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早稲田アカデミー4年生の対策方法
早稲田アカデミーでは、4年生になると「褒められる勉強からの巣立ち」をテーマに、子どもの自学自習を目指してカリキュラムが進みます。
4年生から早稲田アカデミーに通い始めた方は、「自学自習ができるようになるためにはどうすればいいのだろう...」、「その前に、そもそも授業についていけるのだろうか...」と不安に感じるのではないでしょうか。
そういったお悩みを解決すべく、こちらのページでは早稲田アカデミーの4年生がどのようなことを行うのか、どのように対策すべきなのかを解説します。
早稲田アカデミー4年生の特徴
早稲田アカデミーの4年生は、「自分の力で学び、前に進むこと」がキーワードになります。
保護者のサポートを前提とした学習から、徐々に自分で学習スケジュールを考えたり、理解できていない部分を自己分析して学習の内容を考えたりする段階へ移行する時期と捉えることができるでしょう。
また、早稲田アカデミーでは、4年生の時点で現時点の志望校を決めることが推奨されています。これには、「早い段階から目標に向かって取り組む姿勢を育む」という意図があります。
各教科の授業内容
算数:まずはかけ算・割り算の文章題から始まり、「数の性質」「和差算」「速さ」「平均」「図形」など、中学受験で出題される単元の基礎を一通り学びます。
算数は特に反復に重点を置いており、宿題の量が非常に多いことが特徴です。5年生で取り組む応用問題に備え、宿題を通して計算力と単元ごとの基礎知識の定着を図ることが重要です。
国語:物語文・説明文の読解を通して、文章の読み方や問題を解くためのポイントを学びます。また、読解と並行して進む「漢字」「熟語」「慣用句」「文法」などの学習も重要です。
4年生で取り扱う文章は、センスで読み進められるお子様もいますが、5年生以降難解な文章に取り組むようになると語彙力の有無で大きな差がつきます。したがって、暗記だからといって後回しにせずに、語彙の学習にも力を入れましょう。
理科:「動物」「植物」「天体」「水溶液」「電気」「ばね」など、多くの単元を学びます。
理科は、学習量の多さや単元ごとの学習ポイントの違いから、得意な部分と苦手な部分の差がひらく傾向にあります。得意な単元があることは当然武器になりますが、4年生の考え方として大切なのは「苦手・嫌いな単元を作らない」ことです。宿題や家庭学習を通して今のうちから苦手単元を克服することをお勧めします。
社会:社会では、「日本の地理・暮らし・農業」を中心に学びます。参考書には写真や地図、図版、表やグラフなどの理解をサポートする資料が豊富に載っていることが特徴です。
社会はとにかく暗記と思われがちですが、近年の傾向として資料の読み取りや分析をはじめとした思考力が求められる問題が増加しています。したがって、社会も常に「なぜ?」を意識しながら学習を進める必要があります。
テストの種類
●カリキュラムテスト
カリキュラムテストは、2週間に一度のペースで実施されます。
このテストは2週間の学習内容から出題され、主に自身の習熟度を確認するためのものです。
テストの点数に注目することよりも、むしろ何ができなかったのかを特定し、今後どのように学習していくべきかを考えることが重要になります。
●組分けテスト
小学4年生では5週間ごとに全9回の組分けテストが実施されます。
カリキュラムテストと異なり出題範囲が広いため、対策難易度が高いです。
組分けテストで高得点を取るためには、まずはカリキュラムテストを軸とした毎日の学習を進めることがコツになります。
組分けテスト直前になって対策をしても中々点数は上がらないため、日頃からカリキュラムテストの範囲以外の復習も欠かさずに取り組みましょう。
組分けテスト対策については、こちらの記事で扱っています。
4年生のうちにやるべきこと
4年生は、発展的・応用的な問題に取り組む5・6年生に備えて、基礎学力の習得・自学自習の習慣を確立する時期になります。
早稲田アカデミーはとにかく宿題量が多く、家庭学習の習慣があまりないお子様にとっては宿題をこなすことすら難しいかもしれません。それに加えて2週間ごとにテストがあるため、早急に日々の学習スタイルを作り上げる必要があります。
そこで、4年生のうちにやるべきことをまとめましたので、参考にしてみてください。
基礎学力を身につける
4年生は学力の基盤を作る時期です。
まずは宿題を通して反復演習をし、しっかりと基礎知識を身につけることが大切です。
また、宿題だけではなく、定期的に今まで学習した範囲の復習をすることも不可欠となります。カリキュラムテストと組分けテストの結果を確認し、できていない部分を補強するための家庭学習も必要です。
また、基礎知識は付け焼き刃で身につくものではないので、5・6年生で学び直しをしようと思っても受験本番までに間に合わないケースも多々あります。
したがって、計算や語句をはじめとした基礎知識は、毎日決まった分量をコツコツと取り組むようにすることをオススメします。
自学自習の習慣・学習習慣を身につける
小学4年生の段階から既に自学自習の習慣・学習習慣が身についているお子様は多くないと思います。特に、4年生から早稲田アカデミーに通い始めたお子様はなおさらではないでしょうか。
前述の通り、早稲田アカデミーでは2週間に一度のペースでカリキュラムテストが実施されるため、まずはカリキュラムテストを中心に学習スケジュールを立てることから始めてみましょう。
「授業を受ける→家庭学習→カリキュラムテストを受ける→テストで間違えたところの復習」というサイクルをいち早く習慣化することが成績向上の鍵となります。この流れを継続し、日々積み重ねていくことが将来の受験に向けての大きな一歩です。
また、学習スケジュールは必ずお子様と一緒に考えるようにしましょう。
初めのうちはスケジュールの大半を保護者が作る形になるかと思いますが、いずれは全てお子様が作成し、最終的に保護者や先生がチェックするだけの状況にすることを目指しましょう。
4年生の学習で注意すべきこと
4年生は、基礎知識・学習習慣・自学自習の習慣を身につけることが重要な時期であることがわかったかと思います。
だからこそ、4年生のうちに間違った勉強方法を取ってしまうと、今後の学習に大きな影響が出てきます。
4年生の学習で注意すべきことをまとめましたので、参考にしてみてください。
宿題を提出することが目的になってしまう
前述の通り、早稲田アカデミーは宿題の量が多いことが特徴です。それゆえに、「宿題をとりあえずこなして提出すること」が目的になってしまうお子様が多くいます。
宿題の本来の目的は「反復学習で知識の定着を図ること」です。そこで、宿題に優先順位をつけてから取り組むようにしましょう。
優先順位の例としては、「苦手な単元から取り組む」「次のテストの出題数が多い単元から取り組む」などです。
苦手な単元から取り組むことは少々苦痛かもしれませんが、苦手分野の克服はいち早く得点に結びつきます。また、テストの出題数が多いということは、それだけ受験でも頻出の単元ということになります。目の前のテストに向けて取り組むことが、将来の受験にも繋がるので、必ず意識しましょう。
教材の特徴を理解しないまま取り組んでしまう
早稲田アカデミーでは、主に「予習シリーズ」「錬成問題集」「演習問題集」という3種類のテキストを使って学習を進めます。
これらのテキストは全てクオリティの高いものですが、それぞれの特徴を知らないまま取り組んでしまうと、非効率的な学習になってしまうので、注意しましょう。
基本的には、「予習シリーズ」で基礎知識を学び、「錬成問題集」で定着を図り、「演習問題集」で応用問題を解く力を養うという流れになります。また、早稲田アカデミー独自のテキストもあるため、予習シリーズの内容が難しいと感じたらそちらを確認することも必要になります。
自分自身の単元ごとの定着度に合わせて、取り組むテキストを選ぶことが大切です。
学研の家庭教師が行う、
早稲田アカデミー4年生の対策方法
早稲田アカデミー4年生の特徴と、4年生のうちにやるべきこと・注意すべきことをまとめてきました。
このコラムを読んでいただいている保護者様のご家庭では、
きちんと今回の内容を実行したり、注意することができていますか?学研の家庭教師なら、そのためのサポートができます。
- 家庭学習の習慣を作る
-
学習計画を一緒に考えることで「家庭学習の習慣」を作り、早稲田アカデミーの宿題や復習にしっかりと取り組む生活リズムを確立できます。
- 基礎学力を身につける
-
4年生のうちに漢字の読み書きや計算などの基礎学力をしっかり身につけられる、早稲田アカデミーに適したカリキュラムで進められます。
- どの教科にも通じる
文章読解力を身につける -
「思考力」の土台形成のため、「なぜ?」の着眼点を持って読む訓練を一緒に行い、早稲田アカデミー教材を用いてどの教科にも通じる文章読解力を養うことができます。
- 丸暗記を避け、「理解」を促進し「定着」させる
-
解き方を丸暗記するのではなく柔軟に活用できるよう学習し、解法やパターンを組み合わせなければならない難しい問題にも対応できるようになります。
- 主体的な学習姿勢を身につける
-
塾や家庭教師の指導があるとしても、実際に問題を解き、勉強を進めるのはお子様自身です。生徒自身が考え、解き方に気づく過程を大切にし、「自主学習力」を育みます。
もちろん4年生特有の対策に限らず、
学研の家庭教師では
早稲田アカデミーの普段の授業やテスト全般の
フォローも可能です!
学研の家庭教師の
早稲田アカデミー対策
学研の家庭教師の早稲田アカデミー対策が、
全体的にどのようなことを実施していくのかをお伝えいたします。
まず何を行うか?
学習状況を把握し、学習計画を立てます。
生徒の生活や学習のサイクル、次回テストの出題範囲を踏まえ本人の理解度や得意・苦手意識、これまでの偏差値の推移などをチェックします。
その上で、学習計画を立ててどの日・どの時間に何をやるべきかが見えるようにします。宿題に追われるあまり、わからないところを復習する時間がなくならないように注意します。
普段の学習では何を行うか?
その分野の「理解」を目指します。
テストで結果を出すには、その分野をきちんと理解する必要があります。理解とは、各問題の数字や問い方が変わっても解答できたり、第三者にその問題の解説ができたりするレベルです。このレベルに達するため、たくさん類題を解く訓練をしたり、生徒に説明させる対話形式の指導を行ったりします。
「解答・解説を見てもわからない問題」の解消をします。
普段解いている問題は3種類に分かれます。
①普通に解ける問題
②解答・解説を見たらわかる(=次からは解けるようになる)問題
③解答・解説を見てもわからない問題
勉強しているとこの③の問題に時間が取られ、苛立ちが生まれ、苦手意識や抵抗感が生まれてしまいます。これを家庭教師が一つ一つ解消していきます。
テスト前は何を行うか?
基礎内容を総復習します。
テスト1~2週間前を目安に、日々の学習時間の中に「出題範囲の基礎内容の復習を徹底する時間」を設けます。
例えば、範囲分野の例題と基礎問題をパラパラと見直していき、わからないところや不安なところは解説を一緒に確認して解消していくことで、抜け落ちがないようにします。
テスト後は何を行うか?
不足事項を点検し、学習計画に組み込みます。
まずは各教科の点数や偏差値など、数値の変化をチェックします。その上で、問題の正答率と生徒の出来不出来を見比べて、習得しきれていない分野やその原因を考えます。正答率が高いのに間違えていたところは理解度が不足しているので、なぜ解けなかったのか(どのような学習が不足していたのか)よく考え、普段の学習計画に組み込み解消していきます。
学研の家庭教師では、
早稲田アカデミー生への指導経験豊富な
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お子様の状況に合わせて
最適な指導を行い、
合格へと導きます。
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早稲田アカデミー生の実際の声
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森川 悠大 さん
【合格校】
立教池袋中学校、成蹊中学校 -
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遠藤 叶采 さん
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