横浜国立大学の附属ということで、ユニークなカリキュラムと自由な校風で定評を得る横浜国立大学附属鎌倉中学校。小中一貫校で、教育システム自体も一風変わっている本校ですが、今日はそんな横浜国立大学附属鎌倉中学の情報をまとめていきます。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校の特徴
名称 | 横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校 |
旧名称 | 横浜国立大学教育人間科学部附属中学校 |
所在地 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下三丁目5番10号 |
最寄り駅 | 鎌倉駅 |
設立 | 1947年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 有り |
上履き | 有り |
出身有名人 | 榊原英資氏(経済学者、元大蔵官僚) 白石康次郎氏(海洋冒険家) |
横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校は、鶴岡八幡宮のそばという歴史と自然豊かな環境の中で、生徒一人ひとりの個性と能力を伸ばすことを目指しています。1947年の創立以来、教育研究に力を入れており、新しい教育方法の開発にも積極的に取り組んでいます。少人数制によるきめ細かい指導、そして大学との連携による高度な学習機会が特徴です。また、体育祭や文化祭など、活発な学校行事が多く、生徒たちは自主的に企画運営を行い、協調性を育んでいます。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校の偏差値レベル
横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校の偏差値 | |
横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校 | 52 |
偏差値が近い学校 | |
東京大学教育学部附属中等教育学校 | 58 |
千葉大学教育学部附属中学校 | 59 |
神奈川県の中で中学入試がある中学校の中で、難易度は中盤と言えるでしょう。
附属高校がありませんが、優秀な高等学校への高い進学実績をほこるため、人気の学校と言えます。着実に対策をして合格をつかみ取りましょう。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校の入試対策
算数の傾向と対策について
出題される問題は5問程度で、図形と数の性質の問題が中心となっています。難易度としては標準レベルですが、幅広い分野から問題が出題されるため、基本的な知識をしっかりと定着させ、応用力を養うことが大切です。
図形問題では、面積や体積の求め方、角度の計算、対称移動など、図形に関する様々な知識が問われます。数の性質の問題では、規則性を見つけて数を予測したり、約数や倍数の概念を理解したり、場合の数を数え上げたりする力が求められます。
これらの問題を解くためには、図形や数に関する基本的な知識をしっかりと理解し、問題文を正確に読み解く力、そして論理的に考える力が必要となります。
対策としては、教科書や問題集を繰り返し解き、基本的な計算力を養うとともに、様々なタイプの図形問題に慣れることが重要です。また、数の性質に関する問題では、具体的な数を用いて試行錯誤しながら問題を解く練習をすることで、問題解決能力を向上させることができます。
国語の傾向と対策について
横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉中学校の国語試験は、毎年、説明文と物語文の読解問題が必ず出題されます。 さらに、年度によっては漢字の読み書きや作文の問題が出題されることもあります。
作文問題では、与えられたテーマや条件に基づいて、自分の考えをまとめることが求められます。そのため、日頃から様々なテーマについて自分の意見をまとめる練習や、文章構成の練習をすることが大切です。
また、本校の入試では面接があることも特徴的です。
面接は筆記試験より先に実施されます。グループディスカッションが実施されるケースが多く、他の受験生よりも積極的に発言することが合格の鍵になると言われています。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校の入学後にかかる費用について
費用はどれくらいかかるのか、詳しい内訳を見ていきます。事前に内容をチェックしておきましょう。
初年度納入金(入学手続き+中1終了まで)
受験料:5,000円
入学金:0円
授業料:0円
その他:223,600円
※別に学校指定品代あり。宿泊行事等初年度積立金は上記に含む。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校の良い口コミと悪い口コミ
次に横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校の口コミを確認していきます。
良い口コミ
研究授業が多く、たくさんの方が見学に来られるだけあって、先生方も授業にはかなり力を入れられてるように思います。
内部生も外部生も別け隔てなく一瞬で打ち解けることができ、総じてアットホームで温かい学校といった印象です。
学校が長い時間をかけて育んできたであろう穏やかな風土や雰囲気が素敵です。
教室から見える緑も、自然の中にあることを感じさせてくれますし、秋の紅葉もきっと綺麗なんだろうなと、想像するだけでも嬉しくなります。
先生方も、子供のことを考えようと取り組まれていることが、本当に良くわかります。
先生と生徒も、適切な距離感を持って接することが出来ています。
悪い口コミ
LIFEの時間という総合みたいな教科がありとてもめんどくさいです。
でも生徒はいい子ばかりでとても平和でした。成績はがんばればちゃんと取れます。
合唱ガチ勢で毎週休み時間に合唱練習があり、合唱祭前は全部の休み時間が潰れます。
もっとレベルの高い人がいるのかな?って思ったら案外まじめな考え方を持っていらっしゃって、じぶんにはむいていませんでした。友達と受ける事推奨します。
これを見てるのなら受検を考えていますよね。
普通ではできない体験ができる学校ですので、楽しもうとするか逃げれるように賢くなるかしだいでかわります。中途半端が一番つらい学校です。
教育カリキュラムや学習内容、学校生活や合唱祭に関する口コミが多い印象を受けました。
実際に行事や説明会に足を運んでみて確認することをお勧めします。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/8572/
まとめ
今回は横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校について情報をまとめました。
他の中高一貫校にはない魅力をたくさん秘めている本校への受験をご検討されてみてはいかがでしょうか。