難関中学校の合格を徹底的にサポートする進学塾、日能研について徹底解説します。
進学塾はたくさんありますが、子どもと相性のいい塾を選ぶことも大切です。
日能研ならではの特徴、学習内容、クラス分けの仕組みを正しく把握しましょう。
日能研とは
最初に日能研の基本的な情報を確認しましょう。
日能研は、「未来への学び」をコンセプトとしており、歴史・規模ともに日本最大級の中学受験塾になります。
「シカクいアタマをマルくする」のキャッチコピーや、塾生向けに作成された「Nかばん」なども有名です。
また、一口に日能研と言っても、実際には5つの会社に分かれています。
①日能研(本部)
②日能研関東
③日能研関西
④日能研九州
⑤日能研東海
こちらの5社が日能研として全国の受験生を指導しています。
本部系、関東系に分けられ、本部系は株式会社日能研が運営し、関東系は株式会社日能研関東が運営しています。
本部系は首都圏と北海道の合計52教室、関東系はその他のエリアの41教室を指します。
本部系と関東系は運営会社が違うだけでなく、教育方針も違います。
例えば本部系の場合、子どもたちの自主性、主体性を重視する教育方針で、関東系は子どもたちの学力アップに注力しているほか、宿題や副教材も少なく、のびのびと学べる環境が整っています。
一方で関東系の場合は、宿題や副教材も多く、本格的に学力をアップして難関校合格を目指す志向が強いです。
日能研の特徴
日能研は、講師と生徒の対話を重視しています。
授業中に積極的に対話を繰り返すことで、子供たちの「なぜ?」「どうして?」を引き出し、主体性を育んでいます。
日能研では、「その場で発生する子供の疑問」を大切にしているため、「授業の予習」よりも「授業の復習」に重きをおいた、「復習特化型の進学塾」であることも特徴の一つといえるでしょう。
また4年生からは、学んだ内容を理解できているかを確認する、学習力育成テスト(旧:カリキュラムテスト)が2週間に1度のペースで行われ、「塾の授業→自宅学習(復習)→学習力育成テスト→見直しと振り返り」が一つのサイクルになってきます。
この特徴もまた、復習特化型の塾と呼ばれる所以でしょう。
この歴史ある学習手法により、「中堅から難関中学校まで多くの合格者」を輩出しています。
対象学年と授業スタイル
日能研の対象学年は小学1年生から小学6年生です。
ただ学年ごとに区切って指導を行うのではなく、1年生から6年生までの6年間を6つのステージに分け、それぞれに応じた指導を行います。
・小学1年生〜2年生は、身体や五感を使い体験的に学ぶステージ。
・小学3年生は、学ぶことの楽しさ、一緒に学ぶ仲間を作ることを重視したステージⅠ
・小学4年生の前期は、学びに慣れ親しむステージⅡ
・小学4年生の後期~小学5年生の前期は、学び方や学ぶ視点を広げるステージⅢ
・小学5年生の後期~小学6年生の前期は、自分の学び方や考え方を深めるステージⅣ
・小学6年生の後期は、自分でPDCAを築き、合格力を鍛えるステージⅤ
また、日能研は新しいことを次々に学ぶのではなく何度も復習して知識を定着させることを前提としたカリキュラムを用意しており、学力の低い子どもも取りこぼしません。
クラス分けの仕組み
次にクラス分けの仕組みについて解説します。
日能研では学習レベルに応じたクラス分けがされていますが、最初は入塾テストの段階でクラスが決定します。
その後は2週間ごとの学習力育成テスト、定期的に開催される公開模試、そして普段の授業の態度、学習状況を総合的に判断し、クラス分けが行われます。
クラス分けの頻度は4年生と5年生は2か月に一度、6年生になると毎月行われます。
1クラスは20人程度で構成されています。
クラスは基本的に基礎クラスがW、応用クラスがGと呼ばれますが、関東系や一部の本部系の塾では基礎クラスがA、応用クラスがMと呼ばれることもあります。
また、校舎の規模によっては、W1、W2など、さらにクラスが細分化されることもあります。
さらにMクラスの中から特に優秀な生徒を集めたTMクラスを用意している塾もあります。
応用クラスの偏差値は55程度、さらに上のクラスに上がるための偏差値は65程度必要です。※校舎により異なる場合があります。
上のクラスに行くにはクラス分けテストで良い成績を取る必要がありますが、テスト内容についても把握していきましょう。
日能研のクラスアップをはじめとする各対策は、こちらのページで解説しています。
クラス分けテストについて
日能研のクラス分けには学習力育成テストが参考にされます。
学習力育成テストとは、学習内容をきちんと把握できているか、知識や考え方が身についているかを確認するテストで、定期的に行われます。
1週間から2週間の間に学んだことを振り返る内容なので、きちんと授業に参加できていれば高得点を取りやすいです。
一方で公開模試もクラス分けに影響します。
範囲が決まっておらず、各クラスの基準偏差値より高いか低いかでクラスが決定します。
学年別の授業内容について
日能研は学年ごとに学習の内容、コンセプトが変わります。
学ぶことの楽しさを知る低学年から、志望校合格に向けて学力を鍛え上げる高学年のカリキュラムの違いを確認してください。
小学1年生~3年生
小学1年生から小学3年生までは、子ども自身が自分なりの学び方を見つけるためのサポートをする期間です。
学ぶことへの抵抗をなくし、自主的に学習できる習慣を身に着けさせます。
小学3年生までは、入塾テストがなく、誰でも無条件に入塾できるのも特徴です。
小学2年生までは「ユーリカ!きっず」というカリキュラムを取り入れており、子どもたちは五感を使って楽しみながら学習できます。
具体的に活動して知識を身に着ける「わくわくステップ」、さらに知識を深める「ふむふむステップ」にわけられ、1年生は32回、2年生は38回のレッスンがあります。
ユーリカ!きっずは未開講の教室もあります。公式サイトの「ユーリカ!きっず」開講校一覧に掲載されているので、事前に確認してください。
小学4年生
小学4年生前期はステージⅡとして、「未来へつながる学び方に親しむカリキュラム」が始まり、自分なりの学習サイクルがしっかりと身に付きます。
4年生後期にはステージⅢの「知識を広げるカリキュラム」が始まり、多様性のある学び方を身に着けられます。
科目は算数、国語、理科、社会の4つで、授業は70分が2コマです。
第二、第四土曜日の午前中にはクラス分けに影響する学習力育成テストが開催されます。
科目 | 授業時間/日 | 通塾ペース |
---|---|---|
算数、国語、理科、社会 | 70分×2コマ | 週2回+隔週(土曜日) |
日能研小学4年生の対策については、こちらの記事で解説しています。
小学5年生
小学5年生は学力だけでなく精神力も成長していきます。
目の前の課題をこなすだけでなく、課題の意味を考える、自分の言葉で説明するといった能力も養うカリキュラムがスタートします。
5年生前期は4年生後期に引き続き、多様性のある学び方を広げていくことに注力します。
5年生後期になるとステージⅣとして、考え方、学び方を深める段階に入ります。
第二、第四土曜日に学習力育成テストがあります。
クラスによっては特別講座も開催され、終了時間が20時45分になる日もあります。
4年生までとは違い、お弁当の用意が必要です。
科目 | 授業時間/日 | 通塾ペース |
---|---|---|
算数、国語、理科、社会 | 70分×2コマ | 週3回+隔週(土曜日) |
日能研小学5年生の対策については、こちらの記事で解説しています。
小学6年生
小学6年生になると、いよいよ中学受験に向けたカリキュラムがスタートします。
一つの考え方に縛られず、多様な考え方、知識を応用して問題を解くスキルを高めていきます。
自分なりの学習方法を確立するだけでなく、他者とのつながりも意識しながら学べます。
基礎クラスは2科目の場合70分が週に5コマ、4科目の場合70分が週に9コマあります。
応用クラスは全4科目で、70分が週に12コマあります。
クラス分けやコマ数は教室によっても変動するので事前に確認してください。
これまでは学習力育成テストは隔週の土曜日に開催されていましたが、6年生になると毎週日曜日の午前中に開催されます。
さらに日曜日は午後から日能研入試問題研究特別講座、通称「日特」が実施されます。
後期からは志望校別対策が始まります。
科目 | 授業時間/日 | 通塾ペース |
---|---|---|
算数、国語、理科、社会 | 70分×2~4コマ | 週5回+隔週(土曜日) |
日能研小学6年生の対策については、こちらの記事で解説しています。
教材について
日能研で使われる教材はすべてオリジナルです。
授業に使用される「本科テキスト」は、ただ知識を詰め込むだけでなく、考え方、学び方も習得できる内容です。
家庭学習用テキストは「栄冠への道」というタイトルで、授業で学んだ内容を思い返せる仕様となっております。
自宅でしっかり復習することで、知識や考え方を自分のものにできます。
関東系の日能研では、サブ教材も用意されています。
サブ教材はメインのテキストをさらに補完する内容です。授業の復習や、より細かな応用の対策まで行えます。
・算数、国語の復習ができる「ベストチェック」
・理科や社会の基礎知識が整理された「メモリーチェック」
・難関校の対策ができる「難関校対策問題」
・語彙力の強化ができる「語句のたしなみ」
・日本の歴史を視覚的に暗記ができる「日本史資料集」
など、日々の学習のサポートになるテキストが充実しています。
サブ教材は教材費に含まれているので、別途費用がかかることはありません。
日能研全国公開模試について
日能研全国公開模試は首都圏を中心に、12,000人が受験する模擬試験です。
過去40年間の日能研のノウハウ、入試問題傾向からデータを分析し、より適正な偏差値を割り出せます。
4年生は9月に実力判定模試があり、5年生は9月から12月にかけて毎月実力判定模試があります。
6年生になると合格判定と合格力実践が繰り返され、計5回開催されます。
合格判定テストは入試本番のシミュレーションができます。
合格力実践テストはさまざまな傾向の問題が出題され、どんな問題にも対応できる応用力が試されます。
日能研全国公開模試は結果の通知が早く、受験後すぐに結果を踏まえた学習スケジュールの調整や目標の調整ができ、モチベーションの維持につながります。
入試問題の傾向を予測した上で問題を作成しているため、実践に近い形で現在の学力を確認できるのも特徴です。
日能研全国公開模試対策については、こちらの記事で解説しています。
日能研の料金形態について
日能研には入学金と月謝が必要です。
入学金は小学3年生までは税込み11,000円、4年生からは22,000円です。
授業料に関しては、科目数、週のペースを増やすと料金が増えるシステムになっています。
学年ごとの授業料を月額と年額でまとめましたので、ご覧ください。
入学金
小学1年生~小学3年生 | 小学4年生~小学6年生 | |
---|---|---|
入学金 | 11,000円 | 22,000円 |
授業料
月額 | 年額 | |
---|---|---|
小学3年生 | 10,450円 | 125,400円 |
小学4年生 | 70分×3コマ/週 2科目:15,675円 70分×4コマ/週 4科目:20,900円 | 188,100円 250,800円 |
小学5年生 | 70分×4コマ/週 2科目:19,228円 70分×6コマ/週 4科目:26,334円 | 230,736円 316,008円 |
小学6年生 | (基礎クラス) 70分×5コマ/週 2科目:22,770円 70分×9コマ/週 4科目:32,076円 (応用クラス) 70分×12コマ/週 4科目:42,768円 | (基礎クラス) 273,240円 384,912円 (応用クラス) 513,216円 |
その他の費用として、各学年で教材費、学習力育成テスト受験料、日能研全国公開模試受験料が必要です。
費用は学年によって変動するので、事前に公式サイトの料金表で確認しましょう。
(https://www.nichinoken.co.jp/guide/before/05.html)
日能研の合格実績について
日能研の2022年の合格実績は下記の通りです。
難関中学校の合格実績は少ないですが、特に中堅校への合格実績が豊富にあります。
中堅校への受験を考えている子どもにとっては、日能研は良い環境が整っています。
中堅中学校に明確な定義はありませんが、偏差値が45から54くらいの中学校は中堅校とまとめられることが多いです。
目指す中学校のレベルによって合う塾、合わない塾があるため、あらかじめおおよその志望校の偏差値を確認しておくことも大切です。
学校名 | 合格者数 |
---|---|
城北埼玉中学校 | 391 |
名古屋中学校 | 279 |
立教新座中学校 | 188 |
大阪明星中学校 | 174 |
東京都市大学付属中学校 | 169 |
城西川越中学校 | 162 |
東海中学校 | 143 |
淳心学院中学校 | 131 |
獨協中学校 | 122 |
浅野中学校 | 120 |
静岡聖光学院中学校 | 113 |
滝川中学校 | 112 |
本郷中学校 | 110 |
鎌倉学園中学校 | 98 |
清風中学校 | 96 |
世田谷学園中学校 | 90 |
逗子開成中学校 | 89 |
サレジオ学院中学校 | 84 |
芝中学校 | 84 |
桐光学園中学校(男子部) | 83 |
(参考:https://kuriagekun.com/juku_info/%E6%97%A5%E8%83%BD%E7%A0%94)
日能研のメリットとデメリット
難関校の多数の合格実績を誇る日能研を選ぶメリットとデメリットを解説します。
子どもに合う内容か、無理なく通い続けられるカリキュラムかを確認しましょう。
日能研のメリット
①主体性を育む「対話式授業」
日能研では対話式の授業を行っています。
講師が一方的に内容を喋るのではなく、生徒一人ひとりと向き合って会話をしながら授業が進みます。
生徒たちは授業に緊張感を持って挑めるだけでなく、臨場感を楽しみながら授業に積極的に参加できます。
会話を繰り返すことで自分で考える力、発信する力も身に付き、この力は志望校合格だけでなくその先の未来を掴み取るために役立ちます。
②カリキュラムの均一化の徹底により校舎による格差が少ない
日能研はクラスごとに教材やサブテキスト、カリキュラム内容を変えて指導しています。
クラスごとにカリキュラムを徹底して統一しているため、別の教室の同じクラスの方がよく学べる、こちらの教室の方が学力が高いといった差が生まれにくいです。
クラスの中で落ちこぼれてしまう心配もなく、子どもたちは自分のペースで学習を続けられます。
どの教室を選んでも子どもの学力に応じた適切な指導が受けられるので、同じ日能研の中からどの教室を選ぶべきか迷う必要はありません。
③即座に振り返りができるDI採点システム
日能研ではD採点システムを導入しています。
答案を即座にスキャニングしてデジタル化し、即座に採点結果を受け取れるシステムです。
D採点システムにより、さっき受けたばかりの問題をすぐに振り返ることが可能になります。
採点は〇×がついておらず、自分で正解を確認しながら、現在の実力を客観的にチェックできるのもメリットです。
なぜその解答を選んだのか、なぜこの考えに至ったのかを即座に振り返ることで、同じ間違いを二度繰り返さないよう復習ができます。
④中堅校の合格実績
合格実績の項目でも説明しましたが、日能研は特に中堅校の合格実績が豊富です。
難関校の合格率が高いサピックスはクラスを詳細に分け、頻繁にクラス分けテストを行うことで子どもたちの競争心を高めます。
日能研はクラスが2つから3つまでしかなく、クラス分けのペースも比較的ゆったりしています。
頻繁にクラスが上下すると、子どもにとってはそれ自体がストレスになる可能性もあります。
超難関校の合格実績はサピックスには及びませんが、中堅校の受験を目指しているのであれば日能研はおすすめです。
日能研のデメリット
①過去問演習が11月まで禁止されている
日能研は、基本的な知識をきちんと身に着けてから過去問演習に挑むことを推奨しています。
実力が身に付いていない段階で過去問に挑むと全く歯が立たずモチベーションが下がってしまうことを危惧しているためです。
受験が近づく11月までは過去問を解くことは禁止されているので、早く自分の実力を試したい子どもにとってはフラストレーションがたまってしまいます。
「他の塾はもう過去問対策をしているのに」と焦ってしまう子どももいます。
このような子どもに対して無理に過去問を禁止する必要はなく、別の個別塾や家庭教師を利用することもおすすめです。
②学習力育成テストに追われて復習ができない
日能研の学習力育成テストは2週間に1度開催されます。
このテストはクラス分けの資料になるため、上のクラスに行きたい子どもにとっては非常に重要です。
一方で、学習力育成テスト対策に追われて日々の勉強に身が入らなくなる危険性もあります。
このテストでいい成績さえ取れればいいという考えに陥ってしまうケースです。
頻繁にテストが開催されるため、塾の宿題や学校の宿題が追い付かない、復習ができないといった問題もあります。
③豊富な量のテキストが逆に子どもの混乱を招くことも
テキストの量が豊富すぎるために、何から手をつけていいかわからなくなるご家庭も少なくありません。
取り組むべき問題の取捨選択が難しく、すべてやらなければいけないと思い込んでしまいパンクしてしまうケースや、家庭学習用の教材として配布されている「栄冠への道」だけをやればいいと思いこんでしまい、それだけでは成績が上がらないケースがあります。
基本的に、塾側から「テキストの〇ページ〜〇ページまでを家でやってきてください」などの指示はないため、塾に任せきりにした場合、能動的に取り組んでいる家庭に遅れをとってしまう可能性があります。
④下位クラスの生徒のモチベーションが低い
日能研はクラスごとにカリキュラムを均一化していますが、これにより下位クラスのモチベーションが下がってしまうというデメリットもあります。
自分の学力に応じた指導を受けられるのはメリットですが、学力が低い子ども同士が仲良くなることで刺激を得られない、切磋琢磨する感覚を味わえないのは問題です。
上記でも紹介したように、上位クラスへ上がるため別の塾や家庭教師などを利用する方もいます。
日能研だけでなく学力ごとにクラス分けをしている塾では起こりうる問題ですので、このようなシステムの塾を選ぶのであれば上位クラスに上がる努力を続けなければなりません。
⑤日能研オリジナルテキストの問題数が少ない
日能研のオリジナルテキストは、広範囲をまんべんなくカバーできる内容です。
全体的に広く浅い内容なので、基本的な学力は身に付くものの応用力をつけたい子どもにとっては物足りない可能性もあります。
難関校にチャレンジしたい、ハイレベルな問題をどんどん解きたい、難しい問題に対応できる考え方を身に着けたいといった子どもには、さらに個別にテキストを与えるなど別の方法で学習をサポートしなければなりません。
日能研を検討する前に確認してほしいこと
日能研を検討する前に確認してほしいことは、「現在のお子様のレベル」です。
デメリット②でもお伝えした、「学力育成テストに追われて復習ができない」といった状態は、学習サイクルが身についていないお子様が特に直面する問題です。
・1週間のスケジュールの中で短時間でもよいので何かに取り組むサイクルはあるか?
・学校でやった内容を復習する習慣は身についているのか?
上記のような問いを、自身のお子様にあてはめて考えてみていただければと思います。
学習サイクルが身についていない状態だと、クラスが上がっていかず、デメリット③の「下位クラスの生徒のモチベーションが低い」に繋がってきます。
せっかく日能研に入塾するのであれば、メリットでお話したような恩恵をフルに受けたいですよね。
ですので、まずはお子様の現在のレベルを確認し、不安を出来るだけ取り除いた状態で入塾されることをおすすめします。
また、以下では首都圏にある日能研などの大手進学塾について、それぞれの特徴を詳しくまとめた資料を無料配布させていただいております。
是非、こちらのフォームからお申込みくださいませ。
まとめ
日能研のカリキュラムや合格実績を調査した結果をまとめました。
日能研は特に中堅校の合格実績が豊富にあるため、難関校ではなく中堅校合格を目指す子どもにおすすめです。
クラスごとに均一のレベルの教育を受けられ、自分の学力に応じた学習をのびのびと続けられる環境が整っています。
一方で、難関校受験にはやや不向きである、応用力を身に付けるには物足りないといったデメリットもあります。
学研の家庭教師は日能研のカリキュラムにも対応しており、応用力のカバーにも役立ちます。
日能研の入塾テスト前に学力を高めたい、中学受験を徹底的にサポートしてほしい方にもおすすめです。
こちらのページでも学研の家庭教師でできる日能研対策をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
また、学研の家庭教師ではこのような進学塾別対策だけでなく、進学塾別の「入塾準備対策」や、学校ごとの特徴や傾向を網羅した「志望校別対策」、完全オーダーメイド授業の「科目別対策」など、中学受験における幅広い対策授業を行っております。
上記のような授業内容に少しでもご興味がございましたら、ぜひこちらから学研の家庭教師の【中学受験コース】をご確認ください。
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