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名進研6年生の対策方法

名進研 学年別対策 小学6年生

名進研の6年生では、受験に向けて本格的な対策がはじまります。クラス分けも定期的なプレ中学入試(模試)を基準にしたものとなり、本番を意識して学習を進めていくことになります。
こちらのページでは名進研の6年生ではどのようなことを行うのか、どのように対策すべきなのかを解説します。

名進研6年生の特徴

小学6年生は、志望校合格に向けた総仕上げの段階です。この学年では、各教科でこれまでに身につけた知識やスキルを活用しながら、志望校の出題傾向に合わせた徹底的な対策を行います。
また6年生ではプレ中学入試と志望校のレベルを総合的に判断してクラス分けが行われるようになります。
まずは、6年生の授業内容および1年間のスケジュール、テストの種類をご紹介します。

各教科の授業内容

国語:豊富な実践練習により、得点力を伸ばすことを目指します。文章読解、漢字、言語事項の総復習を行い、身につけた知識や力を活用できるようにします。また時期に応じて、精選した入試問題を教材として用いて、東海地区の中学入試の傾向と対策を指導し、「得点力」を高める授業が行われます。

算数:前期はこれまでの総復習を行い、入試レベルの応用問題も扱いながら解法パターンの定着と思考力の養成を行います。後期はより実戦に近い形で学習を進めながら志望校対策を行い、合格への仕上げが行われます。

理科:前期では知識の最終確認と演習がバランスよく実施されます。知識の活用方法を習得することで、入試問題を解くための準備を整えます。後期は、入試問題の演習を通じて実践力・得点力を養い、第一志望校合格に向けて学習を完成させることを目指します。

社会:前期は歴史の復習と、新出単元となる政治・国際の授業が行われます。禁煙んお国際情勢や社会生活の変化にも気を配りながら学びを深めます。9月以降は地理・歴史・公民の3分野を復習し、入試問題の演習を通じて実践力も養います。

1年間のスケジュール(中学受験コースの場合)

2月 錬成教室(前期)開始
日曜講座(前期)開始
3月 春期講習
名進研プレ中学入試(第1回)
4月 春期講習
GW特訓講座
名進研プレ中学入試(第2回)
5月 GW特訓講座
名進研プレ中学入試(第3回)
6月 名進研プレ中学入試(第4回)
7月 夏期講習
8月 夏期講習
9月 錬成教室(前期)開始
日曜講座(前期)開始
志望校別プレ入試
合格力判定サピックスオープン
10月 名進研プレ中学入試(第5回)
志望校別プレ入試
合格力判定サピックスオープン
11月 名進研プレ中学入試(第6回)
志望校別プレ入試
合格力判定サピックスオープン
12月 冬期講習
正月特訓講座
名進研プレ中学入試(第7回)
志望校別プレ入試
合格力判定サピックスオープン
1月 冬期講習
正月特訓講座

テストの種類

「名進研プレ中学入試(年7回)」

東海地区最大級の受験者数を誇る模試で、私立中学校を目指す小学6年生が受験します。過去の入試問題を基に作成され、最新の入試傾向を反映したオリジナル問題が出題されます。第5回〜第7回の試験では合格判定も行われ、志望校合格の目安となります。
また名進研の6年生では、プレ中学入試と志望校のレベルを総合的に判断してクラス分けが行われるようになります。プレ中学入試の結果が悪くても、難関校を目指す場合には上のクラスでの受講を検討・相談してみましょう。

「志望校別プレ入試(9〜12月)」

各学校の出題傾向を反映した問題を使用した模試。名進研が持つ膨大な学校情報を基に、受験者個々に合わせた復習項目を提示し、効率的な学習をサポートします。本番に近い形式で、受験生の実力を正確に測定します。例年、入試本番の半数程度の受験者が集まり、本番に最も近い模擬試験だと言えます。

プレ入試対策については、こちらの記事で扱っています。

「合格力判定サピックスオープン(年4回)」

6年生向けに9月から12月にわたって計4回行われる出題範囲の決まっていない公開模試で、全国の受験生が受験することができます。受験校の決定に必要な基礎学力の定着度を測り、10校までの志望校について合格の可能性を判定します。

サピックスオープン対策については、こちらの記事で扱っています。

名進研6年生の学習の進め方

名進研の小学6年生では、プレ中学入試や志望校別プレ入試など、テスト機会が増え、学習すべき内容も広がっていきます。そこで一日一日を無駄にせず、時期ごとに学習の目標を定め、計画的に進めていくことが大切です。ここでは夏休みまでの期間を「前半」、夏休み開始以降の期間を「後半」とし、2つの期間に分けて解説します。

前半は基礎事項の総点検を!

前半の期間は、基礎知識の確認や苦手分野の強化に集中できる最後の機会です。夏休みに入ると、プレ中学入試や合格力判定サピックスオープンなどの試験や課題が重なり、基礎を固める時間が限られてしまいます。名進研のテキストやこれまでのテスト結果をもとに、理解が不十分な点を確認し、夏休みまでにしっかりと復習しておくことが大切です。

後半は、入試問題演習で実戦力を強化!

前半で基礎を固めたら、後半では実戦力を鍛える学習にシフトしましょう。特に、志望校別プレ入試では、志望校の出題傾向に沿った実戦練習が可能です。また、家庭学習では、日々の復習と過去問演習を欠かさないことが合格力UPにつながります。限られた時間で効率的に学習できるよう、家庭教師や塾の先生にも相談し、必要な課題を選択しながら進めていきましょう。

受験直前期にやるべきこと

一般的に、受験の約1か月前からの期間を受験直前期と呼びます。この期間になると、普段の学習に加えて受験本番を見据えた準備を始めなければいけません。具体的には、受験校の最終決定をしたり、本番を意識して勉強方法を工夫したりする必要があります。

受験校を決定する

多くの場合、第一志望校は早めに決定し、実践対策に入っているものと思います。
しかし、併願校については、まだ決まっていないことも多いかもしれません。
模試の結果などを踏まえ、後悔のない受験となるように慎重に決めていきましょう。
近年では、1人あたり平均約5校を受験しており、「挑戦校」「実力相応校」「安全校」「練習校」と、難易度や時期を分けてバランス良く受験するのが一般的です。
また、偏差値だけでなく教育方針や校風も調べておき、入学後にギャップが生まれないようにすることも大切です。インターネットでの情報収集はもちろん、学校説明会なども活用して、お子様が本当に「行きたい」と思える学校を選びましょう。

本番を意識した勉強をする

受験生の中には、「本番に強い子」と「本番に弱い子」がいます。もちろん元々精神的にタフな子は「本番に強い」場合が多いですが、そうでない子でも、できる限り本番を意識した勉強をしておくことで、より強くなっておくことができます。
公開模試などの試験を通じて場数を踏む機会が多いので、是非試験ごとに本番を意識して受講していきましょう。
また、自身で過去問対策を行う際も試験当日のタイムテーブルに合わせて解いてみるなど、工夫を重ねることも重要な対策です。
しっかりと準備をし、自信をもって入試に臨めるようにしていきましょう。

6年生の学習で注意すべきこと

6年生になると、受験校の決定や試験当日のシミュレーションなど、受験本番に向けて行うべきことが増えてくることがおわかりいただけたと思います。本番が近づき余裕がなくなってくるからこそ、保護者様の接し方には用心が必要です。
6年生の学習で注意すべきことをまとめましたので、参考にしてみてください。

他人の情報に振り回されてしまう

受験勉強をしていると、保護者様はついつい「あの子はクラスが上がったのに、自分の子は上がらなかった…」など、他人と比較して一喜一憂してしまいがちです。周囲と比べて疲弊したり、様々な情報が飛び交って迷ってしまう場面が多いです。
しかしながら、このように他人の情報に振り回されすぎてしまうのは、基本的に良くありません。
当然ながら受験勉強は自分の学力を上げるものであり、お子様に適した学習方法を見つけるというのが大切なことです。「あの家がこうだからうちも」と、真似をしてお子様に無理をさせる結果になってしまってはいけません。周囲に影響されすぎず、お子様のペースで前に進めるような方法を一緒に考えてあげましょう。

学習環境や生活リズムが乱れてしまう

6年生になると、塾での学習時間が一気に増えていきます。
これまで以上に課題に追われるなど、時間配分がうまくできずに生活リズムが乱れてしまうことも考えられるので、睡眠時間を削ってしまわないように気を付けましょう。
夜中まで勉強し、翌朝眠いような生活が続くと、授業での集中力も下がりますし、受験本番のコンディションにも影響してしまいます。

親子のコミュニケーションが一方的になってしまう

6年生になり受験が近づくと、名進研も受験ムード一色になり、保護者様も焦りを感じながら過ごすことになります。しかし、一番不安なのはお子様本人だということを忘れてはなりません。
保護者様が不安感のあまり厳しく叱責しすぎてしまったり、先走って学習を管理しすぎたりしてしまうと、お子様は余計に辛くなってしまうかもしれません。大変なときこそ、前向きな言葉でお子様を励まし、できていること・これから頑張るべきことを一緒に考えてあげるなどして、一方的ではなく双方向的なコミュニケーションを心がけましょう。
お子様が本番で全力を尽くせるように、保護者様は心の拠り所として、お子様を支えてあげてください。

学研の家庭教師が行う
名進研6年生の対策方法

名進研6年生の特徴と、6年生での学習の進め方・保護者の注意点をまとめてきました。
このコラムを読んでいただいている保護者様のご家庭では、
きちんと今回の内容を実行したり、注意することができていますか?
学研の家庭教師なら、そのためのサポートができます!

基礎内容の確認から、理解できていないところを抽出

6年生前半には基礎内容の確認に取り組み、理解が不十分なポイントを漏れなく補強した上で問題演習に臨めるようにします。

抽出
取り組むべき内容の取捨選択

6年生後半から更に忙しくなる名進研で効率よく学習を進めるため、取り組むべき課題の優先順位付けや取捨選択ができます

取捨選択
家庭学習内で入試当日を想定した学習の実施

家庭学習でも入試当日を想定した学習をしておくことで、自信や心構えができ、「本番に強い」状態になっておくことができます

学習

もちろん6年生特有の対策に限らず、
学研の家庭教師では
名進研の普段の授業やテスト全般の
フォローが可能です!

学研の家庭教師の
名進研対策

学研の家庭教師の名進研対策が、
全体的にどのようなことを実施していくのかをお伝えいたします。

まず何を行うか?

学習状況を把握し、学習計画を立てます。

生徒の生活や学習のサイクル、次回テストの出題範囲を踏まえ本人の理解度や得意・苦手意識、これまでの偏差値の推移などをチェックします。
その上で、学習計画を立ててどの日・どの時間に何をやるべきかが見えるようにします。宿題に追われるあまり、わからないところを復習する時間がなくならないように注意します。

普段の学習では何を行うか?

その分野の「理解」を目指します。

テストで結果を出すには、その分野をきちんと理解する必要があります。理解とは、各問題の数字や問い方が変わっても解答できたり、第三者にその問題の解説ができたりするレベルです。このレベルに達するため、たくさん類題を解く訓練をしたり、生徒に説明させる対話形式の指導を行ったりします。

「解答・解説を見てもわからない問題」の解消をします。

普段解いている問題は3種類に分かれます。
①普通に解ける問題
②解答・解説を見たらわかる(=次からは解けるようになる)問題
③解答・解説を見てもわからない問題
勉強しているとこの③の問題に時間が取られ、苛立ちが生まれ、苦手意識や抵抗感が生まれてしまいます。これを家庭教師が一つ一つ解消していきます。

テスト前は何を行うか?

基礎内容を総復習します。

テスト1~2週間前を目安に、日々の学習時間の中に「出題範囲の基礎内容の復習を徹底する時間」を設けます。
例えば、範囲分野の例題と基礎問題をパラパラと見直していき、わからないところや不安なところは解説を一緒に確認して解消していくことで、抜け落ちがないようにします。

テスト後は何を行うか?

不足事項を点検し、学習計画に組み込みます。

まずは各教科の点数や偏差値など、数値の変化をチェックします。その上で、問題の正答率と生徒の出来不出来を見比べて、習得しきれていない分野やその原因を考えます。正答率が高いのに間違えていたところは理解度が不足しているので、なぜ解けなかったのか(どのような学習が不足していたのか)よく考え、普段の学習計画に組み込み解消していきます。

受験直前期は何を行うか?

今までの総復習と志望校対策をします。

今まで学んできた知識や解法をいつでも使えるように総復習を促し、受験問題に落ち着いて対応できるようにしておきます。また、過去問などを使って十分な問題演習をさせるとともに、志望校の出題傾向を抑えられるようにサポートします。
もちろん、自信やモチベーションを最後まで保てるような声掛けを行うなど、精神面のケアにも十分配慮して指導をします。

学研の家庭教師では、
名進研生への指導経験豊富な
選りすぐりの講師陣が
お子様の状況に合わせて
最適な指導を行い、
合格へと導きます。

詳しくはぜひお問い合わせ・
ご相談ください。

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名進研生の実際の声

  • 名進研の授業で出た苦手箇所の勉強を家庭教師で補うことで、テストの点や計算力が上がっていきました。

    一ノ瀬 結衣 さん

    【合格校】
    私立聖マリア女学院中学校
  • 名進研の成績が悪くなって家庭教師を始めましたが、勉学はもちろん精神面でもプラスになり感謝しています。

    横山 拓 さん

    【合格校】
    中部大学春日丘中学校、名古屋経済大学市邨中学校
  • カテキョの先生のおかげで、最終的に記述式の解き方を友達に教えてあげられるくらい成長できました!

    橋爪 茉莉 さん

    【合格校】
    滝中学校

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