早稲田大学教育学部(B方式)の化学は、標準的な問題が多いと言われているため、確実に得点できるような対策が必要となります。 そこでこの記事では、「化学の偏差値を上げて早稲田大学教育学部に合格したい」という受験生のために、早稲田大学教育学部入試(B方式)における化学の基本情報、大問ごとの傾向と対策を、現役早大生(法学部・2年)が伝授します!
早稲田大学教育学部入試(B方式)における化学の基本情報
ここでは入試における化学の配点と試験時間、出題形式について解説します。入試対策をするにあたって、これらの情報はとても重要です。
配点と試験時間
教育学部の「B方式」(理学科・地球科学専修、数学科、複合文化学科)は「外国語(英語、ドイツ語、フランス語から一つ選択)」、「理科(物理基礎・物理、化学基礎・化学から一つ選択)」、「数学(数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲ、「確率分布と統計的な推測」は除く)」の三教科・150点満点で、中でも「理科(化学)」の配点は50点満点です。これは全体の3分の1を占めていることから、高い割合を占めていると言えるでしょう。試験時間は60分です。
出題形式
例年大問が計4つあり、専ら記述式の問題で構成されています。用語記述や反応式・化学式を書くだけでなく、物質の構造を図示する問題や、論述問題も出題されます。
傾向と対策について
ここでは傾向と対策について解説します。前述の通り教育学部の化学は標準的な問題が多いと言われているので、確実に得点できるように予めこれらの情報を得ることはとても重要です。
傾向としては、結晶格子の計算問題が頻出です。また、論述問題はテーマが多様で、対策を取るのが難しいことが特徴です。2024年度は「ポリ乳酸が地球温暖化の抑制に寄与すると想定される理由」や2023年度には「バイナリー発電に分子化石を加工したものが使用される理由」が出題されました。
対策としては、身の回りにある科学技術や、ニュースやインターネットで見かけた最先端の技術について、「なぜそうなるのか」と興味を持って考えることや、過去問を活用して対策することが重要です。解答ができた際には、自己採点だけで解答の出来を判断するのは難しいので、学校や家庭教師の先生に添削をお願いしましょう。
まとめ
今回は早稲田大学教育学部(B方式)の化学について解説しました。標準的な問題が多いと言われていますが、論述問題が例年多様で対策しづらいことが特徴です。まずは過去問演習を重ねましょう。
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