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コラム

【現役早稲田生が解説!】早稲田大学教育学部の基本情報、入試の傾向と対策(文系編)

【現役早稲田生が解説!】早稲田大学教育学部の基本情報、入試の傾向と対策(文系編) 大学受験

早稲田大学教育学部は日本の教育学研究の先駆けとされている伝統のある学部です。教育学だけでなく、心理学や社会学など多様な分野を研究しています。卒業生には教育界だけでなく、政界や経済界、メディア界などにも数多くの著名人を輩出しています。

今回は早稲田大学教育学部の紹介と、各教科の基本情報、主な進路や受験生の方からよくある質問を、現役早大生(法学部・2年)が解説します。早稲田の教育学部は文系の学科と理系の学科に分かれています。ここでは文系の学科について解説します。理系の学科につきましては「【現役早稲田生が解説!】早稲田大学教育学部の基本情報、入試の傾向と解説(理系編)」をご覧ください。

早稲田大学教育学部の基本情報

早稲田大学教育学部の基本情報を解説していきます。

設立:1949年
所在地:〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1(早稲田キャンパス・16号館)
アクセス:JR 山手線 高田馬場駅から徒歩20分
     西武新宿線 高田馬場駅から徒歩20分
     東京メトロ 東西線 早稲田駅から徒歩5分
     東京メトロ 副都心線 西早稲田駅から徒歩17分
     都バス 学02 (学バス) 高田馬場駅ー早大正門
     東京さくらトラム (都電荒川線) 早稲田駅から徒歩5分 

学生数:4,107人(全体:38,776人)※2023年5月1日時点 
男女比:6:4※2023年5月1日時点
学科:(文系)教育学科・国語国文学科・英語英文学科・社会科・複合文化学科、(理系)理学科・数学科・複合文化学科

※出典:https://www.waseda.jp/fedu/edu/access/https://waseda.app.box.com/s/181q6hd6jwbl1yrs02i5u5p3rtz35yd8https://www.waseda.jp/fedu/edu/about/overview/ 

因みに早稲田キャンパスはとても立地が良くて、高田馬場駅からJR 山手線でJR 新宿駅、池袋駅までそれぞれ2駅でつくことが出来ます。他にも東西線で東京駅(大手町駅)まで11分で到着できます。

学科について

※以下出典:https://www.waseda.jp/fedu/edu/about/overview/ 

教育学部で文系の学科は、全5学科(教育学科、国語国文学科、英語英文学科、社会科、複合文化学科)に分けられています。一部の学科は専修や専攻によってさらに細分化されます。

このように教育学部には自分の希望する専門知識を身につけられる学科が多数設置されています。

「教育学部」という名前ですが、実は教育学を習得することに特化した学部ではなく、教員を志望する学生はあまり多くないといわれています。筆者の教育学部の友人や先輩のほとんどは民間企業に就職することを希望していました。

教育学科とは

※以下出典:https://www.waseda.jp/fedu/edu/about/overview/education/

教育学科は特に教育に焦点を当てて、教育システムや政策、方法を専門的に学べる学科です。

教育学科は「教育学専攻」と「初等教育学専攻」の2つの専攻から構成されていて、教育学専攻はさらに「教育学専修」、「生涯教育学専修」、「教育心理学専修」の3つの専修から構成されています。表にまとめると以下の通りです。

教育学科教育学専攻教育学専修
生涯教育学専修
教育心理学専修
初等教育学専攻ー(専修なし)

「教育学専攻」について

・「教育学専修」とは

教育学専修とは文字通り、教育学全般について学ぶ専修です。教育学を学ぶことは、人間形成のあり方を学ぶことにもつながります。詳細は公式HP をご覧ください。

・「生涯教育学専修」とは

生涯教育学専修は、学校教育だけでなく、家庭で生活を営むことや趣味を通じて学習することなどについても教育としての価値を見い出し、研究する専修です。

詳細は公式HP をご覧ください。

・「教育心理学専修」とは

心理学を利用して、専門職や教職を目指す等の進路を決定するためには、早めに決断することが重要です。

そこで教育心理学専修では、低学年より早めに心理学の「プロになる」決断をして、それについて必要な知識・技術を獲得するための組織的な学習を行うことができます。

心理学の専門職としては、研究者、公認心理士、公務員心理職等があります。

詳細は公式HP をご覧ください。

「初等教育学専攻」について

初等教育学専攻とは、小学校教員の養成を主な目的とする専攻です。

特色としては早稲田で唯一「小学校教諭一種免許状」を取得することができる学科であることです。これは小学校教員になるのに必要な資格となっています。

詳細は公式HP をご覧ください。

「国語国文学科」とは

※以下出典:https://www.waseda.jp/fedu/edu/about/overview/japanese/ 

上代〜現代に渡る日本語・日本文学や中国古典文学(漢文学)や、国語教育、日本語教育等を主に学ぶことができます。

詳細は公式HPをご覧ください。

「英語英文学科」とは

※以下出典:https://www.waseda.jp/fedu/edu/about/overview/english/ 

英語英文学科は、主に「英語の研究」や「英語での研究」を軸とした科目が多く設置されています。

詳細は公式HP をご覧ください。

「社会科」とは

※以下出典:https://www.waseda.jp/fedu/edu/about/overview/society/ 

社会科はさらに「地理歴史専修」と「公共市民学専修」に細分化されています。社会に関する研究について、「地理・歴史」と「公共市民学」という二つの異なる学問からアプローチできます。

「地理歴史専修」とは

地理学(人文地理・自然地理)・歴史学(日本史・東洋史・西洋史)両方の学問領域について基礎を学んだあと、3年次に地理学・歴史学のいずれかを選択し、演習・卒業論文などを通して専門的な研究を深めることができます。

なかでも「地理学専修」の詳細については、公式HP をご覧ください。

「公共市民学専修」とは

公共市民学専修は、「公共」と「市民」という二つの概念を手掛かりとして、今日の世界を社会科学的に理解した上で、様々な立場の個人や集団が相互の対話と批判を通じてよりよい社会を作り上げていくプロセス(過程)に参加するために必要な資質の育成を目指しています。

詳細は公式HP をご覧ください。

「複合文化学科」とは

※以下出典:https://www.waseda.jp/fedu/edu/about/overview/cultural/ 

複合文化学科は、人間に関わる事象全般を「文化」と捉えたうえで、それを多元的・多面的に考察する力を身につけることができます。

英語以外の外国語(ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、スペイン語から選択)を学ぶことにより、文化や社会に対する複眼的な思考を培い、情報通信ネットワークの技術を習得することにより情報を収集・編集して発信する力を養います。

さらに問題発見・解決型の教育価値の創造を目指しています。

詳細は公式HP をご覧ください。

偏差値と倍率・合格最低点(A方式のみ)

受験する大学・学部の偏差値や合格最低点は、模試を受ける際や過去問対策をする際の目標値となりますので、対策を始める前に知っておくことはとても重要です。

教育学部は学科・専修・専攻、入試方式によって偏差値や倍率等が異なるので注意してください。

ここでは文系選択で、3教科受験をしようと考えている方向けに、A方式入試のみについて解説します。理系の学科を希望している方は、関連記事にある「【現役早稲田生が解説!】早稲田大学教育学部の基本情報、入試の傾向と解説(理系編)」をご覧ください。

以下、2024年度のA方式入試の偏差値と倍率、合格最低点を学科・専修・専攻別に表にまとめましたので、ご覧ください。

学科専攻専修偏差値倍率合格最低点 (150点満点)
教育教育学教育学65.07.295.3
生涯教育学12.696.7
教育心理学10.196.3
初等教育学10.493.6
国語国文5.8104.9
英語英文3.4104.5
社会地理歴史6.196.9
公共市民学4.692.3
複合文化5.0110.8
※2024年8月27日時点

※出典:https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/3190/difficulty/?facultyID=025https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2024/05/2024_3.pdfhttps://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2024/05/kekka_240509.pdf

合格最低点について、早稲田大学は素点に対して独自の操作を加えることで、選択科目の難易度の差などを調整しているため注意が必要です。詳細は次章で解説しているので、ぜひご覧ください。

「合格最低点」に関する注意点

大学から公表されている「合格最低点」は素点ではなく、成績標準化後の得点なので過去問等で自己採点をするときは注意してください。

「成績標準化」とは早稲田大学公式によると「科目間の難易度の差による有利・不利をなくすこと、各試験教科の配点ウェイトを合計点に適切に反映することを目的として、標準化等による得点調整を行う」ことをいいます。教育学部は試験で課される全科目に適用しているので、素点がそのまま試験成績に反映されることはありません。教育学部はこれをA方式・B方式入試の全科目に適用しています。

さらに教育学部は「合格基準点」という制度を設けています。受験した各教科の点数が合格基準点に満たない場合、仮に全教科の合計点数が合格最低点を越しているとしても、無条件で不合格になる制度のことです。例えば、国語で2割の点数しか取れなかったけれど、他の教科で埋め合わせて全教科の合格最低点を上回ったとします。そこで国語についての合格基準点が3割だった場合、残念ながら不合格になってしまいます。教育学部はこれをA方式・B方式入試の全科目に適用しています。詳細は公式HPをご覧ください。

特に「国語国文学科」「英語英文学科」「複合文化学科」はこれらの得点調整や合格基準点について、特殊な規定を設けているので、注意してください。

「国語国文学科」はA方式入試で「国語」の得点が、成績標準化(得点調整)後に1.5倍されます。他にも「合格基準点」について、「国語」の点数に対して、国語国文学科の全受験者の平均点に設定されています。つまり国語で全受験者の平均点以上の得点を取得できないと、無条件で不合格になります。

次に「英語英文学科」は、A方式入試で「英語」の得点が、成績標準化(得点調整)後に1.5倍されます。他にも「合格基準点」について、「英語」の点数に対して、英語英文学科の全受験者の平均点に設定されています。

最後に「複合文化学科」は、A方式・B方式入試で「英語」の得点が、成績標準化(得点調整)後に1.5倍されます。

試験科目の配点・試験時間(A方式のみ)

教育学部の一般入試における、試験科目ごとの配点・試験時間を解説していきます。

A方式の対象の学部は、教育学科(全専攻・専修)、国語国文学科、英語英文学科、社会科(全専修)、複合文化学科です。しかし複合文化学科のみ、B方式で受験することも可能です。

以下各科目の配点・試験時間を表にまとめましたので、ぜひご覧ください。

科目名配点(点)試験時間(分)
国語5090
地歴(世界史B・日本史B・地理Bから一つ)5060
外国語(英語・ドイツ語・フランス語から一つ)
※英語英文学科は英語のみ選択可
5090
合計150

配点がどの教科も均等に割り振られていることが特徴です。そのため、得意な教科の得点を伸ばすことが、合格への近道だと言えるでしょう。

各教科の基本情報

志望校の合格を目指すにあたって、本番で解くことになる試験問題の傾向と対策を知ることはとても重要です。前章と同様に、A方式の科目についてのみ解説します。

英語

出題形式は、例年大問が全部で3つあって、全て長文問題となっています。

英語は多くの大学・学部の入試で一番高い比重を占めており、それに加えて対策するのに一番時間がかかる科目だとしている人もいます。

詳細な傾向と対策についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

国語

例年大問が全部で4つ出題されており、現代文が2つ、古文・漢文が1つずつの構成です。

一現代文
二現代文
三古文
四漢文

「国語」は文系科目の中で最も対策のしづらい科目だという人もいます。ですがしっかりと対策をしていけば、得点源になる可能性もあります。

詳細な傾向と対策についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

日本史

例年大問が6つ出題されており、マークシート式の問題と記述式の問題の併用となっています。大問1〜4までは古代から近現代までの問題で、大問5はテーマ史の問題が出題されます。共通テストで見られるような会話形式であることが特徴です。

Ⅰ〜Ⅳ:古代〜近現代の問題
Ⅴ:テーマ史(会話形式)

日本史はとにかく知識量が求められることから、地道な暗記作業を要する科目です。とりわけ早稲田大学の日本史は、教科書外の範囲から出題されることも多いため、膨大な暗記量が求められます。

詳細な傾向と対策についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

世界史

全体的に基礎的な問題が出題されていると言われているので、早稲田の中でも難易度は標準的といえます。

早稲田大学の世界史は、教科書外の範囲から出題されることもあるため、膨大な暗記量が求められる科目です。

詳細な傾向と対策についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

地理

例年大問が4つ出題されており、マークシート式の問題と記述式の問題の併用となっています。

早稲田大学の地理は選択する受験生が少ないため、競争率があまり高くなく、日本史や世界史ほど問題の難易度が高くないといわれているため、対策がしやすく「穴場」であるといえます。

詳細な傾向と対策についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

オープンキャンパス情報

試験本番は基本的に早稲田キャンパスか戸山キャンパスのどちらかの教室で受験することになるので、下見を行うためや、志望校合格のためのモチベーション向上のために実際に現地に赴くことはとても重要です。

早稲田大学は毎年夏に早稲田キャンパス、戸山キャンパス、西早稲田キャンパス、TWIns(先端生命医科学センター)でオープンキャンパスを開催しています。教育学部の文系学科を第一志望にしている方であれば、早稲田キャンパスのオープンキャンパスに参加することをお勧めします。詳細は公式HP をご覧ください。

他にも地方に住んでいて、東京に直接赴くことができないという方向けに、オンラインでオープンキャンパスに参加することができます。こちらも詳細は公式HP をご覧ください。

4年間の学費と主な学内奨学金

早稲田大学は私立大学なので、文系の学科でも国公立大学に比べると学費がかなり高額です。ここでは4年間で発生する学費の合計と、主な学内奨学金を表にまとめましたので、ぜひご覧ください。

4年間の学費(2025年度)

ここでは早稲田大学教育学部で発生する4年間の学費について表でまとめました。また、文系の学科の中でも「英語英文学科」は、他の学科と学費が異なるので注意してください。

※以下出典:https://waseda.app.box.com/s/h3wtywrac1k5qp2jeqpynd4he4huwe6s

教育学科、国語国文学科、社会科、複合文化学科

第1年度¥1,248,300〜1,288,300(うち入学金¥200,000)
第2〜4年度¥1,240,000
合計¥4,968,000〜5,008,000

結果的に最低でも4年間で約496万円発生することになります。ちなみに国公立大学は、学部問わず4年間で約243万円と法令で定められているので、その2倍以上も高額なことがわかります。
(出典:https://www.hokugin.co.jp/cs/loan/gakushi/contents/001.html )

英語英文学科

第1年度¥1,271,600(うち入学金¥200,000)
第2〜4年度¥1,251,000
合計¥5,024,600

結果的に最低でも4年間で約502万円発生することになります。英語英文学科の方が、他の文系学科よりもやや高額です。

この通り、どの学科も人によっては相当高額に感じられる金額です。しかし早稲田大学では「学内奨学金」制度によって負担を減少させることができます。詳細は次章で解説しているので、ぜひご覧ください。

主な学内奨学金

前述の通り、教育学部の学費は年間130万円程度のため、全額の負担が難しい方もいるかもしれません。しかし早稲田大学は独自の「学内奨学金」を設けていて、そのすべてが返済不要となっています。さらに学外奨学金とも併用できる(学外奨学金の規定によっては不可能な場合もあります)ので、より経済的負担を軽減することができます。

名前奨学金額奨学金支給期間
めざせ!都の西北奨学金¥450,000※教育学部 (文系) の場合休学期間を除く4年間
紺碧の空奨学金①入学検定料(大学入学共通テストの検定料は除く)および入学金免除②授業料、実験実習料、その他諸経費を全額免除③家賃補助・生活支援金として上限月額9万円正規の在学中4年間まで

※応募条件や、募集人数、選考内容等の詳細事項は、各奨学金の公式HPを参照してください。

他にも様々な学内奨学金も設けられているので、ぜひ早稲田大学奨学課の公式HPをご覧ください。学外奨学金につきましても該当する奨学金の各公式HPをご覧ください。

おすすめの資格

英語や簿記などの資格試験は、就活や大学院進学の際に自分の強みを表すのに役に立ちます。さらに司法試験や公務員試験のように、自分の将来を大きく変えるような資格もあります。

ここでは他の学部と比べて、教育学部で取りやすい資格を解説します。

教員免許

教員免許は小学校や中学校等の区分で細分化され、さらに中学校以降は教科によっても細分化されます。

注意していただきたいのは、取得できる教員免許の種類は、学部学科によって限定されています。例えば早稲田で言うと、「教育学部初等教育学専修」では小学校教員の免許は取得できても、中学校教員の免許を取得することはできません。

それぞれの学部学科によって取得できる教員免許の種類は、公式HP をご覧ください。

英語の検定

英語の資格は、就活や大学院進学の際に自分の英語力をアピールするのにとても有用です。

特に英語英文学科の学生は普段から英語で書かれた文献等に触れている人が多いため、他の学部学科よりも容易に資格を取れる学生が多いと言えるでしょう。おすすめの資格試験はToeicやToeflです。

卒業生の主な進路

※以下出典:https://www.waseda.jp/inst/career/assets/uploads/2024/05/ac41a239371385b2d4b5afb2fc2bcb65.pdf 

まず大まかな進路を解説します。公式の発表によると、2022年度卒業生の進路は以下の通りです。

進路人数割合
就職70579.8%
進学11212.6%
資格試験182.0%
その他485.4%
合計883
※2023年5月時点

教育学部は意外にも教員より就職を意識している人が多いといわれているので、他の学部と比べて就職を選択する人の割合は多いです。

理系の学科もあるため、大学院に進学する学生も多いことが特徴です。

次章では、主な就職先を解説します。

主な就職先

もし学部を卒業した後に就職することを考えているのなら、就職したい業種を予め考えておくとよいかもしれません。そこで卒業生の就職先の業種のグラフを公開したいと思います。

※2023年5月時点

人によっては意外に思うかもしれませんが、教育学部の卒業生のほとんどは教育業ではなく、情報通信やメーカーなどの企業に就職しています。

よくある質問

ここでは受験生の方からよく頂く質問をまとめました。受験中や入学前は不安なことが色々あると思うので、ぜひ見ていってください。

Q
どのくらいから試験勉強を始めましたか?
高校2年生の4月から受験勉強を始めました。より詳しい筆者の受験勉強開始時のエピソードについて気になる方は、こちらの記事や、こちらの記事をご覧ください。

Q
1日何時間くらい勉強しましたか?
高校2年生の春から高校3年生の春にかけて平日は1日4時間、休日は7時間ほど勉強しました。高校3年生の夏休みからは更に追い込んで、平日は5時間ほど、休日は10時間程勉強しました。ちなみに早慶に合格するための勉強時間の合計の目安は、約2,800時間と言われています
出典:
https://jyuke-labo.com/daigakujyukentaisaku/soukeijouri/ 

Q
どの科目に重点を置きましたか?
英語に重点を置きました。殆どの大学学部の入試は英語の比重が大きいので、英語を重点的に勉強することがおすすめです。

Q
学生の雰囲気はどのような感じですか?
大人しい学生とそうでない学生で半分くらいのイメージです。一見チャラそうな人でも、実は中身はそうでもなくて真面目な人がかなり多いです。あと早稲田に進学して驚いたことは、学生の精神年齢が高くて優しい人が多い所ですね。

まとめ

今回は早稲田大学教育学部(文系)について解説しました。多様な学科に分かれているため、教育学のみならず様々な学問を学ぶことができます。

偏差値は65程度と高めですが、試験問題は標準的な難易度で、基本的な知識や技術があれば合格点を超えることができるといわれているので、念入りな対策を行えば合格できる可能性は高いと言えるでしょう。

最後に、「第一志望に合格することは簡単なことではない」とよく言われています。筆者も法学部を第一志望に受験勉強をしていた時は、中々上がらない偏差値や過去問の正答率によく頭を悩ませていました。しかし最後まで地道に過去問演習を積み重ねた結果、本番では今までで一番高い正答率で合格することができました。どうか「地道に頑張る」ことを意識しながら、第一志望への合格をつかみ取ってください。筆者は早稲田で待っています。


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