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【現役早稲田生が解説!】早稲田大学文学部入試 世界史の傾向と対策

【現役早稲田生が解説!】早稲田大学文学部入試 世界史の傾向と対策 大学受験

早稲田大学の世界史は、教科書外の範囲から出題されることもあるため、膨大な暗記量が求められる科目です。その上長文論述問題が出題されることでも有名です。

そこでこの記事では、「世界史の偏差値を上げて早稲田大学文学部に合格したい」という受験生のために早稲田大学文学部の入試における世界史の配点、出題形式、各大問ごとの傾向と対策を、偏差値40から早稲田大学文学部に逆転合格した現役早大生(法学部・2年)が伝授します。

早稲田大学文学部入試における世界史の基本情報

ここでは早稲田大学文学部入試における配点と制限時間、出題形式を解説していきます。

配点と制限時間

文学部は英語、国語、社会の3教科全体で200点満点です。中でも世界史の配点は50点満点で、全体に占める割合は4分の1と決して低いとは言えない割合です。そして時間は60分です。

出題形式

2022年度から2024年度にかけて、大問が6〜9つで推移しています。マークシート式と記述式の併用となっています。記述問題では、用語問題に加えて、指定された語句を用いながら、40~50字程度で出来事を要約する短文記述が出題されています。しかし2020年度、2021年度では短文記述が出題されなかったので、今後もそのようなことがあるかもしれません。

傾向と対策について

ここでは文学部の世界史の傾向と対策について解説します。

傾向

全体的に標準的な問題が多いですが、制限時間に対して問題数が多いといわれています。

出題される時代は先史時代から第二次世界大戦後までです。しかし他学部とは違って近現代史が少なめに出題されます。その代わり先史時代から出題されることも時々あるので、幅広い時代に対応できるようにする必要があります。ここ数年は西洋史からの出題が最も多いですが、年度によっては東洋史が過半数を占める場合もあります。西洋史は西ヨーロッパが、東洋史は中国史が中心で、宋代を扱うことが多いです。他にも古代オリエント史が毎年出題されています。

分野は主に政治史が中心ですが、絵画や写真を使った美術史の問題も頻出です。

対策

教科書で基本事項を抑えよう

前述の通り、標準的な問題が多いので、教科書の範囲から出題されることが多いです。本文や重要用語だけでなく、注釈や細かな説明文にもしっかりと取り組みましょう。幅広い時代から出題されているので、教科書の全範囲をカバーするように心がけましょう。

文化史は資料集を活用しよう

アメリカ独立宣言やフランス人権宣言などの資料にも取り組みましょう。また、地理的な知識を問う地図を用いた問題も出題されるので、こちらにも取り組みましょう。特に地図の問題は、中国史や朝鮮史のように時代によって激しく領土が入れ替わることがあるので、注意しましょう。

短文記述は流れを意識しよう

先述のように短文記述は年度によって出題されないこともありますが、他の受験生よりも一歩リードするために、確実に対策しましょう。解答する際は重要事項に関して「原因→経過→結果→影響」を意識するようにしましょう。

高得点を目指そう

文学部の世界史は早稲田のなかでは比較的易しいとされているので、高得点勝負になりがちです。大学が公表したデータでは、得点調整前の平均点が約7割前後だったそうです。

まとめ

早大文学部の世界史は配点が50点満点で、制限時間は60分です。全部で大問が6〜9つで、40問前後出題されます。マークシート式と記述式の問題が併用されていて、記述式問題の中でも用語記述と短文記述問題が出題されます。

先史時代から第二次世界大戦後までの幅広い範囲から出題されますが、近現代史は少なめです。西洋史が主に出題されますが、年度によっては東洋史が過半数を占める場合もあります。西洋史は西ヨーロッパから、東洋史は中国史から多く出題されます。

分野は政治史が中心ですが、絵画や写真を使った美術史の問題も頻出です。

標準的な単語が多く出題されることから、教科書で基本事項を抑えるようにして、地図や絵画など視覚的な問題は資料集を活用して対策できるようにしましょう。短文論述は流れが大事なので、「原因→経過→結果→影響」を意識して解答しましょう。

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