女子生徒の自立と創造性を育む教育を提供する私立学校、鷗友学園女子中学校。
今回は、鷗友学園女子中学校の校風、偏差レベル、入試情報、進学実績など詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
鷗友学園女子中学校の特徴
名称 | 鷗友学園女子中学高等学校 |
旧名称 | 鷗友学園高等女学校 |
所在地 | 東京都世田谷区宮坂一丁目5番30号 |
最寄り駅 | 小田急線経堂駅より徒歩8分、東急世田谷線宮の坂駅より徒歩4分 |
設立 | 1935年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 有り |
上履き | 有り |
出身有名人 | 久保田直子(アナウンサー)土岐麻子(歌手) |
鷗友学園は豊かに生きる力「創造」、共に生きる力「慈愛」、自ら生きる力「誠実」の3つのテーマの元でよろこびと真剣さあふれる学園生活を目指しています。
特徴的な授業としては野菜作りを行う「園芸」、6年を通してダンスの授業があることも特徴的な「保健体育」、聖書に込められたメッセージを読み解く「聖書」という授業がある。
鷗友学園女子中学校の部活動
鷗友学園ではクラブ活動を班活動という所も特徴的で、「園芸班」や「箏曲班」などを含む8つの学芸部、「バトントワリング班」や「体操班」を含む13の運動部、その他15の同好会がある。
鷗友学園女子中学校の偏差値レベル
鷗友学園女子中学校の偏差値 | |
鷗友学園女子中学校 | 65 |
偏差値が近い学校 | |
吉祥女子中学校 | 64 |
雙葉中学校 | 67 |
偏差値65は各都道府県でトップと呼ばれるほどの学校。全教科平均的に得意でどの科目もクラスでトップクラスの成績が必要である。
鷗友学園女子中学校の入試対策
鷗友学園女子中学校の入試は国語・算数・理科・社会の4教科各100点満点の合計400点満点で合格するためにはその6割〜7割の260点ほどが必要です。以下各教科の対策を解説します。
・国語の対策
漢字の問題を除いて記述式で問われることが特徴的です。時間的な余裕はかなり少ないので、素早く正確に読み解くために多くの文章に触れておくことは大切です。また、出題傾向は一貫しているので、過去問演習が効果的でしょう。
・算数の対策
問題用紙と解答用紙が一体となっていることが特徴的です。問題文を読み取り、解答の過程を書く練習が大切です。基礎の原理の組み合わせを用いることが多いので、レベルの高い演習よりは苦手分野がないように勉強しておくことをおすすめします。こちらも出題は一貫しているので過去問演習は効果的です。
・社会の対策
知識問題で問われる内容は基本的なものが多いですが、記述問題も出題されます。典型的な記述から情報を読み取り、社会問題の解決策を考える問題も出題されます。出来事や現象など繋がりを意識して学習することが効果的です。
・理科の対策
基本原理を知っていなければ解けない問題が多く出題されます。また、思考力が要求される難度の高い問題も多いので、過去問で練習を繰り返し、苦手な単元を局所やテキストで復習することがおすすめです。
鷗友学園女子中学校の入学後にかかる費用について
鷗友学園女子中学校に入学後、1年間でかかる費用について解説します。
入学金 | 250,000円 |
授業料 | 576,000円 |
施設設備費 | 183,000円 |
教育振興費 | 45,000円 |
教材費 | 78,000円 |
旅行等積立金 | 100,000円 |
PTA会費等 | 19,000円 |
合計 | 1,001,000円 |
鷗友学園女子中学校の良い口コミと悪い口コミ
ここでは鷗友学園女子中学校についての口コミを紹介します。口コミは個人の意見ですので、子どもとの相性などについては、実際に行事に参加したり、見学に行ってご自身の目で確認することをお勧めします。
良い口コミ
先生と生徒の距離がとても近く、子供にとっても親にとっても安心な学校だと思います。先生方も個性的な方が多く、ユニークな授業です。生徒の自主性を重んじる校風なので生徒も先生からの信頼に応えるよう頑張っています。
中一からオールイングリッシュの授業を受けられたおかげで英語を学びやすくなった。
園芸の授業で自然に触れられたことで大嫌いだった虫も芋虫くらいまでなら耐えられるようになった。国語や数学などの一般科目では音読や工作、地域探検を通じて生徒に積極的な参加をうながし、6年間を見据えた一貫性のあるカリキュラムのおかげで無理なく興味を持って学ぶことが出来た。
生徒の自主性を尊重し、過ごしやすい環境についての良い口コミが多かったです。
悪い口コミ
愛と誠と創造とか言ってますがそんな生徒一割くらいです。どこの中学だってそうだと思います。中から見たらボロボロです。でも本当に合う人には合う所です。のびのびとやってる人も沢山います。学校の指導には全く満足していません。ですが成績が高い人だって悔しいながらに沢山います。自信がある人は入ってみても良いと思います。
校則の内容には満足していますが、普段の先生のチェックが全くといって言いほどないです。うちの学校の人は自立してないので、先生がチェックしない限り変わらないのに、先生はチェックしません。プラス気が向いたかのようにたまにチェックすることがあります。
レベルが高いからこその学力差に関することや、自由な校則だからこそ生まれる心配の声が多くありました。
まとめ
鷗友学園女子中学校の情報をまとめました。いかがでしたでしょうか。自主性や創造性を尊重し、教育の中で自己表現やコミュニケーション能力を育むことを重視している学校です。学業だけでなく、文化・スポーツ活動にも積極的で、全体的な成長を目指す環境が整っています。進路選択の判断材料になりますと幸いです。