【最新版】東洋英和女学院中学部の特徴って？偏差値や入試情報まで徹底解説！

”英語の東洋英和”として有名な東洋英和女学院中学部。
今回は、東洋英和女学院中学部の校風、偏差レベル、入試情報、進学実績など詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。

東洋英和女学院中学部の特徴
東洋英和女学院中学部の偏差値レベル
東洋英和女学院中学部の入試対策
東洋英和女学院中学部の入学後にかかる費用について
東洋英和女学院中学部の良い口コミと悪い口コミ
まとめ

東洋英和女学院中学部の特徴

名称	東洋英和女学院中学部
旧名称
所在地	東京都港区六本木5-14-40
最寄り駅	地下鉄「麻布十番」駅から徒歩5分
設立	1884年
課程	全日制
プール設置	無し
上履き	有り
出身有名人	阿川佐和子（タレント）、武内絵美（アナウンサー）、日向薫（女優・元宝塚トップスター）

キリスト教の精神を軸に、神を敬い人に尽くすことを掲げています。140年以上も前の創立当時から、当時としては珍しい西洋人教師による英語教育を実施。現在も国内有名大学だけでなく、海外の大学へ毎年卒業生を輩出しています。勉強だけでなく、先に挙げた人格教育や、留学・海外研修・行事やクラブなどの活動も充実しているのが特徴です。

東洋英和女学院中学部の偏差値レベル

東洋英和女学院中学部の偏差値
東洋英和女学院中学部	61

偏差値が近い学校
立教女学院中学校	62
山脇学園中学校	61

例年国公立・難関私大へコンスタントに卒業生を輩出しているだけあり、高偏差値帯の学校です。伝統校ということもあり人気も高く、コロナ禍以降は特に高倍率が続いています。

東洋英和女学院中学部の入試対策

東洋英和女学院中学部の入試傾向と対策を科目ごとに解説します。

・算数の傾向と対策

東洋英和女学院中学部の算数入試で最大の特徴は、答案用紙がないことです。問題用紙に直接書き込み提出をする形式のため、例年受験生からは「計算に使う余白が少なかった」という声が上がります。受験校の問題に慣れることは受験対策で外せないポイントですが、東洋英和女学院中学部を受験する際は注意しましょう。

大問9〜10問構成で、後半に進むにつれて高難度となる作りです。前半は1問も落とさない気持ちで臨む必要があります。

・国語の傾向と対策

問題構成はここ数年長文1〜2題。漢字・語彙などはそれ単独で大問とならず、長文読解の中で出題されます。国語の合否を分けるのは記述問題です。字数制限がないものが出題されるため、適度な文量を知る訓練が必要となるだけでなく、自分の意見を書く記述が出題されることもあります。自分の意見を文章にする作文力・語彙力などが問われるため、そういった訓練を積むことが重要です。

・理科の傾向と対策

試験時間30分に対し、問題数が20〜25問出題されるため、時間に余裕がありません。ただ、記号選択が中心となるほか出題内容も基本的なものが多いため、いかに失点をせずに問題を解き切ることができるかが合否を分けるポイントです。生物・物理・地学が頻出の範囲となっています。

・社会の傾向と対策

社会も理科と同様、30分の試験時間です。記述問題や作図問題が出題される傾向がある一方で、総問題数は30問前後と多いため、日頃からそういった対策が必要です。合格者平均点は毎年7割前後となっており、制限時間の中できっちり得点していかなければなりません。図やグラフ、データから「なぜそうなるのか」を問われる問題が見られ、普段からこうした思考に慣れるようにしましょう。