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日能研 全国公開模試対策
全国公開模試は、日能研で実施される範囲の決まっていない模試で、受験生の総合的な学力を測るための重要なテストです。クラスアップや志望校選定の判断材料としても活用されるため、受験に向けた大切な指標となります。
このページでは、全国公開模試の種類や、効果的な対策方法を詳しく解説します。
全国公開模試の種類
上述した通り、全国公開模試とは日能研で実施される公開模試のことで、受験する時期によって名前が異なります。いくつか種類がありますが、中にはその結果に基づいてクラスアップが決まるものもあります。
※横にスクロールできます。
模試名 | 受験時期 |
---|---|
実力判定テスト | 4年〜6年生、主に年数回実施。基礎学力の確認に最適な模試 |
PRE合格判定テスト | 5年生対象、12月に1度実施。1年後の受験をシミュレーション |
志望校選定テスト | 5月に実施。志望校を絞り込むための模試 |
志望校判定テスト | 6月実施。志望校への合格可能性を測定する模試 |
合格判定テスト | 9月〜12月に複数回実施。受験生にとって合格力を試す模試 |
合格力実践テスト | 8月〜12月に実施。記述式問題も含む難関校向け模試 |
合格力完成テストファイナル256 | 12月〜1月に実施。最終的な実力確認と志望校対策に |
実力判定テストの特徴
小学4・5年生が対象の実力判定テストは、入試問題をベースに合格に求められる力、身に付けるべき力を確認するテストです。自身の力を客観的に把握し、課題を見つけて今後の学習計画に役立てることができます。日能研のクラス分けにも活用されています。
PRE合格判定テストの特徴
5年生対象のPRE合格判定テストは、12月に1回だけ実施されます。これは、来年の受験に向けたシミュレーションとしての位置づけで、受験に必要な力を測定します。結果から志望校合格に向けた学習計画を立てるための基礎データを得ることができます。初めて受験を強く意識する模試です。
志望校選定テストの特徴
5年生対象の志望校選定テストは、5月に実施されます。これは、志望校選びに役立つ模試であり、基礎学力の確認とともに、将来の進路を具体化する一助となります。自身の得意・不得意分野を見極めることで、受験勉強の初期段階で目標校の選定に役立ちます。
志望校判定テストの特徴
6年生対象の志望校判定テストは、6月に実施され、志望校への合格可能性を具体的に判断します。成績と志望校合格の見込みがデータ化されるため、志望校の選定や学習計画の修正に活用できます。合格への道筋が見えやすくなる模試です。
合格判定テストの特徴
小学6年生対象の合格判定テストは、9月から12月までは毎月1回(※12月のみ2回)開催されます。合格答案例・志望校別の頻出分野のデータに加え、順位・志望校合格のために何が必要かを分析したデータが取得可能です。問題のレベルに関しては、受験本番を意識したものになっていますが、難問・奇問が出ることは少ない傾向があります。
合格力実践テストの特徴
合格力実践テストは、6年生対象で8月から12月にかけて行われます。この模試は実戦形式で、基礎から応用まで幅広い内容を網羅し、記述問題にも対応します。偏差値や志望校別順位は出ませんが、弱点克服や実力確認のために活用されます。
合格力完成テストファイナル256の特徴
6年生対象の合格力完成テストファイナル256は、12月から1月にかけて実施されます。受験直前の総仕上げとして活用され、志望校別の対策として重要です。これまでの学習の集大成として、受験本番を想定した問題に取り組み、合格への確信を得るための模試です。
全国公開模試の対策方法
全国公開模試は、受験生の総合的な学力を測る重要な模試です。範囲が決まっていないため、日常的な学習の積み重ねが求められます。短期間の対策よりも、基礎力をしっかり固め、過去の模試結果を振り返りながら次に活かす学習サイクルが重要です。具体的にできる対策としては以下のようなものがあります。
基礎力の徹底確認
全国公開模試では、基礎から応用まで幅広い問題が出題されます。特に基礎的な問題を確実に解ける力が模試での成績向上に繋がります。得意分野だけに集中するのではなく、全科目の基礎事項をバランスよく確認することが大切です。算数では基本的な計算力、国語では読解力など、基礎知識の定着度が成績に直結します。特に4年生や5年生にとっては、基礎をしっかり固めることが安定した成績を得るための鍵です。
過去の模試の振り返り
過去の模試結果を振り返り、間違えた問題や理解が浅い分野を再確認することが次回の成績向上に繋がります。成績表は、自分の得意・不得意な分野を明確に示してくれるため、それを参考に次の模試に向けた学習計画を立てましょう。苦手分野は特に重点的に復習し、同じミスを繰り返さないようにします。算数での計算ミスや、国語の読解ミスなど、細かなミスの原因を把握し、適切な対策を取ることが得点アップのポイントです。
学習計画の調整
模試の結果を受けて、学習計画を調整することが大切です。特に6年生にとって、全国公開模試は志望校別の合格可能性データを提供してくれるため、これを基にどの分野を強化すべきかを把握しましょう。結果が基準に達していない場合は、早急に学習計画を修正し、弱点を補強することが求められます。志望校のレベルに合わせた学習計画を立てることで、次回の模試や受験本番に向けて効率よく対策が進められます。
全国公開模試は、単なる模試ではなく、自分の実力を定期的に確認し、学習計画を調整するための重要なツールです。継続的な復習と学習のサイクルを確立し、志望校合格に向けた着実な準備を進めましょう。
全国公開模試に対する
保護者の取り組み方
テストの結果に一喜一憂しない
テスト対策に保護者のサポートは必須ですが、大切なのは「テストの結果に一喜一憂しない」ことです。
特に公開模試は苦手な分野が集中して出題された、体調が悪く集中できてなかったなど、さまざまな要素が複雑に関わっているため、一喜一憂せず結果を分析することが重要です。
具体的なサポートとしては、①テストを保存する(データやテスト用紙)②できる所とできない所を明確にする③テストごとの目標を達成可能なラインで決める、などが効果的です。
苦手分野を分析した目標設定
まずは、過去の振り返りで成績の推移を見たり、演習用の問題として利用したりする目的でテストを保存しましょう。特に、学年と日付でファイリングしておくと、わかりやすいのでおすすめです。
次に、できる所とできない所を明確にしましょう。効果的に成績を上げていくためには、できない部分を集中的に学習することが効率的です。
また、達成可能なラインで目標を決めて、成功体験を積んでいくことが大切です。
計算問題を間違えない、偏差値50を取るなどお子様の状況に合わせた目標設定をしてあげましょう。
そうはいっても...
保護者様も、お忙しい中で過去のテスト結果を分析した目標設定を行うのは、なかなか難しいと思います。
実際に、ご家庭でのフォローが追いつかなくなってしまい、お子様の学力や意欲を上げられず、中学受験自体を諦めてしまうパターンも少なくありません。
そうなってしまう前に、ぜひ学研の家庭教師にご相談ください!
学研の家庭教師が行う、
全国公開模試対策
学研の家庭教師なら、お子様一人ひとりに合った
全国公開模試対策ができます!
- 苦手分野の基本問題に
まずはフォーカス -
学習状況を整理した上で、
苦手分野の基本問題にしっかりと取り組みます。 - 丸暗記を避け、
「理解」を促進し「定着」 -
解法やパターンの丸暗記学習に陥らないよう、
なぜその答えや解き方になるのか「理解」し、反復練習を通して「定着」できるように学習を進めます。 - 前向きな学習指導で
メンタルをサポート -
テスト結果が期待通りでなかった時でも、「できたこと」「これから頑張るべきこと」を一緒に整理し、
前向きに学習を続けられるような指導をします。
もちろん全国公開模試対策に限らず、
学研の家庭教師では
日能研の普段の授業やテスト全般の
フォローが可能です!
学研の家庭教師の
日能研対策
学研の家庭教師の日能研対策が、
全体的にどのようなことを実施していくのかをお伝えいたします。
まず何から行うのか?
学習状況を把握し、学習計画を立てます。
生徒の生活や学習のサイクル、次回テストの出題範囲を踏まえ本人の理解度や得意・苦手意識、これまでの偏差値の推移などをチェックします。
その上で、学習計画を立ててどの日・どの時間に何をやるべきかが見えるようにします。宿題に追われるあまり、わからないところを復習する時間がなくならないように注意します。
普段の学習では何を行うか?
その分野の「理解」を目指します。
テストで結果を出すには、その分野をきちんと理解する必要があります。理解とは、各問題の数字や問い方が変わっても解答できたり、第三者にその問題の解説ができるレベルです。このレベルに達するため、たくさん類題を解く訓練をしたり、生徒に説明させる対話形式の指導を行います。
「解答・解説を見てもわからない問題」の解消をします。
普段解いている問題は3種類に分かれます。
①普通に解ける問題
②解答・解説を見たらわかる(=次からは解けるようになる)問題
③解答・解説を見てもわからない問題
勉強しているとこの③の問題に時間が取られ、苛立ちが生まれ、苦手意識や抵抗感が生まれてしまいます。これを家庭教師が一つ一つ解消していきます。
テスト前は何を行うか?
基礎内容を総復習します。
テスト1~2週間前を目安に、日々の学習時間の中に「出題範囲の基礎内容の復習を徹底する時間」を設けます。
例えば、範囲分野の例題と基礎問題をパラパラと見直していき、わからないところや不安なところは解説を一緒に確認して解消していくことで、抜け落ちがないようにします。
テスト後は何を行うか?
不足事項を点検し、学習計画に組み込みます。
まずは各教科の点数や偏差値など、数値の変化をチェックします。その上で、問題の正答率と生徒の出来不出来を見比べて、習得しきれていない分野やその原因を考えます。正答率が高いのに間違えていたところは理解度が不足しているので、なぜ解けなかったのか(どのような学習が不足していたのか)よく考え、普段の学習計画に組み込み解消していきます。
学研の家庭教師では、
日能研生への指導経験豊富な
選りすぐりの講師陣が
お子様の状況に合わせて
最適な指導を行い、
合格へと導きます。
詳しくはぜひお問い合わせ・
ご相談ください。
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日能研生の実際の声
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第一志望合格が難しいと感じ、日能研と家庭教師を併用!入試まで残り2ヶ月のラストスパートで桐光学園中学校へ合格!
野口 匠 さん
【合格校】
私立桐光学園中学校、私立浦和実業学園中学校 -
日能研のフォローとして入会しましたが、親子ともども励まされ「学研の時間=楽しい時間」となり、本当に個別学習の良さを実感しました。
神谷 大輔 さん
【合格校】
東洋大学附属姫路中学校 -
僕は3校受験してすべての学校に合格出来ました。家庭教師の先生がいなかったら、絶対に合格出来ていなかったと思います。
山下 勇気 さん
【合格校】
海城中学校、栄東中学校、東邦大学付属東邦中学校
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