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【最新版】逗子開成中学校の特徴って?偏差値や入試情報まで徹底解説!

【最新版】逗子開成中学校の特徴って?偏差値や入試情報まで徹底解説! 学校情報

逗子開成中学校は、独自の教育方法をもとに時代の先端を切り拓く人材の育成に力を入れている中学校です。
今回は、逗子開成中学校の校風、偏差レベル、入試情報、進学実績など詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。

逗子開成中学校の特徴

名称逗子開成中学校
旧名称私立第二開成学校
所在地〒249-8510 神奈川県逗子市新宿2-5-1
最寄り駅JR ・横須賀線「逗子駅」より徒歩12分
設立1903年4月18日
課程全日制
プール設置無し
上履き有り
出身有名人土田慎(政治家)、hide(ミュージシャン)、吉村明宏(タレント・俳優)

逗子開成中学校は、建学の精神である「開物成務」の理念を基に、時代の先端を切り拓く人材の育成を目指しています。同校では、独自の取り組みとして海洋教育、映像を活用した情操教育、コンピュータ教育、そして国際交流を推進し、生徒たちのリーダーシップやグローバルなコミュニケーション能力を育むことに力を入れています。

逗子開成中学校の授業について

逗子開成中学校では、基礎学力の定着と学び続ける力の向上を目指し、月~金曜日に45分・7限の授業を行い、必要に応じて連続授業も実施しています。中高一貫教育の特性を活かし、6年間を3段階に分けた学習プログラムを展開。加えて、中1・2で基礎学力を定着させ、中3・高1で大学進学への意識を高め、高2・3で受験準備を進める指導方針のもと、授業と家庭学習を通じて教育活動を行っています。またニュージーランド研修旅行やアジア・オーストラリア研究旅行といった複数の海外プログラムや土曜講座や映画鑑賞を用いて情操教育を行っているのも特徴です。

逗子開成中学校の偏差値レベル

逗子開成中学校の偏差値
逗子開成中学校63
偏差値が近い学校
法政大学第二中学校63
鎌倉学園中学校63

神奈川県内トップ1割ほどに入る高い偏差値となっており、偏差値が近い中学校には上記で挙げたほか、中央大学付属横浜中学校など有名校が立ち並び受験難易度の高い学校であるといえます。

逗子開成中学校の入試対策

全教科的に基本的な問題から応用問題まで幅広く出題され、制限時間内に正確に解答することに加え、基礎的な問題でケアレスミスをしないことが重要です。

国語の傾向と対策について

逗子開成中学校の国語は、試験時間50分で大問3題、150点満点の形式で出題されます。構成は読解問題2題と知識問題1題で、選択問題、抜き出し問題、記述問題が含まれています。設問では文脈理解、大意・要旨の把握、語句の意味、指示語の理解など、総合的な国語力が求められます。過去問を活用して多様な設問形式に慣れておくことが重要です。
合格のポイントは記述問題への対応力です。記述問題では、文章中の根拠を正確に見つけ出し、指定された字数内で簡潔にまとめる能力が必要です。日頃から文章を30〜50字程度で要約する練習を積むことで、得点力を高めましょう。

算数の傾向と対策について

逗子開成中学校の算数は、試験時間50分、大問5題、150点満点の形式で実施されます。出題傾向として、前半は計算問題、後半は応用問題が中心です。特に、図形、数の性質、規則性、速さが頻出単元で、図形問題は毎年1~2題が必ず出題される重要な分野です。過去問や問題集を活用し、多くの図形問題に触れて解法パターンを習得することが大切です。
合否の鍵は、後半の応用問題でどれだけ得点できるかにあります。そのため、前半の計算問題は速く正確に解き進め、応用問題に十分な時間を確保する必要があります。計算ミスが多い場合は、計算の過程を確認し、ミスをその場で修正する練習を積むと効果的です。

理科の傾向と対策について

逗子開成中学校の理科は、試験時間40分で大問4題、100点満点の形式で行われます。化学・物理・生物・地学の各分野からバランスよく出題され、頻出単元には「中和反応の濃度」「てんびん」「振り子」「てこ」などがあります。主に基礎知識を問う選択問題や用語記入問題が中心ですが、計算問題の難易度が高い点が特徴です。
合否のポイントは計算問題への対応力です。小数を含む計算や、グラフや表から数値を読み取る問題が多く出題されるため、計算問題に十分な時間を確保することが重要です。そのためには、基礎的な選択問題を速く正確に解く力を身につけておきましょう。過去問演習を活用し、時間配分を考慮した練習を重ねるとともに、計算力やデータを読み取る力を日頃から鍛えることが合格の鍵となります。

社会の傾向と対策について

逗子開成中学校の社会は、試験時間40分で大問1題または大問3題の形式で実施され、100点満点です。出題形式には2つのパターンがあり、地理・歴史・公民を融合した総合問題が1題だけ出題される場合と、それぞれの分野から1題ずつに加え、1~2題の時事問題が含まれる場合があります。いずれの場合も設問数は約50問で、時間に余裕がないため、スピーディーに解く力が求められます。過去問を活用し、両方の形式に慣れておくことが重要です。
総合問題では3,000~4,000字のリード文が与えられ、それに基づいた問題が出題されます。さらに、表やグラフ、地図の読み取り問題も頻出するため、リード文から設問の意図を読み取り、資料を正確に解釈する能力が必要です。また、適語記入問題では漢字指定が多く、出来事や人物名を正確に漢字で書く習慣をつけることが効果的です。
時事問題への対応も鍵となるため、日頃からニュースや新聞に目を通し、社会問題についての知識を深めておきましょう。

逗子開成中学校の入学後にかかる費用について

入学初年度の納入金は約125万円となります。授業料自体は約50万円ほどとなっていますが、その他費用はかかります。またこの金額とは別に中学1年生からニュージーランド研修旅行(中学3年生)の積み立て(予定総額329,000円)などがあります。以下に詳細を記載いたします。

逗子開成中学校の初年度納入金概要

入学金(A):250,000円  
入学金以外の費用(B): 340,000円  
施設設備費:180,000円(入学時)  
教材費・校外活動費:138,000円(年間)  
生徒会入会金:1,000円(入学時) 
生徒会費:5,400円(年間)  
PTA会費:15,600円(年間)  
入学時の校納金合計(A)+(B): 590,000円  
1年間の納入金(C):660,000円(入学時)  
授業料:40,000円 × 12か月 = 480,000円  
維持費:15,000円 × 12か月 = 180,000円  
初年度納入金合計(A)+(B)+(C):1,250,000円 

逗子開成中学校では、初年度の教材費・校外活動費には林間学校や防災頭巾、ライフジャケット代が含まれます。2年生以降の教材費は年間約100,000円前後で、問題集や教材、社会科見学、芸術鑑賞、宿泊行事などに使用されます。また、中学3年生で実施されるニュージーランド研修旅行の積み立て(総額329,000円)も別途必要です。制服や体操服、体育館シューズなどの制定品は別途購入となります。
兄弟で在籍する場合、2人目以降の中学入学金は半額(125,000円)、維持費(年間180,000円)とPTA会費(年間15,600円)は免除されます。高校進学時には、入学金(125,000円)と施設設備費(180,000円)が必要です。納入金は毎月55,000円を銀行引き落としで支払います。

逗子開成中学校の良い口コミと悪い口コミ

熱心な指導体制や親への講演会の実施、自主性を育む教育などから高い口コミ評価を獲得しています。また部活動も盛んなため、高評価の方が多いです。以下に口コミ例を記載いたします。

良い口コミ

環境を生かした教育、熱心な指導体制、活発な部活動やイベント、親への複数回の講演会実施、生徒に対する自主性の尊重、進学実績など、県内では有数の素晴らしい私立校だと思います。

学習だけでなく、スポーツなどの部活動も盛んに行われている。無理なプログラムでないのも良い。

といった意見があげられていました。

悪い口コミ

臭いものには蓋をしろという感じ。生徒の質が高くなっていることに対して、学校や教師側が全く追いついていない。文字通り自称進学校、棚ぼた的にハイレベルの生徒が入ってきたが、それに対する学校の対応が追いついていないようです。この学校をどのような方向に持って行くのか考えないと、少子化の先に潰れてしまうような何のメッセージも感じない学校です。子どもを世界のリーダーにしたい、などという考えを全く持っていない昔からあるものにしがみついている田舎の私立学校です。

学校内に自習するスペースがほとんどありません。また、残念ながら生徒同士が放課後などに校内に残って勉強しようという雰囲気が全くないです。これでは進学校にはなりきれないです。

といった意見も見られました。

このような口コミを参考にすることは大切ですが、それ以上に、自分たちの目で直接見て判断することが何より重要です。他人の意見や評価はあくまで一つの情報に過ぎません。実際に現地を訪れ、雰囲気や環境、先生方の対応などを自分の感覚で確かめることで、より納得のいく選択ができるはずです。

引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/8642/

まとめ

グローバル教育や情操教育など様々な学習に多面的に取り組むとともに、部活動にも積極的で高い水準でバランスのとれた中学校であるといえます。その反面、受験難易度も高いため、低学年の早い段階から堅実な対策をしていくことが重要であるといえます。

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