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【現役早稲田生が解説!】早稲田大学文学部の基本情報、入試の傾向と対策

【現役早稲田生が解説!】早稲田大学文学部の基本情報、入試の傾向と対策 大学受験

早稲田大学文学部は、日本の人文学教育と研究の先駆けとして豊かな歴史と実績を誇ります。設立以来、多くの優れた文学者、哲学者、歴史学者を輩出してきました。

今回は早稲田大学文学部の紹介と、各教科の基本情報、進路や受験生の方からよくある質問を、偏差値40から早稲田大学文学部に逆転合格した現役早大生(法学部・2年)が解説します。

早稲田大学文学部の基本情報

早稲田大学文学部の基本情報を解説していきます。
設立:1920年
所在地:〒162-8644 新宿区戸山1-24-1(早稲田大学戸山キャンパス)
アクセス:JR 山手線 高田馬場駅から徒歩20分
     西武新宿線 高田馬場駅から徒歩20分
     東京メトロ 東西線 早稲田駅から徒歩3分
     東京メトロ 副都心線 西早稲田駅から徒歩12分
     都バス 学02 (学バス) 高田馬場駅ー早大正門、馬場下町バス停で停車

学生数:2,885人(全体:38,776人)※2023年5月1日時点
男女比:5:5 ※2023年5月1日時点
学科:文学科
※出典:https://www.waseda.jp/flas/hss/access/https://waseda.app.box.com/s/181q6hd6jwbl1yrs02i5u5p3rtz35yd8  

因みに戸山キャンパスはとても立地が良くて、高田馬場駅からJR 山手線でJR 新宿駅、池袋駅までそれぞれ2駅で着くことが出来ます。他にも東西線で東京駅(大手町駅)まで11分で到着できます。

偏差値と倍率・合格最低点

受験する大学・学部の偏差値や合格最低点は、模試を受ける際や過去問対策をする際の目標値となりますので、対策を始める前に知っておくことはとても重要です。

以下、2024年度のデータを入試方式別に表にまとめましたので、ぜひご覧ください。

一般入試一般入試(英語4技能テスト利用型)一般入試(共通テスト利用型)
偏差値67.567.570.0
倍率7.87.14.6
合格最低点130.484.5147

出典:https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/3190/difficulty/?facultyID=020https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2024/05/2024_3.pdfhttps://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2024/05/kekka_240509.pdf 

それぞれの入試方式で偏差値や倍率等が異なっています。

偏差値は受験生全体の上位約2.3〜4.4%と、かなり高い数字になっています。しかしこれは合格者の50%の偏差値ですので、もし最後まで偏差値が目標に届かなくても、合格できる余地はまだあります。かくいう筆者も、高3の10月に受けた最後の模試は、E判定でした。

合格最低点について、早稲田大学は素点に対して独自の操作を加えることで、選択科目の難易度の差などを調整しているため注意が必要です。詳細は次章で解説しているので、ぜひご覧ください。

合格最低点に関する注意点

大学から公表されている「合格最低点」は素点ではなく、成績標準化後の得点なので過去問等で自己採点をする際は注意してください。

「成績標準化」とは早稲田大学公式によると「科目間の難易度の差による有利・不利をなくすこと、各試験教科の配点ウェイトを合計点に適切に反映することを目的として、標準化等による得点調整を行う」ことをいいます。文学部はこの得点調整を、上記3ついずれの方式でも全科目(英語4技能試験のスコア、共通テストで課される科目は除く)に適用しているので、素点がそのまま試験成績に反映されることはありません。

試験科目の配点・試験時間

ここでは文学部の一般入試における、入試方式ごとの試験科目の配点、試験時間について表にまとめました。

文学部の一般入試は2024年現在、典型的な私大の入試である「一般選抜」以外に二つの方式があります。

一つ目は「英語4技能テスト利用型」で、二つ目は「共通テスト利用型」です。地歴よりも数学や理科の方が得意であれば「共通テスト利用型入試」を受験することがおすすめです。他にも英検準1級レベルの資格を持っている方は、「英語4技能テスト利用型」を受験することがおすすめです。

一般選抜

科目名配点(点)試験時間(分)
外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から一つ選択)
※英語以外は共通テストの得点を利用
7590
国語7590
地歴(日本史、世界史から一つ選択)5060
合計200

特に外国語、国語の配点が大きく占めています。どちらか得意な方の得点を伸ばすと、他の受験生よりも有利になる可能性があります。

英語4技能テスト利用型

科目名配点(点)試験時間(分)
英語4技能テストのスコア
国語7590
地歴(日本史、世界史から一つ選択)5060
合計125

この入試方式は英語の個別試験を行わないので、実質的に二教科入試であることが特徴です。
地歴と比べて国語の配点が1.5倍も高いため、国語を中心に対策しましょう。

共通テスト利用型

この方式は「共通テストの得点」と「個別試験」の両方を行います。つまり、国公立大学のように、一次試験と二次試験を別々に行うことになります。

科目名配点(点)試験時間(分)
共通テスト※以下の科目から一教科選択
「地歴」(地理B)、「公民」(現社・倫理・政経・「倫理・政経」から一つ)、「数学」(数ⅠA・数ⅡBから一つ)「理科」(物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎・物理・化学・生物・地学。「基礎」から2つまたは「発展」から一つ)
50
個別試験外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から一つ選択)
※英語以外は共通テストの得点を利用
7590
国語7590
合計200

特に数学が得意な方はこの方式がおすすめです。しかし国語、英語の偏差値が他の方式よりも高いため、これら二教科についてより入念な対策が必要となります。

各教科の基本情報

志望校の合格を目指すにあたって、本番で解答することになる試験問題の傾向と対策を知ることはとても重要です。

ここでは大学で独自に試験が行われる英語、国語、社会の基本情報、「英語4技能テストのスコア」の扱われ方を解説します。英語以外の外国語、その他共通テストで課される科目に関しては、この記事では掲載しません。

英語(「一般選抜」のみ)

ここでは英語の基本情報を解説します。

年度によって多少変化しますが、例年以下の出題形式で出題されます。
Ⅰ~Ⅲ:長文読解
Ⅳ:会話問題
Ⅴ:自由英作文

英語は多くの大学・学部の入試で一番高い比重を占めており、多くの受験生にとって対策するのに一番時間のかかる科目です。中でも早稲田大学文学部の英語は、他の大学と比べてかなり独特な出題傾向であり、且つ高い難易度を誇っているので、一筋縄ではいきません。

詳細な傾向と対策についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

英語4技能テストのスコア(「一般選抜(英語4技能テスト利用型)」のみ)

「英語4技能テスト」とは、読む(リーディング)、書く(ライティング)、聞く(リスニング)、話す(スピーキング)の4つのスキルを測る試験のことです(出典:https://kblog.benesse.ne.jp/digitalmyvision/shinro/012150/
おそらく一番馴染みがあるのが「実用英語技能検定(英検)」で、他にも「TEAP」や「IELTS (Academic)」、「TOEFL iBT」、「ケンブリッジ英語検定」、「GTEC CBT」等があります。

この「一般入試(英語4技能テスト利用)」とは、上記6つのテストで得点できた、一定の条件を満たしたスコアを提出すれば英語の試験は免除されて、国語、社会の2教科の合計点で合否判定する入試制度です。詳しい条件につきましては公式HPをご覧ください。

もし上智大学を併願するなら「TEAP」を受験することがおすすめです。上智大学で「TEAP利用型」入試を受験して、そのまま早稲田大学文学部の「一般入試(英語4技能テスト利用型)」を受験すると、両方の入試で英語の対策をする必要がなくなります。

国語

ここでは国語の基本情報を解説します。出題形式ですが、例年以下の通りです。

Ⅰ 現代文
Ⅱ 現代文
Ⅲ 古文
Ⅳ 漢文

「国語」は文系科目の中で最も対策のしづらい科目だという人もいます。ですがしっかりと対策をしていけば、得点源になる可能性があります。

詳しい傾向と対策は、こちらの記事をご覧ください。

日本史

日本史の基本情報を解説します。

例年大問が6つあって、古い時代から順番に出題されています。例年小問が45問あって、選択式の問題が6割、記述式の問題が4割出題されます。

日本史はとにかく知識量が求められることから、地道な暗記作業を要する科目です。とりわけ早稲田大学の日本史は、教科書外の範囲から出題されることも多いため、膨大な暗記量が求められます。

詳しい傾向と対策、勉強方法はこちらの記事で解説しています。

世界史

世界史の傾向と対策を紹介します。

2022年度から2024年度にかけて、大問が6〜9つで推移しています。マークシート式と記述式の併用となっています。記述問題では、用語問題に加えて、指定された語句を用いながら、40〜50字程度で出来事を要約する短文記述が出題されています。しかし2020年度、2021年度では短文記述が出題されなかったので、今後もそのようなことがあるかもしれません。

早稲田大学の世界史は、教科書外の範囲から出題されることもあるため、膨大な暗記量が求められる科目です。その上長文論述問題が出題されることでも有名です。

詳しい傾向と解説はこちらの記事で解説しています!

オープンキャンパス情報

試験本番は基本的に早稲田キャンパスか戸山キャンパスのどちらかの教室で受験することになるので、下見を行うためや、志望校合格のためのモチベーション向上のために実際に現地に赴くことはとても重要です。

早稲田大学は毎年夏に早稲田キャンパス、戸山キャンパス、西早稲田キャンパス、TWIns(先端生命医科学センター)でオープンキャンパスを開催しています。文学部を第一志望にしている方であれば、戸山キャンパスのオープンキャンパスに参加することをおすすめします。詳細は公式HP をご覧ください。

 他にも地方に住んでいて、東京に直接赴くことができないという方向けに、オンラインでオープンキャンパスに参加することができます。こちらも詳細は公式HP をご覧ください。

4年間の学費と主な学内奨学金

早稲田大学は私立大学なので、文系の文学部でも国公立大学に比べると学費がかなり高額です。ここでは4年間で発生する学費の合計と、主な学内奨学金を表にまとめましたので、ぜひご覧ください。

4年間の学費(2025年度)

第1年度¥1,295,000(うち入学金¥200,000)
第2〜4年度¥1,291,000
合計¥5,168,000
※2024年6月25日時点(https://waseda.app.box.com/s/h3wtywrac1k5qp2jeqpynd4he4huwe6s

結果的に最低でも4年間で約517万円発生することになります。ちなみに国立大学の文学部は4年間で約243万円と法令で定められているので 、その2倍以上も高額なことがわかります。
(出典:https://www.hokugin.co.jp/cs/loan/gakushi/contents/001.html )

この通り、人によっては相当高額に感じられる金額です。しかし早稲田大学では「学内奨学金」制度によって負担を減少させることができます。詳細は次章で解説しているので、ぜひご覧ください。

主な学内奨学金

前述の通り、文学部の学費は年間約130万円と相当高額に感じる人もいると思います。しかし早稲田大学は独自の「学内奨学金」を設けていて、そのすべてが返済不要となっています。さらに学外奨学金とも併用できる(学外奨学金の規定によっては不可能な場合もあります)ので、より経済的負担を軽減することができます。

名前奨学金額奨学金支給期間
めざせ!都の西北奨学金¥450,000(文学部の場合)休学期間を除く4年間
紺碧の空奨学金①入学検定料(大学入学共通テストの検定料は除く)および入学金免除②授業料、実験実習料、その他諸経費を全額免除③家賃補助・生活支援金として上限月額9万円正規の在学中4年間まで

※応募条件や、募集人数、選考内容等の詳細事項は、各奨学金の公式HPを参照してください。

他にも様々な学内奨学金も設けられているので、ぜひ早稲田大学奨学課の公式HPをご覧ください。学外奨学金につきましても該当する奨学金の各公式HPをご覧ください。

カリキュラム

ここでは文学部のカリキュラムを解説します。文化構想学部と講義を共有していたり、「コース分け」制度によってより専門性の高い研究を行なうことができたりする等、様々な制度が設けられています。特に大学入学後に文学や哲学などを研究したい受験生の方にとっては、とても魅力的なものが揃っています。

※以下出典:https://www.waseda.jp/flas/hss/about/curriculum/ 

1・3制プログラムについて

これは1年次は「コース」(専門課程)に所属せず、2年次からコースへ進級する制度のことです。そのため「基本情報」の通り、「学科」自体は文学科しか設けられていません。

1年次は「基礎教育」科目「英語」「基礎外国語」を受講して、論系へ所属して専門的な研究をするための素養を養います。

2年次からの「コース」(専門課程)で、さらに専門的な研究をして、4年次にその集大成として、卒業論文を作成します。したがって、文学部は卒業するために卒業論文を必ず作成します。

ブリッジ科目

「ブリッジ科目」とは、文学部と文化構想学部で外国語と講義科目を共通化することをいいます。人文科学、文化科学の古典から新領域分野まで様々な講義が開講されています。なんと全部で約1000もあると言われています。

外国語教育

「文学部」では、1年次と2年次に英語を通年週1コマ、1年次に「基礎外国語」(フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、スペイン語、イタリア語、朝鮮語、アラビア語から1言語選択)を通年週4コマを必修としています。つまり言語の授業が週に5コマもあります。殆どの学部で、外国語の授業は週2〜3コマ程度なので、比較的多いといえます。

2年次からは、外国語を学ぶことに対する多様な目的に対応するため、留学、資格、大学院進学を目指す方のための科目や、文化、歴史などの分野別の科目など、多彩な選択科目が開講されています。

特に外国語の授業は少人数で行われるので、同じ学部の友人を作る重要な機会となります。

筆者のおすすめの第二外国語は中国語か朝鮮語です。どちらも文字や文法が日本語と似ているので、学習がしやすいことがメリットです。

少人数教育

演習や外国語の授業は少人数で行われます。特に1年生の外国語の授業は、学部が同じ友達を作るための大事なチャンスなので、そういう意味でも非常に重要な授業となります。

「コース」分けについて

コース分けとはいわゆる「専門課程」のことで、2年生に進級するときにそれぞれの希望するコースに進むことができるものです。文学部に設けられているコースはそれぞれ以下の通りです。詳しくは公式HPをご覧ください。

①哲学コース
②東洋哲学コース
③心理学コース
④社会学コース
⑤教育学コース
⑥日本語日本文学コース
⑦中国語中国文学コース
⑧英文学コース
⑨フランス語フランス文学コース
⑩ドイツ語ドイツ文学コース
⑪ロシア語ロシア文学コース
⑫演劇映像コース
⑬美術史コース
⑭日本史コース
⑮アジア史コース
⑯西洋史コース
⑰考古学コース
⑱中東・イスラーム研究コース

大きく分けると「哲学」、「心理学」、「社会学」、「文学」、「史学」、「考古学」となります。ちなみに筆者が友人から聞いた話だと、③「心理学コース」と⑤「社会学コース」が文学部の中でも人気のコースで、選考倍率が高いそうです。

おすすめの資格

英語や簿記などの資格試験は、就活や大学院進学の際に自分の強みを表すのに役に立ちます。さらに司法試験や公務員試験のように、自分の将来を大きく変えるような資格もあります。

ここでは他の学部と比べて、文学部で取りやすいおすすめの資格を解説します。

司書資格

「司書」とは、「都道府県や市町村の公共図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、レファレンス、読書案内などを行う専門的職員」のことを指します。
(出典:https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/index.htm

早稲田大学文学部で司書資格を取得するには、①「図書館司書資格を取得するのに必要な単位を修得すること」と、②「学士の学位を取得すること(卒業すること)」があります。詳細な取得単位については、公式HP をご覧ください。

博物館学芸員

「博物館学芸員」とは「博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これと関連する事業を行う『博物館法』に定められた、博物館におかれる専門的職員」のことを指します(出典:https://www.bunka.go.jp/seisaku/bijutsukan_hakubutsukan/shinko/about/ )。

学芸員に就くには、資格認定試験に合格するか、大学で必要な単位を全て修得し卒業する必要があります(出典:https://www.waseda.jp/flas/hss/students/license/ )。

早稲田大学では、学芸員資格の代わりとなる、所定の取得単位を修得できる講義が設置されているため、資格試験を行わずに博物館学芸員となることができます。

卒業生の主な進路

※以下出典:https://www.waseda.jp/inst/career/assets/uploads/2024/05/ac41a239371385b2d4b5afb2fc2bcb65.pdf 

まず大まかな進路を解説します。公式の発表によると、2022年度卒業生の進路は以下の通りです。

進路人数割合
就職52278.1%
進学7611.3%
資格試験142.0%
その他568.3%
合計668
※2023年5月時点

この通り、ほとんどの人が就職を選択しています。文系の大学院は理系と異なって卒業後の

就職で必ずしも有利になるとは限らないため、大学を卒業してそのまま就職することを選択する方が多いと言われています。

主な就職先

もし学部を卒業した後に就職することを考えているのなら、就職したい業種を予め考えておくとよいかもしれません。そこで卒業生の就職先の業種のグラフを公開したいと思います。

※2023年5月時点

一般的に文学部は、将来出版社(情報通信業)で働くことを志望する方が他の学部と比べて多いと言われています。早稲田も例外ではなく、このグラフを見ると5人に1人は情報通信業の企業に就職しているようです。

よくある質問

ここでは受験生の方からよく頂く質問をまとめました。受験中や入学前は不安なことが色々あると思うので、ぜひご覧ください。

Q
どのくらいの時期から試験勉強を始めましたか?
A

高校2年生の4月から受験勉強を始めました。より詳しい筆者の受験勉強開始時のエピソードについて気になる方は、こちらの記事https://www.kame.co.jp/column/column000069-html のURLを添付してくださいや、こちらの記事https://www.kame.co.jp/column/column000073-html のURLを添付してくださいをご覧ください。

Q
1日何時間くらい勉強しましたか?
A

高校2年生の春から高校3年生の春にかけて平日は1日4時間、休日は7時間ほど勉強しました。高校3年生の夏休みからは更に追い込んで、平日は5時間ほど、休日は10時間程勉強しました。ちなみに早慶に合格するための勉強時間の合計の目安は、約2,800時間と言われています(出典:https://jyuke-labo.com/daigakujyukentaisaku/soukeijouri/ )。

Q
どの科目に重点を置きましたか?
A

筆者は英語に重点を置きました。殆どの大学学部の入試は英語の比重が大きいので、英語を重点的に勉強することがおすすめです。

Q
学生の雰囲気はどのような感じですか?
A

大人しい学生とそうでない学生で半分くらいのイメージです。一見チャラそうな人でも、実は中身はそうでもなくて真面目な人がかなり多いです。あと早稲田に進学して驚いたことは、学生の精神年齢が高くて優しい人が多い所ですね。

Q
「コース」はどういう方法で決まるのですか?
A

まず希望を出して、GPA等により選考されます。もし人気のコースに進級したい場合は、他の学生よりも勉強に一層力を入れる必要があります。

まとめ

今回は早稲田大学文学部について解説しました。

早稲田大学文学部は偏差値が高く、倍率は8倍を超える年もあるので、難易度は非常に高いといえます。しかし文学や哲学、史学など自分の希望する科目について専門的な知識を得られるように工夫されているカリキュラムがあることから、早稲田大学文学部はとても魅力的な学部だといえます。

最後に、「第一志望に合格することは簡単なことではない」とよく言われています。筆者も法学部を第一志望に受験勉強をしていた時は、中々上がらない偏差値や過去問の正答率によく頭を悩ませていました。しかし最後まで地道に過去問演習を積み重ねた結果、本番では今までで一番高い正答率で合格することができました。どうか「地道に頑張る」ことを意識しながら、第一志望への合格をつかみ取ってください。筆者は早稲田で待っています。


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