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【最新版】青山学院中等部の特徴って?偏差値や入試情報まで徹底解説!

【最新版】青山学院中等部の特徴って?偏差値や入試情報まで徹底解説! 学校情報

キリスト教信仰に基づく人格教育で有名な中学校である青山学院中等部。
今回は、そんな青山学院中等部の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。

青山学院中等部の特徴

名称私立青山学院中等部
旧名称なし
所在地〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4丁目4-25
最寄り駅渋谷駅より徒歩13分
設立1947年
課程全日制
プール設置無し
上履き有り
出身有名人加藤シゲアキ(アイドル)、小川彩佳(アナウンサー)、高嶋ちさ子(ヴァイオリニスト)

「本校は、青山学院教育方針にもとづいて、ひとりひとりの生徒の人格を育み、その自己実現を支える。また、与えられた自分の力を他者のためにも用い、隣人と共に生きることを喜び、平和な社会に貢献する人間の育成を目指す。」という教育理念を掲げており、特色のある教育を通じて、上記の教育理念の実現に取り組んでいます。教育の特徴は以下の通りです。

青山学院中等部のその他の特徴について

キリスト教の信仰に基づく人格教育が中等部で重視されています。毎日、全校生徒が15分間の礼拝を行う時間が設けられており(2時間目と3時間目の間)、週に1時間の聖書の授業ではキリスト教に関する学びだけでなく、人としての価値観についても学びます。さらに、校内の清掃活動や老人ホームへの訪問など奉仕活動も行われ、クリスマスやイースターなどの宗教行事が中等部生活の重要なイベントです。
教育方針としては、週5日制で31時間の授業を行い、基礎学力の充実を図っています。クラスごとに生徒数を32名で8クラスに分けることで、個別に合わせた教育を行っています。
また、3年生向けの選択授業も特徴の1つで、週2時間の授業で20以上の異なるコースを提供しています。これには、韓国語、ソーシャルイノベーション入門、暗号学、名画の模写など、伝統的な科目にとらわれないユニークな内容も含まれており、生徒は自分の興味や関心に応じて学びを深めていくことが可能です。
これ以外にも青山学院では、幼稚園から大学、大学院に至るまで、一貫してキリスト教信仰に基づく「青山学院教育方針」のもとで教育・研究を行っているため、幼稚園や初等部に入園・入学した生徒のほぼ全員が、上級の学校へと進学します。中等部では、毎年95%以上の生徒が高等部へ内部進学しています。  また、高等部では、青山学院大学に設置されていない学部を持つ他大学へ進学する生徒を除き、約85%が青山学院大学へ内部進学しています。

青山学院中等部の偏差値レベル

青山学院中等部の偏差値
青山学院中等部65
偏差値が近い学校
広尾学園中学校66
世田谷学園中学校66

学校の偏差値は高く、周辺の偏差値帯にも有名校が立ち並びます。

青山学院中等部の入試対策

・入試問題は時間配分が合格の肝であり、特に算数や国語などの主要科目では制限時間内に全問を解くのが非常に難しいのが現状です。また、問題の中には論理的な思考力を必要とするものも含まれているため、計画的な準備と対策が成功への鍵となります。

算数の傾向と対策について
毎年一貫した出題形式を維持しており、およそ14題の大問から構成されています。試験の大半は比較的小規模な問題ですが、最後の2問ほどは複数の小問を含む応用的な問題となっています。
50分という限られた時間の中で、すべての問題を解くことは非常に困難です。そのため、確実に解ける問題を見極め、効率的に得点を重ねる戦略が重要になります。2024年度の結果からも明らかなように、基本的な問題を確実に解答できるかどうかが、得点の明暗を分ける重要な要素となっています。
効果的な対策としては、過去問演習と標準的な問題集による学習が推奨されます。特に、図形問題、数に関する問題(規則性、場合の数、約数、倍数など)、速さの計算といった分野は得点差がつきやすい傾向にあるため、これらを重点的に学習することが合格への近道となるでしょう。

国語の傾向と対策について
長年変わらない一貫した構成で実施されています。試験は大きく5つの大問から成り、第1問が漢字、第2問が詩、そして第3問から第5問までが文章題という配置になっています。
特に注目すべきは、青山学院中等部の特徴的な出題である詩の問題です。2024年度の試験でも出題され、表現技法や読解力、季節感や時間に関する語彙など、多岐にわたる知識が問われました。塾での対策が比較的手薄になりがちな分野であるため、「わかる国語」(旺文社)などの文法書を活用した自主的な学習と、過去問演習が重要になります。
文章題については、物語文、説明文、随筆文など様々なジャンルから出題され、語彙力から記述力まで総合的な国語力が試されます。特筆すべきは、制限時間に対して文章量と設問数が多いという点です。この対策として、日頃からの読書習慣が非常に重要になります。読書量を増やすことで、速読力と精読力の両方が自然と向上していきます。

理科の傾向と対策について
物理・化学・生物・地学の4分野から均等に出題される5つの大問で構成されています。また、時事的な内容も含まれるため、日頃からニュースや新聞に目を通すことが重要です。
物理分野では、計算力と概念理解の両方が求められます。特に、てこ・浮力・振り子・光・電気に関する問題が頻出傾向にあります。2024年度の試験では手回し発電機に関する問題が出題され、単なる計算力だけでなく、原理の理解度によって得点に差がつく結果となりました。
化学分野では、水溶液や気体に関する計算問題が定番となっています。過去問には類似した出題パターンが見られるため、これらを徹底的に復習することが効果的です。基本的な知識の習得も忘れずに行いましょう。
生物・地学分野は、知識を問う問題が中心となっていますが、地学の柱状図のように、単なる暗記では対応できない考察問題も出題されます。そのため、基本的な知識の暗記に加えて、それらの知識を応用できる理解力を養うことが重要です。

社会の傾向と対策について
5〜7の大問で構成され、地理・歴史・時事問題が中心となっています。また、漢字指定の問題も含まれるため、難しい漢字の書き取りも重要な準備項目となります。
地理分野では、地図を用いた学習が特に重要です。2024年度の試験でも証明されたように、地形図の読解力は得点に大きく影響します。統計資料や雨温図の読み取りも頻出のため、過去問を繰り返し解いて実践力を養うことが推奨されます。
歴史分野では、年代順に出来事を並べ替える問題が特徴的です。そのため、重要な年号の暗記は必須となります。また、写真や絵画、史料などの資料を用いた問題も出題されるため、様々な歴史資料に触れておくことが大切です。
公民分野は比較的出題が少ないものの、日本国憲法を含む基本的な内容はしっかりと押さえておく必要があります。
時事問題については、他校と比べて出題頻度が高く、2024年度ではインド首相の名前など、具体的で詳細な知識も問われました。直近の出来事を中心に、過去10年程度の重要な時事問題について理解を深めておくことが求められます。

青山学院中等部の入学後にかかる費用について

・初年度は約160万円がかかります。またそれ以降は1年で110万円前後の費用が必要となるため、卒業までに約380万円がかかる見込みです。また高校へ内部進学される方がほとんどのため、高校へ内部進学される場合の費用も合わせて見ておくとよいでしょう。

1年生2年生3年生
入学金320,000円
授業料570,000円570,000円570,000円
施設設備料362,000円362,000円362,000円
冷暖房料12,000円12,000円12,000円
保険料6,000円6,000円6,000円
後援会費15,000円15,000円15,000円
学友会費9,000円9,000円9,000円
旅行積立金70,000円70,000円60,000円
教材費200,000円40,000円45,000円
卒業積立金55,000円
合計1,564,000円1,084,000円1,134,000円

青山学院中等部の良い口コミと悪い口コミ

・施設と治安のよさやアクセスに対する評価が高く、生徒がのびのびと生活できているという旨の口コミが多い印象です。

良い口コミ

施設も充実しており、立地も抜群、学力レベルも申し分ないです。自由な工法というのもあり生徒は生き生きとし、日々をエンジョイしています。

わりと常識的の範囲以内で校則のゆるい学校だと思う。みんなとてもにぎやかで、青春をだいたいの人は謳歌できる

総合的にみて、学習環境や取り組み方針など最も重要な部分がしっかりしていると思うので、良いと思います。

このような意見が寄せられていました。

悪い口コミ

真面目に勉強したい人が通うような場所ではなかったです。他の方も書かれていましたが、治安が悪いです。

授業中にクラッカーを鳴らしたり平気で歩き回るなどあまりにも態度の悪い生徒が何人かいて、手に負えず先生が泣いてしまったこともありました。

隠ぺい体質が抜けない。いじめにうわべだけしか取り組まない。芸能人関係が多く、ちゃらちゃら感が多い。学費とのコストパフォーマンスが悪い。

 このような意見が寄せられていました。口コミは参考になるが、自分のお子様に合うかどうかはわからないため、頼りすぎるべきではありません。学校との相性や雰囲気を確認するためには、実際に「学校行事を見に行く」や「学校見学」をすることが重要です。これにより、教師や生徒の様子、授業の進行、学校全体の雰囲気を直接観察し、正確な判断ができます。子ども自身も訪れることで、その学校に馴染めるかを感じ取れるでしょう。最終的には、親の直感と子どもの感覚が最も大切で、口コミを参考にしながら実際の体験を重視することが、最適な学校選びにつながります。

引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/7737/

まとめ

施設の充実さや立地・アクセスのよさ、自由な校風もあいまって、学生生活を十分に満喫したいお子様には非常におすすめの学校であるといえます。しかし、知名度の高さや偏差値の高さから合格への道のりは簡単ではなく、綿密な準備が必要となるでしょう。

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