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【最新版】慶應義塾中等部の特徴って?偏差値や入試情報まで徹底解説!

【最新版】慶應義塾中等部の特徴って?偏差値や入試情報まで徹底解説! 学校情報

福沢諭吉が創立したことで有名な慶應義塾中等部。
今回は、慶應義塾中等部の校風、偏差レベル、入試情報、進学実績など詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。

慶應義塾中等部の特徴

名称慶應義塾中等部
旧名称慶應義塾商工学校(前身)
所在地東京都港区三田2-17-10
最寄り駅都営三田線「三田」駅、JR線「田町」駅より徒歩10分
設立1947年
課程全日制
プール設置有り
上履き無し
出身有名人芦田愛菜(俳優)、勝間和代(評論家)、弘中綾香(アナウンサー)

1947年、戦後初の「男女共学校」として創立されました。120年あまりの歴史をもち、”慶應ブランドの本流”を自負しているとも言われている「普通部」と比較すると、「中等部」は校則が存在しないなど生徒の自主性を尊重した自由な校風が特徴といえます。
また、生徒は教員を「○○先生」ではなく「○○さん」と呼び、教室には教壇がありません。慶應義塾の「半学半教(教員といえども生徒とともに学んでいく)」の精神を反映しているこの特徴は、慶應系列の3つの中学校のなかでも中等部だけが持つものです。

慶應義塾中等部の偏差値レベル

慶應義塾中等部の偏差値
慶應義塾中等部71
偏差値が近い学校
桜蔭中学校70
広尾学園中学校70

中学受験最難関校の1つである慶應義塾中等部。偏差値だけを見ると「女子御三家」トップである桜蔭中学校よりも上になります。これは女性生徒の枠が幼稚舎からの内部進学生でほぼ埋まってしまうことと、中等部の入試が伝統的に2月3日であり、併願校のレベルが高くなるためです。もちろん、だからといって易しい入試でないことは言うまでもありません。

慶應義塾中等部の入試対策

・算数の傾向と対策について

弱点を作ってはいけない、すべての分野を得点源としなければならないことが慶應義塾中等部の算数対策です。45分の試験時間のなかで、大問が6つもあることが理由です。また、難易度も標準的なものが多く、その分高得点での争いとなっていることが窺えます。
全ての問題を解ききることは容易ではないため、普段から正確な計算力・問題処理能力を意識した対策が必要です。

・国語の傾向と対策について

受験生のレベルと比較すると、文量・難易度ともに比較的難易度は低めと言われています。ただ、その分当然ながら合格最低点も底上げされ、失点が許されない入試となります。大人の文章に慣れておくこと、基本的な熟語・慣用句をコツコツと勉強しておくことが求められます。また、同校の特徴として一般常識・教養を問う問題が出題されることが多いです。普段の生活からの意識付けが大切になります。

・理科・社会の傾向と対策について

理科と社会は試験時間が25分。ともに制限時間に対して問題数が多く(例年理科が20〜30問、社会が50〜60問)、速く正確に解く、問題処理能力が問われる入試です。
一方で、両科目とも難問といわれるものはほとんど出題されず、基本〜標準的な知識をうろ覚えではなくきちんと覚えている生徒が得点できるようになっています。

慶應義塾中等部の入学後にかかる費用について

慶應義塾中等部の入学金・授業料等の初年度にかかる費用は以下のとおりです。

項目金額
入学金340,000円
年間授業料870,000円
その他215,000円
合計1,425,000円

慶應義塾中等部の良い口コミと悪い口コミ

実際に通っている方、当時通っていた方が慶應義塾中等部についてどう感じたのか、口コミをみていきます。

良い口コミ

まずは慶應義塾中等部の良い口コミを紹介します。

入学すれば、基本的に大学までの進学が可能であり、多種多様な人間関係や経験をすることが出来る環境にある。

クラス、学年が一丸となり、また学年を超えて和気藹々とし、先生方との距離も適度で申し分ありません。また慶應義塾大学に全員が進学できることも最大の魅力です。

当然のことながら慶應義塾大学へ進学できることをメリットに挙げている方が多かったです。生徒の自立を促す自由な校風であることもプラスに捉える口コミが目立ちました。

悪い口コミ

続いて慶應義塾中等部の悪い口コミを紹介します。

自己責任で自由を重んじている学校で、通われている方々、日本でも有数のお金持ちの方が多いです。学校自体の教育は机上の勉強というよりは、教養に重きを置いており、勉学に関しては必要最低限のところまで。あとは個人に任されている感じです。

よくもわるくも大学付属なので、やりたいことを幅広く自由にできていると思う。
自由、という校風は裏を返すと自立ができない生徒さんは少し大変な思いをされているのかもしれませんな。

口コミを見て参考にすることは大事ですが、鵜呑みにするのはよくありません。子どもと学校の相性を確かめるには「学校行事を見に行く」「学校見学にいく」など、実際自分の目で見て感じることが大切です。

引用:https://www.minkou.jp/junior/school/7503/

まとめ

いかがでしたか?慶應義塾大学への進学が約束されているということもあり、入学のハードルはかなり高いものがありますが、入学後は生徒の自主性を尊重した自由な校風の中で勉強だけではないさまざまな成長が期待できそうですね。

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