教室にはWi-Fiが完備されています(一部利用制限あり)。積極的にオンライン端末を活用した授業が行われています。

すごくいいです。この学校に入学していなかったら、私の一生はどうなっていたのかと今更ながらしみじみ思っています。その理由としては
①勉強しようと思う環境
②すごく多くて面白い土曜講座等
③部活も行事も全力で取り組める です。

自主的に素晴らしい環境を活かして、有意義に過ごすことができる方には非常に評価が高い印象でした。
続いて悪い口コミを見てみましょう。

悪い口コミ

悪い口コミについては、人によって感じ方は違うので、気になる点は実際自分の目で確認することをオススメしています。

この学校には頭がよく、勉強ができない人のことを少し見下してしまうような生徒もいるように感じます。奇抜なことをする女子は多くみられるが、男子は真面目な生徒が多いため少なく、弾けたいと思っている生徒が通うにはあまりいい学校とは言えません。
自分はそのような理想を描いて当校に入学したので理想と現実とのギャップに戸惑いをかくせません、文化祭のときにだけ校内が異常なまでに盛り上がるため文化祭に行っただけではわかりません。
しかし、真面目に勉強して、部活も両方真剣に取り組みたい生徒にとってはとても勉強する環境が整っており、いいと思います。
しかし遊んで勉強もしてウェイウェイしたい生徒には向いていないと個人的に思うのでそのような理想を持って入るのは控えたほうがいいように思います。

「西高らしさ」や「変人の巣窟」、「西春」という言葉に憧れを抱いているのか、力みすぎて痛々しい人が多く見受けられます。高校生活をそれなりに楽しむ上では内輪ノリも良いと思いますが、本当に賢く愉快な人がいると信じて入学すると後悔するでしょう。年々生徒の性質も変化しており、正直言って進学校らしさはあまり感じられません。生徒同士の「俺は特殊だから」といったマウンティングに疲れてしまうこともあります。

さまざまな個性を尊重する学校であるからこそ、そこが気になるという口コミもありました。

参照:都立西高校

まとめ

今回は都立西高校についてのご紹介となりましたがいかがでしたでしょうか。都立の中でもトップレベルの進学校であり、その教育方針から環境まで高いレベルで整っている高校です。偏差値が高く、難関校ではありますが目指すだけの価値がある学校なので、ぜひ内申点で高得点をとることから頑張って見てください。

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