仏教を基本とした教育を施しており、スポーツでも進学実績でも有名な清風高校。
今回は、清風高校の校風、偏差レベル、入試情報、進学実績など詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
清風中学校の特徴
名称 | 清風中学校 |
旧名称 | 大阪電機学校 |
所在地 | 大阪府大阪市天王寺区石ヶ辻町12番16号 |
最寄り駅 | 私鉄 ・近鉄阪神なんば線「大阪上本町駅」 |
設立 | 1932年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 無し |
上履き | 無し |
出身有名人 | 宇野康秀(USEN社長) 池谷直樹(元体操選手) |
清風中学は1932年に創設された、大阪に校舎を構える中高一貫の男子中学・高等学校です。
建学の精神に基づき、仏教の宗教教育を行っています。高野山修養行事(1年)、法隆寺・薬師寺修養行事(2年)、伊勢神宮修養行事(3年)といったユニークな行事も見どころの1つです。
高い進学実績で有名な本校ですが、文化部・運動部ともに優秀な成績を納めており、部活動で大きな成長機会を得られることも清風の大きな魅力といえるでしょう。
一部引用:https://www.seifu.ac.jp/soul/
清風中学校の特徴について
清風中学は、浄土宗の教えに基づく人間形成と高い学力を両立させる教育が特徴の男子校で、礼儀や規律を重んじる厳格な校風の中で、生徒一人ひとりの成長を温かく支援しています。
特に理系科目に強く、難関大学への高い進学実績を誇ります。仏教の価値観を大切にし、他者を思いやる心を育む徳育教育を重視しており、部活動や学校行事も豊富で、生徒の個性や協調性を伸ばす環境が整っています。学問と人格の両面を大切にしたバランスの取れた教育が、清風中学の魅力と言えるでしょう。
清風中学校の偏差値レベル
清風中学校の偏差値 | |
清風中学校 | 63 |
偏差値が近い学校 | |
洛星中学校 | 63 |
高槻中学校 | 64 |
東京大学・京都大学をはじめとした難関大学に強い進学実績を持ち、大阪府内でも有名な進学校の1つです。理Ⅰ(難関私立大学・国公立大学を目指す)理Ⅱ(難関国立大学をめざす)、理Ⅲ(東大・京大・国立医学部をめざす)コースとそれぞれ分かれており、それぞれ偏差値が変わります。
清風中学校の入試対策
算数の傾向と対策について
清風中学校の算数の入試は大問5題で構成され、最初の大問には計算問題や小問が並びます。大問2以降は4〜5問ずつの小問で構成され、後半に難易度が上がる傾向があります。各大問の前半部分で得点を確実に取る力と、後半の誘導に沿って解答を進める力が必要です。さらに、平面図形や立体図形の問題が含まれ、立体の切断や図形の移動など、作図してイメージをつかむ練習も重要です。
国語の傾向と対策について
大問1が物語文、大問2が論説文、大問3は新聞記事から指定された意味の語句を抜き出す問題が出題されています。
文章問題では、文章に関する会話文問題が出題され、要旨をきちんと捉えられているかが問われます。大問3については、日頃から語句の学習を疎かにせず、過去問を通じて対策することが必要です。また、前期プレミアム・理Ⅲ選抜、プレミアム最終選抜も例年通りの形式で、大問1に物語文、大問2に要約問題(100字以上200字以内)が出題されました。要約問題は二人の人物の意見をそれぞれ要約する形式であり、要点をすばやくおさえて文章としてまとめる力を養うことが求められます。
理科の傾向と対策について
出題分野は地学・物理・化学・生物がそれぞれほぼ均等に出題されます。40分で30問~40問を解く必要があるため、典型的で見慣れた問題は早く正確に解くことが求められます。また、実験データなどの読み取り問題については、自分が解きやすいように整理し、分析する練習をしておくことが重要です。
社会の傾向と対策について
いずれの日程も問題数は約30問で、ほとんどが記号選択問題という例年の形式が踏襲されています。
後の日程になるほど問題が難しくなる傾向があるため、複数日程で出願する場合や国際コースを第1志望とする場合は、前期日程の社会科試験の難易度だけを基準にせず、後期チャレンジ日程やプレミアム最終選抜試験日程の過去問にも取り組むことが大切です。その際、知識量に加えて、読解力や思考力を必要とする資料やグラフの読み取り問題にも慣れておくと良いでしょう。
また、どの日程においても歴史は正誤判定問題が多く出題されるため、歴史的出来事の因果関係や背景にも注意して勉強しておくことをおすすめします。
清風中学校の入学後にかかる費用について
■入学手続時納入 入学金 260,000円
■入学手続後納入 一括購入費(制服・制カバン等) 136,100円
■入学後納入
授業料 第1期分 150,000円 4月
授業料 第2期分 285,000円 9月
授業料 第3期分 285,000円 12月
年間預り金(副教材・行事費等) 100,000円
その他 スキー実習費・勉強合宿費・ICT端末費(タブレット等)
清風中学校の良い口コミと悪い口コミ
良い口コミ
自主性を尊重され、自分で考え判断して行動する場面が多く、また意見を求められる場面も多いので、子供はのびのびと、そして逞しく成長しております。
良いことばかり書いてしまいましたが、保護者としては大変満足しております。これから学校を選ぶ方々への参考になれば幸いです。
優秀な学生さんも多く、息子も良い刺激を受けていると思います。また、クラス対抗のイベントも学生と担任の先生方が、本気で活動されているのに感動します。特に合唱祭は、各クラス優勝目指してかなり仕上げてくるので、大変見応えがあります。
上記のような口コミが多く見受けられました。全体的にあまり悪い口コミは見られず、いい口コミが目立つ学校となりますので、お子様に合う校風かどうか、実際に文化祭やオープンキャンパスに足を運んで確かめてみると良いでしょう。
悪い口コミ
PTAが無く、参観も一切ありません。保護者会という名の説明会はありますが、質疑応答はさせてもらえません。個人的に担任に少し意見することはできますが、上に聞いてみないと、と返答が返ってこない事がほとんどです。学校は良いと思った事に全力注いでくれていますが、保護者の意見は聞くつもり無いと思います。
教師の生徒への対応が人によっての差がすごいです。
真面目な生徒には丁寧に、優しく接しているのですが、少し不真面目な生徒には厳しく常に怒った感じで、適当に対応しております。
よって私はこの学校に私の息子を入れて後悔しております、、、。
このように、一部悪い口コミ見られました。なお、口コミを参考にすることは大切ですが、信用しすぎることは避けましょう。学校との相性を確かめるには、実際に学校行事を見に行ったり、学校見学に参加したりするなど、自分の目で見て感じることが重要です。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/12166/
まとめ
清風中学校は、仏教の教えを基盤とした規律ある教育とともに、生徒の自主性や学力向上に力を入れている魅力的な学校です。進学実績、部活動、学習環境の面で多くの好評を得ており、保護者からの信頼も厚い学校と言えるでしょう。その分入試の難易度も高く、しっかりと対策をすることで合格をつかみ取りましょう。