英語教育とSTEAM教育を融合させ、次世代のリーダーを育成する文化学園大学杉並中学校。
今回は、文化学園大学杉並中学校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用など詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
文化学園大学杉並中学校の特徴

名称 | 文化学園大学杉並中学校 |
旧名称 | 城右高等女学校 |
所在地 | 〒166-0004 杉並区阿佐谷南3-48-16 |
最寄り駅 | JR「阿佐ヶ谷」「荻窪」両駅より徒歩10分東京メトロ「南阿佐ヶ谷」駅より徒歩10分 |
設立 | 1926年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 無し |
上履き | 有り |
出身有名人 | 栗田よう子(俳優)、沢田聖子(シンガーソングライター)、森田つぐみ(元アーティスト、アイドル) |
文化学園大学杉並中学校は、「感動の教育」を理念に掲げ、生徒の感性と価値観を育む教育を実践しています。グローバル教育に力を入れ、年間200時間を超えるネイティブスピーカーによる英語授業を実施しています。またSTEAM教育にも注力し、特に課外活動「STEAMプロジェクト」では生徒の主体性と創造性を伸ばす取り組みを行っています。
充実した施設と設備を有し、生徒の学習環境を整えていることも特徴的です。部活動では卓球部が活発に活動しており、競技力向上に励んでいます。2018年からは男女共学となり、多様性を重視した教育を展開しています。
文化学園大学杉並中学校は、グローバル化とSTEAM教育を軸に、生徒一人ひとりの個性と創造性を伸ばす環境が整っており、未来社会に対応できる人材育成を目指しているといえるでしょう。
文化学園大学杉並中学校の偏差値レベル

文化学園大学杉並中学校の偏差値 | |
文化学園大学杉並中学校 | 48 |
偏差値が近い学校 | |
日本工業大学駒場中学校 | 46 |
啓明学園中学校 | 45 |
文化学園大学杉並中学校は、しっかりした基礎学力と同時に、応用力も求められる学校と言えます。受験を考える場合は、苦手科目を早めに克服しつつ、英語教育やSTEAMプログラムにも対応できる柔軟な学びの姿勢を育てることが大切になるでしょう。
文化学園大学杉並中学校の入試対策

文化学園大学杉並中学校の入試概要は以下のとおりです。詳細は公式の入試情報ページの募集要項をご参照ください。
入学試験の科目・点数配分・時間配分
試験種別 | 科目 | 試験時間 | 配点 |
2科受験 | 国語 | 50分 | 100点 |
算数 | 50分 | 100点 | |
4科受験 | 国語 | 50分 | 100点 |
算数 | 50分 | 100点 | |
理科・社会 | 60分 | 各75点 | |
適性検査型 | 適性検査Ⅰ | 45分 | 100点 |
適性検査Ⅱ | 45分 | 100点 | |
適性検査Ⅲ | 45分 | 100点 | |
英語特別入試 | 英語(リスニング) | 25分 | 100点 |
英語(リーディング・ライティング) | 25分 | 100点 | |
国語または算数 | 50分 | 100点 | |
日本語面接(選択制) | 10分程度 | – |
科目別対策
国語の傾向と対策について(100点・50分)
漢字(10問)、物語文、論説文で構成されています。対策として、文学的文章では登場人物の心情把握を意識し、論理的文章では要点を整理する練習を行いましょう。また、漢字の問題では特に同音異義語に注意が必要です。
算数の傾向と対策について(100点・50分)
四則計算(4問)、小問集合(8問)、応用問題(図形・速さ)で構成されています。計算速度の向上を図るとともに、平面図形(角度・面積)や立体切断問題の演習を重ねることで、応用問題への対応力を高めましょう。
理科の傾向と対策について(75点・60分)
生物総合、化学(氷の温度変化)、物理(磁石)などの分野が頻出です。実験データの読み取りやグラフ作成問題の対策を行い、時事問題(特にSDGs関連)にも目を向けることが重要です。
社会の傾向と対策について(75点・60分)
歴史と地理を融合した問題が特徴的で、例えば「富岡製糸場と絹産業」に関する問題などが出題されます。年表と地図を組み合わせた読解や資料分析問題への対策を進め、公民分野の時事用語にも慣れておきましょう。
特別入試対策
適性検査型の対策について
資料分析と作文が課されます。合格ラインは50%となっているため、確実に取れる問題を落とさないことが重要です。
英語特別入試の対策について
英検2級レベルの読解問題と英作文が出題されるため、高度な英語力が求められます。面接対策として、自己PRカードの作成や「Why Bunsugi?(なぜ文杉を選んだのか)」に対する回答を準備しておくと良いでしょう。
文化学園大学杉並中学校の入学後にかかる費用について

入学後にかかる見込み費用は以下の通りです。詳細は公式入試情報ページの募集要項をご参照ください。
入学時にかかる費用

項目 | 金額 |
入学金 | 280,000円 |
施設費 | 50,000円 |
制服代一式※ | 120,000円 |
合計 | 450,000円 |
※ 制服代には体操着・上履き等を含むが、そのほかのオプションは含まれない
1年次の学費等
項目 | DD7 | Advanced7 | Starter7 |
授業料 | 744,000円 | 480,000円 | 480,000円 |
管理維持費 | 96,000円 | 96,000円 | 96,000円 |
生徒会費 | 9,600円 | 9,600円 | 9,600円 |
学年費※ | 301,000円 | 324,000円 | 297,000円 |
旅行積立金 | 168,000円 | 168,000円 | 168,000円 |
昼食費 | 88,740円 | 88,740円 | 88,740円 |
父母会費 | 24,000円 | 24,000円 | 24,000円 |
合計 | 1,431,340円 | 1,190,340円 | 1,163,340円 |
※ 学年費にパソコン購入費を含む
文化学園大学杉並中学校の良い口コミと悪い口コミ

文化学園大学杉並中学校の口コミについて、良い口コミと悪い口コミをそれぞれ紹介いたします。
良い口コミ
まずは、良い口コミを紹介いたします。
とっても充実していて、青春を感じます。体育祭・文化祭がとくに楽しい! 勉強もサポートしてくれて、先生とは関わりやすいです。
多くの先生はとても熱心で、生徒をほったらかしたりする先生は一人もいません。放課後課題を手伝ってくれたり、風邪などで休んだ期間があってもサポートしてくれて満足してます。
英語教育や教師のサポート体制、学校行事の充実度を評価する声が多く、積極的に学校生活に取り組む生徒には満足度が高い印象でした。
悪い口コミ
続いて、悪い口コミの紹介です。なお、口コミを参考にすることは大切ですが、信用しすぎることは避けましょう。学校との相性を確かめるには、実際に学校行事を見に行ったり、学校見学に参加したりするなど、自分の目で見て感じることが重要です。
楽しくないしこのまま高校にいても青春なんてできません、みんな高校変えるらしくて、わたしも変えます。
ほぼ毎日朝テストがあるので勉強に追われています。放課後再試あります。塾とかないと追いつくの難しいかな?って感じです。
課題の多さや学習の厳しさに戸惑う声も見られ、学校の説明会と実際の学校生活にギャップを感じる生徒もいるようです。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/7779/
まとめ
いかがでしたでしょうか。文化学園大学杉並中学校は、世界基準の英語教育とSTEAM教育を軸に、生徒の主体性と創造性を育む教育を実践しています。グローバル社会で活躍できる人材の育成に力を入れている点が特徴的です。充実した教育内容と、生徒の「好き」を大切にする校風を踏まえ、志望校選びの際に検討されてみてはいかがでしょうか。