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コラム

小学生の行き渋りが不登校につながる前に。親ができる5つの早期対応策

小学生の行き渋りが不登校につながる前に。親ができる5つの早期対応策 不登校

小学生の子供が「学校に行きたくない」と感じる行き渋りは、学年に応じて様々な理由が関係しています。行き渋りに対して適切な対応が取れなければ不登校やひきこもりにつながることもあるため、学年に合わせた適切な対応が必要です。この記事では、学年別の行き渋りの原因と、親ができる具体的なサポート方法を紹介します。

小学生の行き渋りの原因とサイン

小学生の行き渋りは、子どもの学年に応じて原因や現れ方が異なります。子どものサインに気づき、早めに対処するために原因とサインを学年別に見ていきましょう。

小学校低学年の場合

低学年の子どもは、幼稚園や保育園からの環境変化に戸惑いを感じやすく、母子分離不安で親と離れることに不安を覚える子どももいます。

低学年の子どもは、不安な気持ちを具体的に言語化することは難しいので、登校前に「おなかが痛い」「頭が痛い」といった体調不良を訴えるなど、不安のサインを見逃さないようにしましょう。

小学校高学年の場合

高学年の子どもは、友人関係や先生との関係性など人間関係によるストレスが原因となり行き渋りに繋がる場合が多くなります。さらに、学業のプレッシャーも重なり、「良い成績を取らなければ」という期待が子どもの負担になることもあります。

子どもが学校や友人の話を避けたり、生活リズムの乱れがみられたりする場合は学校へのストレスのサインかもしれません。

学年別の行き渋りへの対応方法

行き渋りに対して長期化を防ぐためには適切な対応が必要です。行き渋りの原因が学年ごとに異なるように、必要なアプローチも異なります。共通して大切な対応と、学年別のアプローチをお伝えします。

行き渋りに対する基本姿勢

学年に関わらず共通して大切なことは、
・子供の感情を受け入れること
・無理に登校を促さないこと
・共感し、安心させること
・理由を問い詰めないこと

行き渋りが起きた際の子どもは不安やストレスを抱えている状態のため、子どもの感情を受け入れることが大切です。無理に学校へ通わせることは根本的な解決になりません。

小学校低学年への対応:必要なのは安心感

低学年の子どもには、親からの安心感が何よりの支えとなります。「全部できなくても大丈夫だよ」「今日はお休みしてもいいよ」などと声をかけて安心感を与えてあげましょう。

また、登校が難しい場合は部分登校を取り入れ、短時間から慣らしていくことが効果的です。学校側と相談し、好きな活動に参加させることで、少しずつ自信を育みます。成功したときは「よく頑張ったね」と褒めてあげることで自己肯定感を高めましょう​。

小学校高学年への対応:必要なのは話を聞く姿勢

高学年の子どもには、親が相談相手として寄り添い、子どもが安心して悩みを打ち明けられる環境を整えることが大切です。ただし、学校に行きたくない理由を話したくないと思っている可能性もあります。無理に聞き出すことはせず、他愛のないコミュニケーションを取りながら話が出来る体制を作りましょう。打ち明けてくれた場合には否定したり意見することは避け、聞くことに専念しましょう。

学業の負担が大きい場合は、宿題やテスト勉強のスケジュールを見直し、「結果よりも努力が大事」ということを伝えましょう。友人関係の悩みには「自分の気持ちを大切にしていいんだよ」と伝え、子どもが自分らしく行動できるようにサポートしてあげましょう。

学校以外の安心できる居場所を見つける

行き渋りや不登校の防止には、学校以外の場所でも子どもが安心して過ごせる環境を提供することも大切です。家庭だけでなく、地域の活動やフリースクール、学童保育といった場も有効な選択肢です。これらの場所で、学校とは違った形で仲間と関わったり、学びを深めたりすることで、子どもは安心感と自信を育んでいきます。

また、オンライン学習などを通じて、自分のペースで学べる環境を整えることも効果的です。学校だけにこだわらず、居場所の選択肢を与えてあげることが必要です。

不安が続くときは、専門家の力を利用する

子どもの不安が長期化し、家庭でのサポートだけでは解決が難しい場合、専門家の力を借りることが必要です。学校のスクールカウンセラーや児童精神科医、地域の相談機関を活用し、専門的なアドバイスを受けましょう。

すぐに専門家への相談が必要なケース

  • 心身の不調が続く:体調不良を頻繁に訴え、回復の兆しが見られない。
  • 不安やストレスが強い:登校を拒む原因が明確でなく、不安が長期間続く。
  • 親の負担が大きいと感じる:親自身が疲れ、どのようにサポートすべきか分からない。

親が一人で抱え込まずに周囲と協力することで、親の精神的な支えになるだけではなく、子どもも安心感を取り戻しやすくなります。

まとめ

小学生の行き渋りは、学年ごとの特徴に応じた対応が重要です。低学年では安心感を与え、無理なく学校に慣れていくことが求められます。高学年では、相談相手となり、友人関係や学業の負担を軽減するサポートが重要です。

また、学校以外の居場所を見つけたり、自己肯定感を育てるための小さな成功体験を積むことで、子どもは自信を持って成長していけます。親が早くに行き渋りのサインに気づき、無理のないサポートを続けることで、子どもは安心して自分のペースで進むことができます。学校、家庭、専門機関が協力し、子どもを支えていきましょう。

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