開智日本橋学園中学校は、東京都中央区に位置する男女共学の私立中高一貫校です。
また、日本国内でも有数のIB認定校であり、世界で通用するコミュニケーション能力や論理的思考力が身に付けられます。
今回は、東京都市大学等々力中学校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
開智日本橋学園中学校の特徴

名称 | 開智日本橋学園中学校 |
旧名称 | 日本橋女学館中学校 |
所在地 | 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目7−6 |
最寄り駅 | JR総武線・都営浅草線「浅草橋駅」から徒歩3分 |
設立 | 1905年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 無し |
上履き | 無し |
出身有名人 | 波瑠/女優 |
開智日本橋学園中学校は、「自分で考え、判断し、主体的に行動する」を合言葉に、世界中の人々や文化を理解・尊敬し、平和で豊かな国際社会の実現に貢献できるリーダーの育成に取り組んでいます。
開智日本橋学園中学校のコースの特徴について
開智日本橋学園中学校は、国際バカロレア機構(IB)のIB認定校であることから、どのコースでも国際バカロレアの理念をもとに、探求学習を中心とした学びを行うことが特徴的です。
全てのコースで学習評価は国際バカロレアの教育に準拠して編成されます。
「グローバル・リーディングコース(GLC)」
すでに英語力が十分にある生徒向けの国内・海外の大学への進学を目指すクラスです。
「デュアルランゲージコース(DLC)」
中学から本格的に英語を勉強するクラスです。国内・海外の大学への進学を目指します。
「リーディングコース(LC)」
国内トップレベルの大学への進学を目指します。アクティブラーニングを主体とした探究型・協働型の授業と確実な知識と学力を育成するクラスです。
開智日本橋学園中学校の偏差値レベル

開智日本橋学園中学校の偏差値 | |
開智日本橋学園中学校 | 65 |
偏差値が近い学校 | |
三田国際学園中学校 | 65 |
広尾学園中学校 | 70 |
開智日本橋学園中学校は都内でも上位の難易度を誇る学校ですが、しっかりとした基礎固めをベースに標準〜応用レベルの問題を徹底することが大変重要です。
開智日本橋学園中学校と同レベル程度の偏差値の学校には、三田国際学園中学校や広尾学園中学校などがあります。
開智日本橋学園中学校の入試対策

開智日本橋学園中学校の入学試験では傾向と対策も大事ですが、それ以上に考える力、それを支える幅広い知識と学力が大きな鍵となると言われています。
国語の傾向と対策について
試験時間は50分、100点満点です。説明文や論説文を読む練習をし、文章から抽出した情報を理解する能力を養うことが必要です。
また、語彙力の強化も重要となるため、日頃から過去問や問題集などを使って、様々なジャンルの文章を読むことが大切です。
算数の傾向と対策について
試験時間は50分、120点満点です。範囲としては四則演算、角度、逆算、面積などの問題が含まれます。解答形式は記述式で、途中式を含む詳細な解答が求められます。
基本的な計算問題の正答率をあげるためにも、普段から問題集などを使って繰り返し学習をしておく必要があります。特に時間がかかる問題は効率的な解法技術が求められるため、過去問を繰り返し解くことで、時間配分に気をつけながら問題形式に慣れておきましょう。
理科の傾向と対策について
試験時間は60分(社会を含む)、50点満点です。各分野からまんべんなく出題される傾向にあります。各分野の基本知識を確実に自分のものにしておくことが大切です。日頃から問題集や過去問を使って様々な形式の問題にも慣れておくことで高得点を狙えるようになります。
また、社会と同じ試験時間となるため、時間配分にも十分に気をつけながら対策を行いましょう。
社会の傾向と対策について
試験時間は60分(理科を含む)、50点満点です。地理、歴史、政治の分野から総合的に出題される傾向にあります。解答形式は、記号選択だけでなく用語記入もあるため漢字間違えなどのケアレスミスには注意しましょう。
出題されるテーマが多岐にわたるため、日頃から問題集や過去問での学習を通じて幅広い知識を確実に蓄えていくことが大切です。
開智日本橋学園中学校の受験を検討中の方へ
また、こうした対策は開智日本橋学園中学校の受験指導に強い講師に教えてもらうことが、最大の近道です。詳しくはこちらをご覧ください。
開智日本橋学園中学校の入学後にかかる費用について

学費等
入学手続時納入金 250,000円
授業料(年額)500,000円
教育充実費 140,000円
国際教育費 60,000円
諸会費
生徒会費 6,000円
保護者会費 6,000円
開智日本橋後援会費 18,000円
学園後援会費 20,000円
生徒積立金
各学年 300,000円前後(予定)
※フィールドワーク等の行事、副教材等に充当するための積立金
その他
・制服等指定用品購入費 190,000円程度
(制服一式、運動着、通学かばん、通学靴等)
・Chromebook 購入費 85,000円程度
(登録作業、保証代、ランニングコスト込み)
・開智日本橋学園高等学校に進学する際、内部進学金250,000円が必要になります。
※詳しくは公式ホームページをご確認ください。
開智日本橋学園中学校の良い口コミと悪い口コミ

開智日本橋学園中学校の口コミをご紹介します。
良い口コミ
IB認定校だけあり生徒が自分たちで考え創り上げていける学校。
ネイティブスピーカーの先生も多く、先生たちはみんな熱心で手厚い学校。
プレゼンテーションが多いのも良い。
校舎は狭いが屋上に運動場がありそこまで気にならない。体育は週に3回あり身体も充分動かせている。
とにかくIBクラスは課題がすごく多く、辛いですが個人的にはその分役立っているとは思います。レポート課題とか発表課題が多いので、英語もかなり伸びますし、将来的には役立つと思います。ただ、一年のときはいきなりレポートを書けって言われてもそもそも何を書けばいいのわからなかったので、辛かったです。2年ぐらいからは段々慣れます。個人的に出されるIB課題が全て大学でやるようなものだと感じます。
悪い口コミ
ロコミを見て参考にすることは大事ですが、鵜呑みにするのはよくありません。子どもと学校の相性を確かめるには「学校行事を見に行く」「学校見学にいく」など、実際自分の目で見て感じることが大切です。
生徒エレベーター使用禁止がかなりきつい。体育館と更衣室が7階にあり、かなり移動が大変。しかもそんなに広くないし、天井もめっちゃ高いわけではない。グラウンドもない。
滑り止めで受ける人も多いと思うが、ここを第一志望にするのは絶対にやめたほうがいい。探求は充実していると思うが、フィールドワークの探求は選択肢が少なく、探求の楽しさを感じられない。
英語の進みの速さがやばいです。
自主学習をしないとしっかりと理解ができません。
幽霊部員がたくさんいる部活もあるし、全体的に部活よりも勉強をとても優先している。ほんとに勉強一筋。
でも中には積極的に活動している部活(文化系など)もあるので部活ごとでかなり違いがあると思われる。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/7493/
まとめ
いかがだったでしょうか。開智日本橋学園中学校は6年間の一貫した教育課程や学習環境の中で、多彩で豊かな教育内容の展開を通じて、個性や創造性の伸長を図ることができる、学びの深い学校と言えそうです。
受験を希望する際には、中高一貫校の共学校という特徴を踏まえた上で総合的に検討されるのが良いかもしれません。