早稲田大学文化構想学部は、2007年に設立された比較的新しい学部です。多様な文化や思想を理解するため、現代文化、表象文化、社会・歴史文化、メディア、ジェンダーなど、多種多様な学問を学びます。
今回は早稲田大学文化構想学部の紹介と、各教科の基本情報、主な進路や受験生からよくある質問を、現役早大生(法学部・2年)が解説します。
早稲田大学文化構想学部の基本情報
早稲田大学文化構想学部の基本情報を解説していきます。
設立:2007年
所在地:〒162-8644 新宿区戸山1-24-1(早稲田大学戸山キャンパス)
アクセス:JR 山手線 高田馬場駅から徒歩20分
西武新宿線 高田馬場駅から徒歩20分
東京メトロ 東西線 早稲田駅から徒歩3分
東京メトロ 副都心線 西早稲田駅から徒歩12分
都バス 学02 (学バス) 高田馬場駅ー早大正門、馬場下町バス停で停車
学生数:3,698人(全体:38,776人)※2023年5月1日時点
男女比:4:6 ※2023年5月1日時点
学科:文化構想学科
※出典:https://www.waseda.jp/flas/cms/access/ 、https://waseda.app.box.com/s/181q6hd6jwbl1yrs02i5u5p3rtz35yd8
因みに戸山キャンパスはとても立地が良くて、高田馬場駅からJR 山手線でJR 新宿駅、池袋駅までそれぞれ2駅でつくことが出来ます。他にも東西線で東京駅(大手町駅)まで11分で到着できます。
偏差値と倍率・合格最低点
偏差値と倍率、最低点を解説します。模試の偏差値や合格最低点は合格するにあたっての模試の目標値となりますので、対策を始める前に知っておくことはとても重要です。
文化構想学部は入試方式によって偏差値や倍率等が異なるので、注意してください。
2024年度のデータを入試方式別に表にまとめましたので、ぜひご覧ください。
一般入試 | 一般入試(英語4技能テスト利用型) | 一般入試(共通テスト利用型) | |
偏差値 | 67.5 | 65.0 | 70.0 |
倍率 | 8.5 | 6.9 | 4.8 |
合格最低点 | 131.5 | 84.0 | 147.0 |
出典:https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/3190/difficulty/?facultyID=015 、https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2024/05/2024_3.pdf、https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2024/05/kekka_240509.pdf
それぞれの入試方式で偏差値や倍率等が異なっています。
偏差値は受験生全体の上位約2.3〜6.7%と、かなり高い数字になっています。しかしこれは合格者の50%の偏差値ですので、もし最後まで偏差値が目標に届かなくても、合格できる余地はまだあります。
合格最低点について、早稲田大学は素点に対して独自の操作を加えることで、選択科目の難易度の差などを調整しているため注意が必要です。詳細は次章で解説しているので、ぜひご覧ください。
合格最低点に関する注意点
大学から公表されている「合格最低点」は素点ではなく、成績標準化後の得点なので過去問等で自己採点をする際は注意してください。
「成績標準化」とは早稲田大学公式によると「科目間の難易度の差による有利・不利をなくすこと、各試験教科の配点ウェイトを合計点に適切に反映することを目的として、標準化等による得点調整を行う」ことをいいます。文化構想学部はこの得点調整を、上記3ついずれの方式でも全科目(英語4技能試験のスコア、共通テストで課される科目は除く)に適用しているので、素点がそのまま試験成績に反映されることはありません。
試験科目の配点・試験時間
ここでは文化構想学部の一般入試における、入試方式ごとの試験科目の配点、試験時間について表にまとめました。
文化構想学部の一般入試は2024年現在、典型的な私大の入試である「一般選抜」以外に二つの方式があります。
一つ目は「英語4技能テスト利用型」で、二つ目は「共通テスト利用型」です。共通テストが得意な方は「共通テスト利用型入試」を受験することがおすすめです。他にも英検準1級レベルの資格を持っている方は、「英語4技能テスト利用型」を受験することがおすすめです。
一般選抜
科目名 | 配点(点) | 試験時間(分) |
外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から一つ選択) ※英語以外は共通テストの得点を利用 | 75 | 90 |
国語 | 75 | 90 |
地歴(日本史、世界史から一つ選択) | 50 | 60 |
合計 | 200 | ー |
特に外国語、国語の配点が大きく占めています。どちらか得意な方の得点を伸ばすと、他の受験生よりも有利になる可能性があります。
英語4技能テスト利用型
科目名 | 配点(点) | 試験時間(分) |
英語4技能テストのスコア | ー | ー |
国語 | 75 | 90 |
地歴(日本史、世界史から一つ選択) | 50 | 60 |
合計 | 125 | ー |
この入試方式は英語の個別試験を行わないので、実質的に二教科入試であることが特徴です。
地歴と比べて国語の配点が1.5倍も高いため、国語を中心に対策しましょう。
共通テスト利用型
この方式は「共通テストの得点」と「個別試験」の両方を行います。つまり、国公立大学のように、一次試験と二次試験を別々に行うことになります。
科目名 | 配点(点) | 試験時間(分) | |
共通テスト | ※以下の科目から一教科選択 「地歴」(地理B)、「公民」(現社・倫理・政経・「倫理・政経」から一つ)、「数学」(数ⅠA・数ⅡBから一つ)「理科」(物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎・物理・化学・生物・地学。「基礎」から2つまたは「発展」から一つ) | 50 | ー |
個別試験 | 外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から一つ選択) ※英語以外は共通テストの得点を利用 | 75 | 90 |
国語 | 75 | 90 | |
合計 | 200 | ー |
特に数学が得意な方はこの方式がおすすめです。しかし国語、英語の偏差値が他の方式よりも高いため、これら二教科についてより入念な対策が必要となります。
各教科の基本情報
志望校の合格を目指すにあたって、本番で解答することになる試験問題の傾向と対策を知ることはとても重要です。
ここでは大学で独自に試験が行われる英語、国語、社会の基本情報、「英語4技能テストのスコア」の扱われ方を解説します。英語以外の外国語、その他共通テストで課される科目に関しては、この記事では掲載しません。
英語(「一般選抜」・「一般選抜(共通テスト併用型)のみ)
ここでは英語の基本情報を解説します。
年度によって多少変化しますが、例年以下の出題形式で出題されます。
Ⅰ~Ⅲ:長文読解
Ⅳ:会話問題
Ⅴ:自由英作文
英語は多くの大学・学部の入試で一番高い比重を占めており、それに加えて対策するのに一番時間がかかる科目だという人もいます。中でも早稲田大学文化構想学部の英語は、他の大学と比べてかなり独特な出題傾向であり、且つ高い難易度を誇っているので、一筋縄ではいきません。
詳細な傾向と対策についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
英語4技能テストのスコア(「一般選抜(英語4技能テスト利用型)」のみ)
「英語4技能テスト」とは、読む(リーディング)、書く(ライティング)、聞く(リスニング)、話す(スピーキング)の4つのスキルを測る試験のことです。
(出典:https://kblog.benesse.ne.jp/digitalmyvision/shinro/012150/ )おそらく一番馴染みがあるのが「実用英語技能検定(英検)」で、他にも「TEAP」や「IELTS (Academic)」、「TOEFL iBT」、「ケンブリッジ英語検定」、「GTEC CBT」等があります。
この「一般入試(英語4技能テスト利用)」とは、上記6つのテストで得点できた、一定の条件を満たしたスコアを提出すれば英語の試験は免除されて、国語、社会の2教科の合計点で合否判定する入試制度です。詳しい条件につきましては公式HPをご覧ください。
もし上智大学を併願するなら「TEAP」を受験することがおすすめです。上智大学で「TEAP利用型」入試を受験して、そのまま早稲田大学文化構想学部の「一般入試(英語4技能テスト利用型)」を受験すると、両方の入試で英語の対策をする必要がなくなります。
国語
ここでは国語の基本情報を解説します。
出題形式ですが、例年以下の通りです。
Ⅰ 現代文
Ⅱ 現代文
Ⅲ 現古漢融合問題
現代文は国語の中で一番対策が難しいセクションであるといわれています。筆者も現代文の対策に一番苦労しました。しかし確実に対策をしていけば、苦手な人でも得点源になる可能性があるので、怠らないようにしてください。
現古漢融合問題は、他の大学学部ではあまり出題されないので、独特な対策が必要になります。
詳しい傾向と対策は、こちらの記事をご覧ください。
日本史
ここでは日本史の基本情報を解説します。
例年大問が4つ出題されて、正誤判定を中心に、一行問題や空欄補充が出題されます。40台程度出題されます。その内、記述式の問題が4割で、選択式の問題は6割です。
日本史はとにかく知識量が求められることから、地道な暗記作業を要する科目です。とりわけ早稲田大学の日本史は、教科書外の範囲から出題されることも多いため、膨大な暗記量が求められます。
詳しい傾向と対策、勉強方法はこちらの記事をご覧ください。
世界史
世界史の傾向と対策を紹介します。
2022年度から2024年度にかけて、大問が5〜8つで推移しています。マークシート式と記述式の併用となっています。
早稲田大学の世界史は、教科書外の範囲から出題されることもあるため、膨大な暗記量が求められる科目です。
詳しい傾向と解説はこちらの記事をご覧ください。
オープンキャンパス情報
試験本番は基本的に早稲田キャンパスか戸山キャンパスのどちらかの教室で受験することになるので、下見を行うためや、志望校合格のためのモチベーション向上のために実際に現地に赴くことはとても重要です。
早稲田大学は毎年夏に早稲田キャンパス、戸山キャンパス、西早稲田キャンパス、TWIns(先端生命医科学センター)でオープンキャンパスを開催しています。文化構想学部を第一志望にしている方であれば、戸山キャンパスのオープンキャンパスに参加することをおすすめします。詳細は公式HP をご覧ください。
他にも地方に住んでいて、東京に直接赴くことができないという方向けに、オンラインでオープンキャンパスに参加することができます。こちらも詳細は公式HP をご覧ください。
4年間の学費と主な学内奨学金
早稲田大学は私立大学なので、文系の文化構想学部でも国公立大学に比べると学費がかなり高額です。ここでは4年間で発生する学費の合計と、主な学内奨学金を表にまとめましたので、ぜひご覧ください。
4年間の学費(2025年度)
第1年度 | ¥1,295,000(うち入学金¥200,000) |
第2〜4年度 | ¥1,291,000 |
合計 | ¥5,168,000 |
結果的に最低でも4年間で約517万円発生することになります。ちなみに国立大学は学部問わず4年間で約243万円と法令で定められているので 、その2倍以上も高額なことがわかります。
(出典:https://www.hokugin.co.jp/cs/loan/gakushi/contents/001.html )
この通り人によっては相当高額に感じられる金額です。しかし早稲田大学では「学内奨学金」制度によって負担を減少させることができます。詳細は次章で解説しているので、ぜひご覧ください。
主な学内奨学金
前述の通り、文化構想学部の学費は年間約130万円と相当高額に感じる人もいると思います。しかし、早稲田大学は独自の「学内奨学金」を設けていて、そのすべてが返済不要となっています。さらに学外奨学金とも併用できる(学外奨学金の規定によっては不可能な場合もあります)ので、より経済的負担を軽減することができます。
名前 | 奨学金額 | 奨学金支給期間 |
めざせ!都の西北奨学金 | ¥450,000(文化構想学部の場合) | 休学期間を除く4年間 |
紺碧の空奨学金 | ①入学検定料(大学入学共通テストの検定料は除く)および入学金免除②授業料、実験実習料、その他諸経費を全額免除③家賃補助・生活支援金として上限月額9万円 | 正規の在学中4年間まで |
※応募条件や、募集人数、選考内容等の詳細事項は、各奨学金の公式HPを参照してください。
他にも様々な学内奨学金も設けられているので、ぜひ早稲田大学奨学課の公式HPをご覧ください。学外奨学金につきましても該当する奨学金の各公式HPをご覧ください。
カリキュラム
ここでは文化構想学部のカリキュラムを解説します。文学部と講義を共有していたり、「論系」制度によってより専門性の高い研究を行なうことができたりする等、様々な制度が設けられています。特に大学入学後に文化やジャーナリズムなどを研究したい受験生の方にとっては、とても魅力的なものが揃っています。※以下出典:https://www.waseda.jp/flas/hss/about/curriculum/
1・3制プログラムについて
これは1年次は「論系」(専門課程)に所属せず、2年次から論系へ進級する制度のことです。そのため「基本情報」の通り、「学科」自体は文化構想学科しか設けられていません。
1年次は「基礎教育」科目「英語」「基礎外国語」を受講して、論系へ所属して専門的な研究をするための素養を養います。
2年次からの「論系」(専門課程)で、さらに専門的な研究をして、4年次にその集大成として、卒業論文を作成します。したがって、文化構想学部は卒業するために卒業論文を必ず作成します。
ブリッジ科目
「ブリッジ科目」とは、文化構想学部と文学部で外国語と講義科目を共通化することをいいます。人文科学、文化科学の古典から新領域分野まで様々な講義が開講されています。なんと全部で約1000もあると言われています。
外国語教育
「文化構想学部」では、1年次と2年次に英語を通年週1コマ、1年次に「基礎外国語」(フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、スペイン語、イタリア語、朝鮮語、アラビア語から1言語選択)を通年週4コマを必修としています。つまり言語の授業が週に5コマもあります。殆どの学部で、外国語の授業は週2〜3コマ程度なので、比較的多いといえます。
2年次からは、外国語を学ぶことに対する多様な目的に対応するため、留学、資格、大学院進学を目指す方のための科目や、文化、歴史などの分野別の科目など、多彩な選択科目が開講されています。
特に外国語の授業は少人数で行われるので、同じ学部の友人を作る重要な機会となります。
余談ですが、中国語やフランス語のような人気のある第二外国語の授業は、100分授業がある中の50分は別のクラスと交代するため、実質的に週に2.5コマ程度しかないそうです。
筆者のおすすめの第二外国語は中国語か朝鮮語です。どちらも文字や文法が日本語と似ているので、学習がしやすいことがメリットです。
「論系」について
論系とは所謂「専門課程」のことで、2年生に進級するときにそれぞれの希望する論系に進むことができるものです。文化構想学部に設けられている論系はそれぞれ以下の通りです。詳しくは公式HPをご覧ください。
①多元文化論系
②複合文化論系
③表象・メディア論系
④文芸・ジャーナリズム論系
⑤現代人間論系
⑥社会構築論系
大きく分けると「文化」、「メディア」、「社会学」となります。ちなみに筆者が友人から聞いた話だと、⑥の「社会構築論系」は中でも毎年高い人気を誇っており、選考倍率が高いそうです。
おすすめの資格
英語や簿記などの資格試験は、就活や大学院進学の際に自分の強みを表すのに役に立ちます。さらに司法試験や公務員試験のように、自分の将来を大きく変えるような資格もあります。
ここでは他の学部と比べて、文化構想学部で取りやすい資格を解説します。
社会教育主事
「社会教育主事」とは、公民館、図書館、博物館などの社会教育施設の職員や少年団体、婦人団体、PTAなどの社会教育団体の指導にあたり、社会教育施設のあり方やその活動、団体の運営や活動について専門的技術指導・助言を行う職業のことです。
(出典:https://www.waseda.jp/flas/cms/students/licenses/ )
社会教育主事になるには、①「社会教育に関する科目の単位を修得し、地方公務員試験に合格して1年以上社会教育主事保の仕事に着く」か、②「教員免許状を取得したあと、5年以上教育関係の職についてから、社会教育主事講習を受講する」ことのいずれかが必要となります。
(出典:https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/147/howto/index.html )
早稲田大学文化構想学部では、社会教育主事に就くために必要な単位を修得できる講義が設置されているため、他の学部と比べて有利になる可能性があるので、おすすめの資格です。詳細は公式HP をご覧ください。
社会福祉主事
「社会福祉主事」とは福祉事務所等において、社会福祉各法に定める援護、育成又は更生の措置に関する業務に携わるケースワーカーとして働いたり、社会福祉施設の施設長や生活相談員、社会福祉協議会の福祉活動専門員等としても働いたりする職業のことを指します。
(出典:https://www.shakyo.or.jp/guide/shikaku/setsumei/10.html )
社会福祉主事になるためには、「社会福祉主事に関する指定科目」のうち3科目以上を履修することが必要です。早稲田大学文化構想学部は指定科目が設置されているので、興味のある方にとっては必見の学部であると言えるでしょう。詳細は公式HP をご覧ください。
卒業生の主な進路
※以下出典:https://www.waseda.jp/inst/career/assets/uploads/2024/05/ac41a239371385b2d4b5afb2fc2bcb65.pdf
まず大まかな進路を解説します。公式の発表によると、2022年度卒業生の進路は以下の通りです。
進路 | 人数 | 割合 |
就職 | 694 | 87.6% |
進学 | 39 | 4.9% |
資格試験 | 11 | 1.3% |
その他 | 48 | 6.0% |
合計 | 792 |
なんと9割近くが民間企業で就職するかもしくは公務員を選択しています。これは他の学部と比べてもかなり高い割合だといえます。次章で主な就職先について解説します。
主な就職先
もし将来就職を考えているのなら、就職したい業種を予め考えておくとよいかもしれません。そこでここでは卒業生の就職先の業種のグラフを公開したいと思います。
※2023年5月時点
この通り情報通信から専門サービス、金融など、幅広い業種の企業に就職していることがわかります。
よくある質問
ここでは受験生の方からよく頂く質問をまとめました。受験中や入学前は不安なことが色々あると思うので、ぜひ見ていってください。
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Q1日何時間くらい勉強しましたか?
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A 高校2年生の春から高校3年生の春にかけて平日は1日4時間、休日は7時間ほど勉強しました。高校3年生の夏休みからは更に追い込んで、平日は5時間ほど、休日は10時間程勉強しました。ちなみに早慶に合格するための勉強時間の合計の目安は、約2,800時間と言われています
出典:https://jyuke-labo.com/daigakujyukentaisaku/soukeijouri/
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Qどの科目に重点を置きましたか?
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A 英語に重点を置きました。殆どの大学学部の入試は英語の比重が大きいので、英語を重点的に勉強することがおすすめです。
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Q学生の雰囲気はどのような感じですか?
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A 大人しい学生とそうでない学生で半分くらいのイメージです。一見チャラそうな人でも、実は中身はそうでもなくて真面目な人がかなり多いです。あと早稲田に進学して驚いたことは、学生の精神年齢が高くて優しい人が多い所ですね。
まとめ
今回は早稲田大学文化構想学部について解説しました。
文化構想学部は偏差値が高く、試験問題も独特な出題傾向であり、難易度が高いと言われていますが、基礎を徹底的に学習し、発展的な問題も抜かりなく対策をすれば、合格に近づくことができるでしょう。
最後に、「第一志望に合格することは簡単なことではない」とよく言われています。筆者も法学部を第一志望に受験勉強をしていた時は、中々上がらない偏差値や過去問の正答率によく頭を悩ませていました。しかし最後まで地道に過去問演習を積み重ねた結果、本番では今までで一番高い正答率で合格することができました。どうか「地道に頑張る」ことを意識しながら、第一志望への合格をつかみ取ってください。筆者は早稲田で待っています。
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