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コラム

家庭教師の授業で使う教材は?用意した方が良い理由とトラブル例

家庭教師の授業で使う教材は?用意した方が良い理由とトラブル例 塾・家庭教師の選び方

学校の成績が気になるとき、検討されることの多い「家庭教師」。塾と違ってこちらから通う必要もなく、実力や性格に合わせてマンツーマンで指導してもらえるのは、大きな魅力です。
ただし、家庭教師を依頼する際に気をつけたいのが「教材」です。家庭教師の教材をめぐっては、高額な教材の購入を迫られるなどのトラブルが後を絶ちません。

そこで今回は、家庭教師の教材についての考え方や、万一トラブルになった場合の対処法についてご紹介します。事前にしっかりチェックしておきましょう。

家庭教師の授業で使う教材

家庭教師の授業で使う教材

家庭教師を依頼した場合の教材は、「生徒が今使っているものを使う場合」と「家庭教師の会社で販売しているものを購入して使う場合」とがあります。それぞれ見ていきましょう。

今使っているものをそのまま使う

新しい教材を購入することなく、学校で使っている教科書やワーク、準拠問題集や宿題プリントなどを使って授業を進めるケースです。個人の家庭教師に多いケースですが、家庭教師の派遣会社でもこれにあてはまるところはあります。
教材の追加購入がないのでコスパが良く、使い慣れた教材なので取り組みやすいというメリットがあります。学校の授業と直結した指導を受けられるので、授業内容の復習や補強が目的の場合は特におすすめです。

家庭教師の会社で販売されている教材

家庭教師を派遣する会社では、オリジナルの教材が準備されていて購入を求められるケースがあります。月々の授業料とは別に教材費が必要になり、比較的高額になる場合もあります。自分に合った教材なのか、費用をかける価値のある内容なのかを見極めることが大切です。
学校で習う内容以上に高いレベルを目指す場合、質のいいオリジナル教材が役立つことも考えられるでしょう。

教材は自分で用意した方が良い理由

教材は自分で用意した方が良い理由

上でお伝えしたように家庭教師の教材には大きく2種類ありますが、おすすめは「今使っているものをそのまま使う」ことです。家庭教師の会社から買うよりも、自分で持っているもの、自分で用意したものを使うほうがメリットが大きいからです。どういうことなのかくわしく見ていきましょう。

家庭教師オリジナル教材は高額

家庭教師の会社が販売するオリジナル教材はかなり高額であることが多く、総額で20万円~50万円以上になることもあります。1時間当たりの指導料が割安でも、教材費は別途必要となるケースがありますので、事前によく確認しましょう。

オリジナル教材の内容

家庭教師の会社のオリジナル教材の中には、高額のわりに内容は通常の教材と大差ないものがあるので注意が必要です。「指導にはこの教材がすべて必要だ」などと、中学3年分の教材セットの購入を求められることがありますが、家庭教師は本来、生徒一人一人に合わせたオーダーメイドであるべきで、教材の一律のセット購入は無駄になることがほとんどです。

生徒が慣れている教材の方が良い

何より、生徒が使い慣れた教材の方が学習効果が高まることが期待できます。特に、苦手意識のある教科では、学校の勉強とは別に新しい教材に取り組むことは負担感が大きくなることが予想され、あまりおすすめできません。家庭教師の先生と一緒に学校のワークや宿題に取り組んだ方が、苦手に対してもやる気が出やすく、成績向上にもつながりやすいでしょう。

家庭教師の教材でよくあるトラブル

家庭教師の教材でよくあるトラブル

次に、家庭教師の教材に関してよくあるトラブルの例をご紹介します。家庭教師の派遣会社に問い合わせる前に、ぜひチェックしておきましょう。

教材の解約ができない

「指導に必要だ」と言われて何十万円もする教材を分割払いで契約した方が、その後さまざまな事情で家庭教師の依頼をやめようとした際、購入契約をしていた教材費の支払いを続けるよう求められることがあります。「使っていなくても一括購入したものは解約できない」と主張する業者がいますが、教材の購入が家庭教師指導の条件になっていたのであれば、中途解約は本来可能です(※解約料が必要な場合あるが、解約料にも法律で定められた上限あり)。
こうした教材は、指導のためというより業者の儲けのためのものですので、甘い誘い文句に乗って安易に契約しないよう注意しましょう。

強引に教材を進めてくる

家庭教師の派遣会社が電話などをかけてきて、高額教材を言葉巧みに勧めてくることがあります。ためらう保護者に、「この教材を使えば成績が上がる」「今日契約すれば〇〇%オフ」などと、強引に契約に持ち込もうとする場合もありますが、このような勧誘はきっぱり断りましょう。
家庭教師のメリットは「個別」に対応してくれるところです。指導を進めながらその子の弱点を見極め、それに合わせて教材を選択するのが本来の姿であることを覚えておきましょう。

家庭教師の教材トラブルに合わないための対策

家庭教師の教材トラブルに合わないための対策

家庭教師を依頼する際、教材トラブルに遭わないためには、利用者側が事前に確認すべきポイントが3つあります。ひとつずつ見ていきましょう。

購入するならしっかりと内容を確認してから

家庭教師の会社のオリジナル教材の中には、良質なもの、適正な価格のものももちろんあります。そういったものを購入することはもちろん問題ありません。内容をしっかり確認せずに、相手の勧めるままに契約することが問題なのです。
購入するのであれば内容を見てあらゆる角度からしっかり吟味し、納得したうえで購入しましょう。

ホームページで教材費を確認

家庭教師の会社に電話等で問い合わせる前にホームページを熟読して、教材についての説明を確認しましょう。「学校の教材を使うので教材費はいただきません」「高額教材の販売は致しません」などと明確に示しているところは比較的安心です。
教材費についての記載がない場合や、総額をぼかして「教材費は1か月あたり〇〇〇円程度」などと記載されている場合は注意が必要です。仮にひと月あたりがそれほど高くないように思えても、不要な高額教材を3年払いで設定していることもあります。
教材を売ることを目的としているため「1回1,000円」など、授業1回あたり1,000円と受け取れるような曖昧な表現などもありますので注意しましょう。

契約書で教材費の記載を確認

説明を聞いてある程度納得しても、口頭での説明と契約書の内容が異なる場合もあり得ますので要注意です。契約書に署名捺印する前に、すみずみまで目を通して記載事項を確認する必要があります。「教材費の総額」「支払い方法」「中途解約の場合の取り扱い(解約料など)」については特に注意してチェックし、不明点があれば納得いくまで質問しましょう。その際の回答に疑問な点があれば契約してはいけません。心配があれば、事前に「消費生活センター」に相談しましょう。

高額な家庭教師教材を契約してしまった時の対処法

高校入学のためにはまず目標設定が必要

十分気をつけていたつもりでも、言葉巧みな営業に惑わされ、不必要な高額教材の契約をしてしまうケースも後を絶ちません。そうなってしまった場合にはどうしたらよいか、対処法を確認しておきましょう。

クーリング・オフの利用が可能

家庭教師を解約しようとした際に、「家庭教師のクーリング・オフはできるが、教材のクーリング・オフはできない」と説明する業者がいますが、多くの場合それは虚偽です。

「家庭教師」は「特定継続的役務提供に係る規制」の対象となっており、サービスの提供にあたって必要と言われて購入した教材も、クーリング・オフの対象になると認められています。また、クーリング・オフ期間の経過後であっても、「役務提供期間」内であれば中途解約が可能です。不明な点は「消費生活センター」に相談しましょう。

クーリング・オフ対策をしてくる場合も

家庭教師の会社側が、クーリング・オフをさせないようにさまざまな手を打ってくることがあります。たとえば、「クーリング・オフをするためには正当な理由が必要」「違約金を払わなくてはいけない」などと虚偽の説明をされるケースもありますが、クーリング・オフには理由の説明も違約金も必要ありません。また、「今だけこんな特典がある」などとお得感をアピールしてくる場合もありますが、もともとの教材が高額で不要なものであれば、どんな特典がついても無意味です。惑わされないよう注意しましょう。

学研の家庭教師の場合

学研の家庭教師の場合、教材をご購入いただく必要はありません。
お子様が学校で使用している教科書を活用し授業を行います。
なぜなら、上述した通り「生徒が慣れている教材を使用すること」に重きを置いているからです。
もちろん、「レベルの高いところを目指してるからお勧めの教材を紹介してほしい」などのご要望があればご紹介させていただくことができます。
教材をご紹介させていただく場合は、「市販ルートで手に入る教材」と「塾・家庭教師ルートでなければ手に入らない教材」の2種類があります。
市販ルートの場合は、弊社で購入させていただき発送まで行うこともできますが、こちらから教材の名前をお伝えして、ご自身でご購入いただいた方が安く済みます。
塾・家庭教師ルートの場合は、約3,000円~4,000円ほどでご紹介が可能です。費用は市販ルートよりも若干高くなりますが、市販テキストより問題数が多く、問題のバリエーションも豊富なので、お子様が目指すレベルによっては塾・家庭教師ルート教材の方をお勧めさせていただくこともあります。
「学研」と聞くと出版をイメージされる方も多いかと思いますが、「学研の教材を使わないといけない」などの縛りもありませんのでご安心ください。

まとめ

家庭教師の教材についての考え方や、万一トラブルになった場合の対処法についてお伝えしました。
家庭教師の派遣会社の中には、適正なサービスを提供している会社ももちろんありますが、子どもの成績を伸ばしたいという保護者の願いにつけ込む悪徳業者も紛れています。営業トークの人あたりの良さなどに惑わされることなく、賢い消費者となってサービス内容を冷静に見極めることが大切です。「家庭教師の教材に高額なものは必要ない」ということをしっかり認識しておきましょう。

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